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妊娠日記withコロナ6

2023年8月22日

中絶手術をしました。

今日までに、いろんなことを考えました。
とても疲れました。

あらかじめ、病院からは「手術で麻酔を使うため車の運転はできない」と説明を受けていたため、タクシーで行きました。

朝8:20ごろ病院に到着し、費用を支払ったり、血圧を測ったり痛み止めの座薬を入れたりした後、子宮の入り口を広げる処置をしました。
私はこれまで妊娠・出産をしたことがなく、中絶手術の器具を入れるための穴が小さいため、この処置が必要だと言われました。

この処置がいちばん痛かったです。
我慢できる痛みでしたが、下腹部がツンと痛む感じでした。

その後1時間ほどベッドに横になって休憩しました。

看護師さんに呼ばれ、先ほどの処置室に行きました。看護師さんは血圧計を私の腕に付け、吐き気止めと麻酔を打ちました。

看護師さんは、皆さん優しくてとてもありがたかったです。中絶手術は初めてで不安な気持ちがありましたが、少し和らぎました。

麻酔を打ったあと、自分で1から数をゆっくり数えました。8秒くらいで視界が揺れて、意識が無くなりました。

意識が少し戻ってくると、お医者さんの声と看護師さんの声が聞こえてきました。

看護師さんが、「終わったよ、大丈夫?」と声をかけてくれました。
私は「はい」と答えたつもりでしたが、ただ口から音が漏れただけのような声でした。

意識が戻ってから数秒後、吐き気がしました。
看護師さんが気づいてくれ、私の口にビニール袋を持ってきてくれました。少し吐いて、またぼーっとしていました。頭がとてもくらくらしていました。

少し離れたところに時計が置いてあり、11:10くらいを指していました。

意識がだんだんとはっきりしてきて、看護師さんに支えられながら起き上がり、ベッドのある部屋へ行きました。そこでまた1時間ほど休憩しました。

休憩中は、下腹部が少し痛いのと、足がだるかったのを覚えています。吐き気もまだあったので、ビニール袋を枕元に置いて横になっていました。

看護師さんが来て、私の体調を確認したあと、今後の診察の流れを説明してタクシーを呼んでくれました。

タクシーで家まで帰り、横になっていました。

14:00くらいには体調はだいぶ良くなり、ご飯を食べたりお茶を飲んだりしました。
朝から何も食べたり飲んだりしていなかったので、お腹が空いていました。

ご飯も食べられるし、自分で歩けるようになったので、ひとまずこれで終わったんだと思いました。

子宮にはタンポンが入っていたので取り、生理用ナプキンを付けて過ごしました。血がたくさん出ていました。

赤ちゃんはもういません。

自分の行動を反省して、もう同じ過ちを繰り返さないようにします。

ごめんなさい。


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