都会から田舎へ
彼と付き合って三年が過ぎた頃の事。
当時同棲を始めてから1年半くらいの時、彼の会社から辞令が出た。
今住んでいる所よりかなりの田舎県への転勤だ。
当時結婚していなかった私たち
彼から「どうする?」と聞かれ、内心そこはプロポーズしろよと思いながらも、離れると言う選択肢は無かったから「ついていく」と一緒に行く事を伝えた。
転勤先は小さなイオンがあり、ドラッグストアやダイソー、すき家があった。
コーヒー好きな私は、スターバックスや、タリーズ、サンマルク等、都会で見慣れたカフェチェーン店が近くに無いか探した。
最寄りのスターバックスはなんと40km離れた隣町という、なんとも車社会な街だった。
すごく田舎だ…と思いながらも、2人生活は楽しかったから、心配はなかった。
つづく