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「内あるがごとく外ありき」

 これは私がセッションする時に唱えている一種の祈りのようなもので、読んで字のごとく、自分の外側にあるものは、自分の内側が投影されたものであるという意味です。つまり、目の前に起こっていることや自分が体験していることは、自分の内側で感じたり抱えているものがそのまま映し出されているということ。

 このことに気づいたのは、キネシロジーを学び始めてしばらくしてからでした。結婚してからスイスに住み始めたのだけれど、スイスに来てからの私は怒ってばかりでした。得意技は口喧嘩と書けそうなほど、行く先々で怒って、よく喧嘩していました。レストランの隣客やウェイター、スーパーのレジの人と喧嘩したり、前に並んでいる人に怒っていたり。ある時は娘を車で迎えに行って、駐車場でやはり自分の孫を迎えに来ていた人と怒鳴り合いの大喧嘩になりました。普通、そんなに喧嘩なんかするかしら。当時の私は自分の怒りを持て余していて、夫からは「ミルクが沸騰するみたい」に急に怒り出すって言われていました。

 キネシオロジーを学び始めてから、エネルギーの法則や、自然の摂理、特に目に見えない世界のことを知り始め、そしたら、何となく少しずつ分かるようになってきました。鏡の法則とか、引き寄せの法則とかと似てて、要は自分の中にあるものが引き寄せられたり、現実を創り出したりするっていうこと。そこに気づいていったら、現実が変わり始め、楽になりました。相手が悪いから、相手が失礼だから、私は怒ってると思っていたから、相手にそれを伝えようと一生懸命だったんだけど、実は自分が出しているエネルギーと同じものを引き寄せてたんだなって。自分が変われば周りも変わるって、実は遠回りなようで近道なんだと思います。自分の中にあった怒りに気づき、それを手放していったら、私に失礼なことをする人がいなくなっていって、現実世界からも怒りが登場する場面が少しずつ消えていきました。

 じゃあ、どんな風に怒りを手放すのかというと、私の場合は、キネシオロジーを使います。キネシオロジーというのは、筋肉の反射を使って、潜在意識と話をしながら、自分の中で不要になった感情やエネルギーを手放していくヒーリングです。潜在意識というのは色々なものを抱えていて、本当に奥が深いです。キネシオロジーのことを書き出すと長くなるので、続きは次回にまわそうかな。

 私の初めての投稿を読んでくださった方、どうもありがとうございました!また投稿していくので、読みに来てくださいね。それではまた。

#多次元キネシオロジー #キネシオロジー


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