【BORDER .5】ダボダボnoボーダー
ダボダボnoボーダー / 中村 勇介 (KINEMAS,ghostnote,ab initio / Drums )
あなたは、人のことを許せるボーダーラインてありますか?はたまた、自分の爪とか髪をそろそろ切らないとなぁ、と思い始めてから我慢できるギリギリのラインとかは??
俺の場合、人に関しては相手によるし、自分のこととなると、まぁまだいっか、といった具合になってしまいます。人それぞれで曖昧なもんですよね。
冒頭こんな問いかけで始まったものの、内容はとっ散らかる気がしてますが(あなたの突っ込みたくなるボーダーライン越えてしまうかも?)、よければお付き合いくださーい。
さてさて、ボーダーと聞くと、まずTシャツなどのボーダー柄を思い浮かべてしまう。
その次が先に話したボーダーラインのイメージかなぁ。
ボーダーを境界線、という日本語でイメージしてみると、、、結構イメージ変わって、出てくる出てくる。今現在の自分。
去年約1年間(それ以前も活動はしていたが)、生活のほとんどの時間を使ってきたバンドab initioが活動休止。
それもあって、バンド活動、音楽活動中心だった生活がそうではなくなっている今(とは言えいろんなとこで叩きたいから誘って下さいー!!)。
ghostnoteのメジャーデビューをきっかけに上京し、そのまま12年間住んでいた部屋から4月に引越して全く新しい地での生活が始まった。さらには都という境界線も越えてしまっている。
前の家では最後の方苦情があり、数ヶ月間家でドラム叩けなくなったけど、引越してできる今。また、「ツーバスを叩けるようになりたい!」と密かに練習を始めたばかり(内緒ですよ)で、「ツーバスもいけますー。」と言えるまでの境界線の真っ只中。
とりあえずXの紅を叩けるようになることがひとまずの目標。あ、これも内緒ね。両足交互に踏むだけなのにスピードアップが思いの外難しくて困ってます。笑
そして、これはおそらく多くの人と同じように、新型コロナの流行前、そして今、というボーダーですね。
2/14〜16にKINEMASで韓国へ行ったけど、ギリギリセーフの時期で今となってはそう簡単にはいかない。本当に行けてよかったと思う。改めて急遽誘ってくれた宮下に感謝。
一緒に行けたメンバーにも感謝だなー。
2020年2月、韓国ソウル
KINEMASっていつどこでどのメンバーと一緒に演奏できるか、というのが決まっているわけではないので毎回新鮮で楽しい。とは言え、ある日その新鮮感が薄れたとしても、楽しく愉快なメンバーに恵まれていると思う。
わざわざ言う機会というのもなかなかないのでこの場をかりて、、、KINEMASメンバーの皆さん、好きです。
好きとか嫌いのボーダーとかも面白そう。やめとくけど。笑
パッと思いつくだけでも最近いくつもの境界線上にいたり、越えてきている。ただ、同じ境界線という言葉でも、自分自身が望んだ境界線がほとんどだということ。
そんな中、新型コロナの件では望まぬ境界線をひかれてしまってますね。
例えばレコードがCDに、CDがサブスクに、と今までもあったような徐々な変化ではなく、オフラインからオンラインへの切り替えが行われたり、在宅、ソーシャルディスタンス等々、生活において多くの具体的な変化を突然突きつけられています。
震災のような天災の前と後、という状況と似ているようでまた違う、、ある種時代の急速な流れの中にいるのかな、とすら感じさせられます。
戦争の度に、文化や技術躍進、経済成長、と発展していったように、今回のことで、様々な変化発展していかなければ人類の存続自体が脅かされているのでは??(またすぐ新しいウィルスが、、てなるような気もしている)
、、、戦争の話はまたちょっと違うか。。
ただ、望んだ境界線はもちろん、望まぬ境界線でも、その先には今と違う世界が広がっているということは間違いないし、その世界が明るい未来なのかどうかは生きている限り自分次第なのかなと思う。
これからコロナ収束後という境界線でもまた、いろんな変化があるだろうなぁ。コロナ以前に戻るものも多いだろうし、戻りたくても戻れないものも、、、このまま今の形が続くものも思いの外多いと思う。
そして、今後どんな境界線があったとしても、どういう形であれ音楽は残るだろうし、自分にとっての明るい未来には必要不可欠。人それぞれで曖昧なボーダーラインと同じように、音楽は感じ方もそれぞれだし、だからこそ?いろんな力があると思う。人それぞれで曖昧、てのがいいのかもなぁ、なんてこれ書きながらふと、、。
今はもちろん、今後どんな境界線の先でも、大好きなドラムを通してずっと音楽に関わっていたいと強く思います。
あぁ、
店で焼肉を食べたい。
居酒屋で呑みたい。
ライブハウスでライブがしたい。
そういえば!
ボーダー柄、まぁまぁ似合うんすよ?俺。
、、、ではまたどこかで!
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