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初めての布おむつ

最近、環境問題やサステナビリティの話題が上がることが多く、布おむつが再び注目を集めています。しかし自分で調べてみても、情報が多すぎて混乱してしまう方もいらっしゃると思います。ここでは布おむつを使用する際に必要な情報を、分かりやすく提供したいと思います。

おむつは赤ちゃんが生まれてから必ず必要になるアイテムです。おむつを選ぶ際には「布おむつ」か「使い捨て紙おむつ」の選択肢が出てきます。

布おむつは繰り返し使えるため、環境的、経済的にも優しいというメリットを聞いたことがあると思いますが、洗濯の手間や、うんちの処理に不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。確かに布おむつは使い捨ておむつよりも大変かもしれません。ゴミ箱に入れて終わりではなく、うんちをトイレで流したり、洗濯・乾燥の作業は必ず必要です。布おむつを選び際には、自分のライフスタイルに合っているかを考えなければいけません。

もちろん、布おむつのみに縛られる必要もありません。例えば祖父母が赤ちゃんの世話をしてくれる際や、遠出するときなどは、使い捨ておむつを使うのも一つの選択になると思います。
どのタイプのおむつを選んでも、自分と赤ちゃんが幸せになるのが、一番大事なことです。

布おむつ

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布おむつやおむつカバーは様々な種類があるので、初めて見る方は混乱されるかと思います。
布おむつには「成形おむつ(インサーツ)」と「輪おむつ」、「プレフォールド」の3種類があり、それぞれ使い勝手が異なります。ここではそれぞれの種類の使い方をご紹介します。布おむつを使うときに必要なおむつカバーやライナーについても、ぜひ参考にしてみてくださいね。

成形おむつ(インサーツ)

https://kinderwelt.theshop.jp/items/56564784

「成形おむつ」は生理用ナプキンのような形で、開封時に既に成形されているので、おむつをたたむ手間がありません。簡単に使えるので、初めて布おむつ育児に挑戦される方でも使いやすいタイプになります。布おむつカバーの上に乗せるか、ポケット式の布おむつカバーの中のポケットに入れるかの選択ができます。成形おむつは輪おむつやプレフォールド型に比べてコンパクトで、輪おむつのようにかさばらず、外出時にも持ち運びしやすいです。

輪おむつ

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「輪おむつ」は日本で定番の布おむつ製品になります。フェイスタオル程度の大きさの輪になった生地で、どこにも縫い目がありません。折りたたんでおむつカバーに入れることで、赤ちゃんの体系や成長に合わせてサイズを微調整できます。例えば分厚くしたい場合は、折りたたむ回数を変えて生地の厚みを調整することが出来ます。
生地を広げると薄いので、梅雨や冬場に選択しても乾きが早いのも嬉しいポイントです。

プレフォールド

https://kinderwelt.theshop.jp/items/56791216

プレフォールドは、名前通り英語圏で人気の布おむつの種類で、特にアメリカやカナダなどの北米地域で一般的に使用されています。
プレフォールドはいくつかの層が出来るようにたたまれた長方形に近い形状の布おむつです。サイド部分よりも中央部分に多くの層が出来るように縫い付けられており、おむつのメーカーにより層数は変わります。
両端2層、中心1層 (2-1-2)のおむつは、三つ折りにすると一番厚い部分で5層になったり、両端3層、中心4層 (3-4-3)のおむつであれば、三つ折りにして、10層に重ねることが出来ます。
折りたたんだプレフォールドは、輪おむつのようにおむつカバーに乗せて使用することが出来ます。多くの層を作って厚みのあるおむつになるので、夜など長時間使用する際におすすめです。

ライナー

https://item.rakuten.co.jp/rakuten24/4902508094504/

ライナーとは赤ちゃんのうんちが布おむつに直接つかないようにする薄いシートです。布おむつはライナーが無くても使うことが出来ますが、使った方がうんちの処理が楽なので、快適に布おむつを使うことが出来ます。
ライナーには紙の使い捨てタイプと、繰り返し洗濯して使える布タイプの2種類があります。使いやすいほうを選ぶようにしましょう。

布おむつカバーの種類

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布おむつはおむつカバーに重ねて赤ちゃんに着せます。初めて布おむつを使用する際には、隙間から漏れるのではないかと心配になる方もいるかもしれません。ですが赤ちゃんにぴったりのおむつカバーを使用すれば、紙おむつと同じぐらい快適に過ごすことが出来ます。
赤ちゃんがおしっこやうんちををした後は、布おむつだけを取り換えて、おむつカバーが汚れていなければそのまま使い続けても問題ありません。
おむつカバーは赤ちゃんの身長や体重に合わせて買い替えるタイプや、スナップボタン、マジックテープでサイズを調節できるフリーサイズのおむつカバーもあります。どちらのおむつカバーでも、赤ちゃんのお尻の下に敷いてからテープやスナップを留めるので、赤ちゃんを寝かせたままおむつ替えが出来て便利です。
おむつカバーは布おむつから漏れたうんちやおしっこで汚れてしまうことがあるので、少なくとも2〜3枚程度のカバーを用意することをおすすめします。
おむつカバーは色柄も豊富でかわいいデザインのものがたくさんあるので、カバー選びも楽しみの1つになります。テキストを入力してください

防水おむつカバー

https://kinderwelt.theshop.jp/categories/4152156

カバーの上に折りたたんだプレフォールドやインサーツを乗せて使用します。おむつカバーのメーカーによっては、片サイドまたは両サイドにインサーツを差し込むスリーブがあり、そこでインサーツを固定することが出来ます。寝返りやハイハイが出来る活発な赤ちゃんでも布おむつがずれることなく、おしっこが漏れにくくなります。夜や外出などで長時間おむつ替えが出来ない場合には、複数のインサーツを重ねて使用することもできます。
カバーが汚れなければ中の布おむつだけを替えることが出来るので、洗濯の量が減るのも嬉しいポイントです。ださい

ポケット式おむつカバー

https://kinderwelt.theshop.jp/categories/4152155

ポケット式おむつとは、吸収体(インサーツや折りたたんだプレフォールド)を入れることが出来るポケットが付いたおむつです。おむつの交換時には既にインサーツがセットされていますので、簡単に素早く交換することが出来ます。ただし赤ちゃんのうんちやおしっこでポケットおむつが汚れるので、枚買う交換する必要があります。
もちろん通常のおむつと同じように布おむつを上に乗せて使用できますので、うんちで汚れた時や、臭い・濡れが気になるタイミングで変えることもできます。
赤ちゃんのおしっこの量が多い場合は、ポケットの中に1枚、外に1枚重ねて使って濡れにくくすることもできます。

All-In-One (AIO) 式おむつカバー(一体型おむつ)

https://kinderwelt.theshop.jp/categories/4153178

AIO式おむつカバーはおむつカバーの中に1枚、または2枚のインサーツ(成形おむつ)がすでに織り込まれた、一体型のおむつになります。
おしっこが多い場合は上にプレフォールドや追加のインサーツを乗せることも可能です。
赤ちゃんに着せる際の手間が少ないので、急いでいるときや時間がないときに特に便利なタイプのおむつですが、おしっこやウンチをしたらおむつカバー部分も含めて全部交換する必要があります。

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