弱者男性が親鸞会の会員になるとどうなるのか

こんにちは
吉岡よっしーです。

今回は私のような弱者男性が「親鸞会」という浄土真宗の団体の会員になったらどうなるのかについて語ってみたいと思います。

弱者男性とは、ネット上でも最近よく出てくる単語ですが、例えば低身長、低年収だったり彼女も恋人もいない、友達の作り方もわからない、いわゆるスペックが低いと言わざるを得ない男性のことです。

私は完全にそんな男性だなと思います。
子供のころからそうでして、やはり大人になっても逆転することはできず弱者男性のままです。

そんな人間が親鸞会に入るとどうなるのか。

さて、きれいごとは嫌いなのではっきり言いますと、金づるになります。
理由は強者になるための努力をしない、またはできないからです。
努力しないのも自己責任という事でせいぜい金づるになります。


彼らは、まず会員になる前の人に対しては、最強の営業力で接してきます。
東大出身などのエリート講師が多く在籍し、彼らがその頭脳と行動力を結集して、囲い込み、知的好奇心をくすぐる講話、すべてを包み込む優しさなどを繰り出してきます。

それらの狙いは、相手が会費(会内では「学徒費」と呼ばれる)を継続的に支払う状態になることです。
その状態になれば、今までの優しさや至れり尽くせりの環境は何だったのだろうという具合にスーっと離れていきます。
それもそのはずです。
やはり仕事ですから次、次といかざるを得ません。

もし、会員を増やすのに役立つ何らかの能力や才能を持っていれば、強者ですから、会内の上級者(仮にそう呼びます)との交流を許され、何らかの社会的成功にも結び付いていくことと思います。

何の魅力も能力もそして若さもないのであれば、それは優しくされる理由がありませんからせいぜいお金だけ払って彼ら上級者たちを支える役に回るしかありません。

これを再認識させられたのは、実は最近、私に積極的に接点を持とうとしてくる親鸞会の職員の方がおられたからということがあります。
急になんなのだろうと考えていたら、実は会員費のクレジットカード引落しがクレカ有効期限切れで支払い不可能になっていまして、おそらくこれなのではないかとはっとしました。
つまり、支払いが滞っているため、支払う気が失せているのではないかと思われていて、それでまた1から接点を持って優しくしようとしているのではないかということです。
そう、本当にものすごく優しくしてくれるのですね。
そういう理由のない優しさには注意した方がいいと思います。
普段、大人がそんな優しくされることなんてありませんから、本当はのどから手が出るほど優しさを欲しており、そこに優しさをぶち当てられるとずいぶんいい気分に浮かれてしまいます。
そうやって期待して、話してみると実は会員費を支払えということだったとなるとその精神的ショックは大きいです。
もしかすると寝込んでしまうかもしれませんから本当に注意です。

そうやってお金を支払うかどうかにからんでくると途端に彼らはまたその最強の営業力を使ってきます。

そんな最強の営業力を使われたら弱者男性なんて言われるがままにとんとん拍子に相手の思うつぼになります。


さて、次に、なぜそのようなことに気づきながら継続的に会費を支払うのかについて書いていきたいと思います。

これは、支払うしかない状態になるのです。

親鸞会の法話を聞いていけば、後生が不安で仕方なくなります。
後生とは死後のことです。
その不安な後生の解決は浄土真宗しかないと聞かされます。
しかも浄土真宗といっても一大勢力を誇る宗教団体である東西本願寺はそもそも教義がまちがっており、その法話を聞いても解決はできないと聞かされます。
そんな、自分たちの話だけが正しいと言うなんて悪徳新興宗教の大きな特徴じゃないか、と半信半疑になりながらも、いったいどれから勉強したら本当のことがわかるかなんてわからないし、やはりいつやってくるかわからない後生、一刻も早く解決したいとなりますから、とりあえず親鸞会で…となるのです。
こうして親鸞会でないと解決できないと思いこむようになり、私のように嫌でも会費を支払うしかない状態に持っていかれてしまうのです。

実は以前、この呪縛から解放されたいと思って無職になってみたことがあります。
無職になればそんな無職の人間から会費を強制的に取っている会が悪いことになりますから、そういう状況を作るために無職になってみたのでした。
そして親鸞会に頼らない後生の解決はできないかと、いつやってくるかわからない後生の恐ろしさに身震いしながら考えに考えました。
やがて原因はわかりませんが、心も病むようになり、もうだめだ、親鸞会に頼るしかないと観念するようになって、心を無にして会費だけは支払うようにしようと思ったのでした。


このように、親鸞会に入れば弱者男性はせいぜい会費を支払って強者たちを支える役に回ることになるということについて述べてみました。

しかし支えるなんて言っても年収の低い弱者の支払う会費なんて本当は微々たるものにもならない額ですので「支える」とは言えないかもしれません。

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