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カイトロイドの功罪

※この記事は多分に個人の感情を含んでいます。先にお断りしておきます。

こんにちは、kinghaloです。リミットレギュレーションの改訂が来ましたね。

ん?カイトロイド?KC直前に来たはずなのに最速で牢屋行き。
カイトロイドは本当にいろいろ思うところがあるカードなのですがいい機会だし軽く書いてみます。
今回は特にあとがきとかそういうのはついていません。読み物としてどうぞ。

カイトロイドのいいところ

1、全員に配られたカードである点
さて、カイトロイドはビンゴミッションという期間限定のイベントで配られた訳ですが、これは課金額に関わらずユーザー全員が手に入れることができるイベントでした。
そのため、無課金のユーザーでも2枚手に入れることが可能でした。
その結果

めでたくKCにおいて最も使用されたカードに選ばれました。
最近は微課金と廃課金との差が開いていたのでカイトロイドのようなパワーカードが平等に配られた点は素直に良い点であったと言えるのではないでしょうか?

2、理不尽なワンキルを防ぐことができるカードであった点
カイトロイドは、その効果からリンクスのスピードデュエルのフィールドに3体しか出せないという制約から手札に握っていればほぼ確実に死にません。
1ターンに二度、攻撃を防ぐことができるからです。
最近のリンクスはインフレが進み、下手なことをすると一瞬で蒸発してしまうゲームになっているのでここにメスを入れるカードであったことは評価に値するのではないでしょうか?

頑張ってカイトロイドのことを褒めました。褒めてください。
では悪い点をいっぱい書いていきましょう。

カイトロイドのわるいところ

1、全員が手に入れることができない点

早速矛盾しました。
さて、カイトロイドは期間限定のイベントで手に入れることができるカードです。
つまり、今から始めたユーザーは現状、100億積んでも手に入れることができません。KCで最も使われるようなカードがです。
これは、カイトロイドだけの問題ではなく、始めた時期が遅かったというだけで手に入れることができないカードがデュエルリンクスにはいくつか存在します。
この中で最も有用なカードはタックルセイダーだと思われますが、このカードは遥か昔にログインボーナスで2枚目が配布されたきり他に手に入れる方法がなく、未だに沢山の難民が存在します。
最近は使われていませんがつい一か月前までは環境でバリバリに使われていたカードですし今後もお呼びがかかりそうな優秀なカードです。
ソーシャルゲームとしてデュエルリンクスを見た場合、ログインボーナス等の期間限定で配られたカードが存在することは問題ではないのかもしれません。しかし、カードゲームとして見たときにはこの現状はクソです。擁護のしようがありません。
数あるカードの中から自由にカードを選び出して自分だけのデッキを組む事がカードゲームの醍醐味であるわけですが、そこに努力ではどうしようもない理不尽による制約が存在することは絶対に間違っています。
後発組のために所持していない人だけがトレーダーで交換できる制度を作った方が良いのでは?と思います。
期間限定という煽りでユーザーを縛り付ける必要は理解できるので入手までにある程度のタイムラグが発生することは理解できますが絶対に手に入らなくする必要性はありませんよね。さっさとカイトロイドもタックルセイダーもトレーダーに追加しましょう。

2、理不尽なワンキルを助長するカードであった点

また矛盾してしまいました。そりゃこんな有用な遅延カードをもらえればワンキルパーツが集めやすくなりますよね。
カイトロイドアレイスターコンセントプルガトリオ。魔法の呪文ですね
グッドグッドグッドォォォォォ!!!!!
基本的にワンキルを防ぐカードはワンキルを助長するカードでもあります。
よく後攻のハリケーンが嫌だからヴェーラーを実装しろという方がいますがカイトロイドと同じ末路を辿ります。
先攻アレイスター召喚にヴェーラーを投げられた時の気持ちを考えましょう!
もっとも、この批判は個人な感想を多く含んできて、僕がコンセントプルガトリオのことを死ぬほどつまらんと思っていただけでもあります。楽しい人もいたと思いますよ。おもんな。

3、KC直前に実装された点

このカードが実装されたのはKCの4日前です。
デュエルリンクスに於いてKCは最も重要で最も楽しいイベントです。
この3か月に1度のイベントのために人生を捧げる馬鹿が沢山います。もちろん僕もそのうちの1人です。
そして僕たちはかなりの時間をかけてKCのためのデッキを日々試行錯誤して作り上げていくわけですが、カイトロイドが実装されたのは4日前。
ここでもう一度KCにおける採用カードランキングを見てみましょう。

はい。
カイトロイドが来るまでに俺たちがやってきたことには何の意味があったんだろう。世界は変わってしまいました。
もちろん、準備してきたこと全てが無駄になったわけではありません。しかし、根本からデッキを見直す必要が発生したことは紛れもない事実です。
最近はKCの直前に発売されるパックに化け物が存在するためそこからよーいどんするのが恒例となっていますが(これもあと一週間はやく実装してくれればいいのにとは毎回思いますが)今回のその枠はBFでした。
BFが実装されたのは11/12日です。そしてKCは11/22日から。つまり10日の間で環境を把握し、魂のデッキを作り上げる必要があると皆理解していたはずです。
しかしカイトロイドの実装は11/18。
少なくとも一週間ほどの時間を無駄にしたユーザーが多発したことになります。人の努力をなんだと思っているのか?バカにするのも大概にして欲しい。
一応擁護すると、カイトロイドの実装自体は11/13に発表されていました。

しかしこれにも複数の問題があります。
まず第一に、遊戯王OCGに実装されていないカードであるにも関わらず、効果を同時に説明していなかった点。アニメで使われていたらしいんですけど効果が同じである保証なんか全くありません。つまりどの程度有用なカードかを確実に評価することができませんでした。
そして第二に、実装される枚数が判らなかった点。仮に効果を理解していても枚数によって環境に与える影響が大幅に変わります。1枚であればノイズとして処理できた可能性もありますが実装は2枚。さらに不味かったのが、KCの開幕当日まで3枚目が実装されるかどうかがわからなかったことです。
これは、KCて良い成績を残すために日々のリソースを割いて試行錯誤しているユーザーに対してあまりにも不誠実であると言わざるをえません。
補足しておくとイベントの都合上実際にカイトロイド2枚をユーザーが使用できたのはKCの3日前からでした。回すことすらできないなんて。

3、規制前提の実装であった点

先ほどと多少内容が被りますが。
KCが終わると一瞬でカイトロイドは豚箱にぶちこまれました。これつまり、運営が規制を前提にKC前に環境をぶっ壊すために意図して実装した可能性があります。
そもそもカイトロイドは絶対にこのタイミングでの実装が必要だったんでしょうか?KC前に10日ほどの猶予をユーザーに与える事はコナミにとっては長すぎたのでしょうか?
この規制のされ方も含めて僕にはただただコナミによる嫌がらせにしか感じられません。人をバカにするのも大概にして欲しい。
しかも、このカードただのリンクス限定のオリカです。
これが許されるのであれば自称有識者たちの○○がくれば××のテーマがヤバいみたいなどうでもいい未来予想すらも意味をなしえません。オリカで強化される前例ができてしまいました。(今までもリンクス限定カードはありましたが)
だんだん口が悪くなってしまいましたね。この辺にしておきましょう。

まとめ

というわけでカイトロイドに対して思ったことをつらつらと書いてみました。なんというかリンクスの運営の悪いところがふんだんに詰まっているカードだなぁという感じですね。できれば二度とこんな事はして欲しくないんですがまた似たような事するんだろうなあ。

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