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布おむつの洗い方

布おむつを洗う前にチェック

まずは商品のパッケージやタグを確認しましょう。おむつによって素材や作られ方が異なりますので、洗濯温度や使える洗剤の種類も異なります。パッケージやタグに記載されている洗濯方法にしたがって布おむつやカバーを洗いましょう。

使用済みの布おむつをすぐ洗えない場合は、保管する場所も考える必要があります。保管する際に便利なのが、おむつ用バケツや防水おむつポーチです。特に防水おむつポーチは外出時に重宝します。

布おむつの洗い方

★Step 1

まずは布おむつとカバーを外し、カバーの状態を確認しましょう。もしカバーが汚れていなければ(ご自身の判断で)、布おむつとカバーを確認し、カバーはご自身の判断でもう一度使えそうなら分けて布おむつのみを洗いましょう。

基本的におしっこ汚れや母乳を飲む赤ちゃんのうんちは水に溶けるので、特別な処理は必要ありません。ですので、おしっこを吸収した布おむつはそのまま他の衣類と一緒に洗濯しても大丈夫です。

洗濯ものを分けたい方は、布おむつをお風呂場や洗面台でさっと洗い流した後、水を切ってから、おむつバケツや防水おむつポーチなどに入れましょう。

粉ミルクや離乳食を食べ始めると赤ちゃんのうんちは固形になりますので、洗濯する前に必ずうんちを捨てましょう。布おむつの上にライナーを置いた場合は、ライナーをゴミ箱に捨てましょう。トイレにそのまま流せるタイプのライナーもあります。

ライナーを使わない場合、ゆるいうんちであれば、トイレットペーパーで軽くふき取ってトイレに流しましょう。トイレットペーパーで拭き取れない場合は、スプレーボトルやシャワーで流すと取れます。シャワー室の排水溝のつまりや臭いが気になる方は、バケツの中で洗い流して、バケツの水をトイレに流しましょう。

★Step 2

Step1の予洗い後に、洗濯機に入れて洗います。手洗いが必要なイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、洗濯機のみで大丈夫です。

布おむつは一番弱い肌に当てる物なので、肌と服に優しい洗剤がお勧めです。汚れが落ちにくい場合は、重曹やレモン汁を加えることもできます。重曹は消臭効果があり、レモン汁は漂白効果があります。

漂白剤はあまり使わないようにしましょう。すすぎで落としきれないことがあり、漂白剤が布おむつに残ってしまうこともあります。漂白剤は強い化学物質ですので、落としきれない場合は生地が痛む原因にもなります。

布おむつは基本的にほぼ毎日洗濯する必要があると考えましょう。汚れて臭いがついたおむつを長時間放置すると、シミやカビの原因にもなります。季節、保管環境によっては3日間ほど保管することも可能ですが、衛生管理上、長期間の放置は避けましょう。

★Step 3

おむつの種類によっては乾燥機を使用できる物もありますが、生地の消耗が早くなり、マジックテープやボタンが傷んでしまう可能性があります。

洗った後の乾燥は外干しがおすすめです。天日干しなら汚れや雑菌も綺麗に落ちます。もちろん天気が悪かったり、外で干すスペースがない場合は、部屋干しでも大丈夫です。

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