仮想通貨でポートフォリオを作る目的と投資先の分散比率とは
仮想通貨でポートフォリオを作っておかないと、資産が数日で吹き飛ぶリスクがあります。2017年は仮想通貨バブルの犠牲者が続出したように、2020年はリップルが1か月で4分の1以下に大暴落しました。
もしも1つの仮想通貨に集中投資をしていたら、いつか大損するでしょう。
例えば、「自分はリップルの将来性を信じているから10年後に上がっているのを待っている」という投資家は、1つの仮想通貨に集中投資するリスクだけではなく、価格上昇までの期間だけ機会損失を垂れ流します。
ポートフォリオを構築する上で重要なポイントは、損失を最小限に抑えるだけではなく、利益を増やすチャンスを逃さないようにしましょう、ということです。
仮想通貨でポートフォリオを作る理由
ポートフォリオを組んだ方が良い理由が3つあります。
①リスク分散で着実に資産を増やす
②機会損失を減らして利益を最大化
③金融危機やバブル崩壊に備える
上記の①②は冒頭で説明済みなので、割愛しますね。
長期間投資していると必ずどこかでバブル崩壊や金融危機に巻き込まれ、大きな損失を被る可能性があります。2017年は仮想通貨バブル、2020年はコロナショックなどがありました。
これらのリスクに対応するのに「現金を備える」のがベターでしょう。
いつでも投資できる現金をポートフォリオを組み込んでおくと、コロナショック時の底値で仮想通貨を買っておける余力があったはずです。
今後もコロナショックに似た大暴落が起き、最高の買い時が何度も出てくると思います。その時の準備を整えておくと資産を増やしやすくなります。
仮想通貨ポートフォリオの適切な割合とは
まず、ポートフォリオは長期投資~短期投資の時間軸に分けます。
①長期投資は50%
②中期投資は20%
③短期投資は20%
④予備費は10%
長期投資は3年以上の保有を目安で、理想は老後までの保有です。
中期投資は1か月前後の投資で、中長期のトレンドに乗っかって仮想通貨FXなどで資産を増やします。
短期投資はICOやIEO後に初上場した仮想通貨や話題の仮想通貨などのハイリス・クハイリターンの投資です。
予備費はコロナショックなどの投資チャンスに備えておきます。
投資金の50%は長期投資で時間を味方に付ける
長期投資は3年以上の保有を目安で、理想は老後までの保有です。
長期投資の対象となる仮想通貨は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)やバイナンスコイン(BNB)だけでしょう。今のところ他の仮想通貨は価格が不安定で長期的な成長が望めるかどうか分かりません。
長期保有する仮想通貨はガチホするだけではなく、レンディングやステーキングで枚数を少しでも多く増やしておきます。
また、ビットコイン(BTC)などに過度な期待はせず、いつ投資不適格な仮想通貨になっても可笑しくないと思っておきましょう。
1つの仮想通貨に依存すると判断が遅れて含み損を抱え続けてしまいます。
要するに、長期投資用の仮想通貨は2種類以上が理想です。そして、各種指標を確認して今後も値上がりするか確認しておく必要がります。
投資金の20%は中期投資でトレンドを見極める
中期投資は1か月前後の投資で、中長期のトレンドに乗っかって仮想通貨FXなどで資産を増やします。基本的に2つの投資戦略を軸とします。
①長期投資の仮想通貨でレバレッジ取引
②リップルなどの主要アルトコイン投資
どうせ長期投資で各種指標やトレンドの確認&分析は日々やっているのなら、レバレッジ取引を駆使した方が稼ぐチャンスは広がるはずです。例えば、XRP/BTCペアだと右肩下がりが続いているので、ショートで稼ぎやすい投資先だと思います。
ただし、レバレッジ取引が苦手な人はやらなくても良いでしょう。
次にアルトコイン投資はリップル(XRP)やネム(XEM)などの主要どころだけにしましょう。2020年はSparkやSymbolという値上がり材料があったアルトコインに向けて中期投資ができていたら暴落に巻き込まれずに済んだかもしれません。
投資金の20%は短期投資でハイリターンを狙う
短期投資はICOやIEO後に初上場した仮想通貨や話題の仮想通貨などのハイリス・クハイリターンの投資です。
2020年はDeFi(分散型金融)に関連した仮想通貨が続々と生まれ、その中には1000倍になった仮想通貨もありました。イードルファーミングといった新しい稼ぎ方も出てきました。
典型的なハイリス・クハイリターンの投資には、投資金を5%ずつ分散投資しておくと良いかもしれません。投資金の5%なら失ったとしても取り返せる金額です。
せっかくチャンスを取りこぼさない為にも短期だけでも投資しておくと仮想通貨の知識が深まるので、失敗しても次の投資に活かせるでしょう。
まとめ
みさきの仮想通貨ポートフォリオは時間軸によって分けています。コンセプトは「リスクは最小限に抑え、チャンスを取り逃さない」です。
平時は資産がなかなか増えないからストレスが溜まりますが、グッと我慢してバブルといった勝ち確定と言える相場で一気に資産を増やします。
その為にも適切なポートフォリオを組んでおきましょう。
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