なんでもない いちにち

帰省する新幹線の中でひとりフォローしている人のnoteを読んでいたら、いつもと違う雰囲気にも感じたテイストにややひとめぼれをして笑、僕はどんなふうに「なんもない一日」を過ごしているだろうと思い、東京に帰ってから1日だけ書き留めてみたのが今回のなんでもない文章。

この日は朝、アラーム無しに起きる。アラームがいらないことが一番の幸せかもしれない。死ぬまでアラームを使わなくてよかったらなんて思って起きるために寝返ると、モフモフレンズの「ボウキュー」がいる。(家にいるモフモフレンズは初代、ぼうつー、にぎり、びぐボウ、ピロボウ、ボウキュー、ボウル)愛をもっていて、優しく、僕をみつめていると思う時もあれば、僕になにか言いたげに見える時もある。見る時々で表情が変わるボウズ君(総称としてそう呼んでいる)は朝、後者にみえる。起きます起きますすみませんと謝る。

最初に買ったのは中学3年生から高校1年生にかけて円形脱毛症になった時。悟っているような表情とみょうな愛らしさ、ぱっと見ボウズ(家族はみな犬には毛が生えているという)にみえる彼を目にし、僕の影武者になった笑 どんな時も支えてくれて、あまりに感情移入してるもんだから、家族が2代目、3代目を買ってくれ、自分でも友人や自分に買い、気づけば10体以上購入している。自分のためにはもう買わないかな。大切にできなくなりそう。大切な人は自分の大切にできるキャパを理解して大切にしたい。

起きたはいいが開いたのはスマホ。サッカーの結果をみる。僕が気にしているイングランド、スペイン、ドイツリーグはどれも深夜にやってるからLIVEするのは週1。基本は結果とハイライトだ。ただの自慢だがそれでも学芸大では一番といえるほどに海外のサッカー知識はある自信がある。これにしか自信を持てない自分に悲しくなるが、これぞ自己満だ。サッカーが好きだからいいのだ。戦争とか喧嘩する人間は、スポーツや音楽に力を発揮したらと、のんきなことを思ってスマホを閉じる。この頭のサイクルはあきた。

LINEを開く。大事な内容という雰囲気をまとったメッセージはいったんスルーして、他を脳死で返す。愛と素直な感情しかないが、考えてない時間は好き。頭を使わないで一緒にいれる人はかけがえのない存在だ。大事な内容とslackはちゃんと向き合いたいし、今ちょっと眠いから現実逃避。音楽を流しながら学校に行くため、朝の活動。

学校に着く。別に用事はないが惰性。おねえちゃんは高校時代、家では集中できないからといって自習室にいってた。おねぇちゃんは凄い。僕が姉より凄い部分なんてあるんだろうか。今は気にしていないけど、そんなことを本気で悩んでた時もあった。渋渋に受かった時、姉が羨ましがってたけど、彼女は日比谷に受かった。ライバル視して喧嘩もしたことが懐かしい。馬鹿らしくてしかたないけど、馬鹿らしいと思っている今とどっちが幸せなんだろう。とりあえず比較は良くないが、少しは見習いたい。

やっと向き合う。LINE、slack、読書、課題、自分。向き合っている自己肯定感がほしい思いもあるかもしれないが、頑張りたいことだから頑張る。

お昼だ。時間ってなんでこんなに早いんだ。頑張ろう思ってたことの半分終わればいい一日を過ごせたといえる位にちゃんと終わった日が少ない。そんなことも自己嫌悪の一役を買っているかもしれない。

note caféにパンを買いに。カフェかぶれだと思われるかもしれないが、別にいい。肩書きや行動、言葉で人は判断できない(と同時に、それに表れる部分も大きいから、世界は善か悪か位、分からなく考えないことにした話題だ)。知らない。僕はただここのパンが好きで、悪い添加物を使ってない味がするから買う。おいしい。美味しさ、綺麗さ、気持ちよさは考えずに分かる。パンはショートニングが入ってたら絶対に買わない。いろんな添加物があるのにショートニングにだけ拘っているのは家族に笑われて反論できないが、マーガリンやショートニング、ファストブレッドを使うパンをパンと思えなくなっちゃった。変な部分にこだわりをもつ自分が少し可愛いから、まあいいんだ。

メンバーがきた。夏休みなのに偶然、あえてよかった。偶然は大好き。なにかに委ねたいのかも。意思を失うことがおおい。主体的ななにかがない時が(1時間に20分?)あるから心配になる。神様が目の前にあらわれてくれたら土下座してついていく。だから意思をもっている時は(無様で嫌いになることもあるけど)好き。メンバーと話す。楽しい。今日はTESの取材だからきてたみたい。始まる前に話せてよかった。使う言葉の一つひとつが好き。

時間がきた。夕食を買って、家に帰る。3年生になってからはお惣菜を買うか、炒める茹でるという料理といえない調理。いつも新しいメニューにチャレンジしてた2年生の一人暮らし出発3か月間が懐かしい。その時に体調を崩したのだから、自分の身体と自分の精神が何よりも分からない。ということは他人も分からない。いいの、好きだから。はい、終わり。

SNSを脳死で開く。Instagram。「友人と食事」いいね、幸せそう。「今日も出張」見飽きた、と一瞬声がするが、アイコンをみたら応援してる人だった。ごめんなさい、ネガティブを頭から排除したい、、応援してる。ぴぴー。インスタ終了のホイッスル。たえ。
Xを開く。アプリを消したのにブラウザで検索するとこがほんとうにばか。あーーこりゃ心無くなるって。真理っぽいこと書いてる投稿も99%、反論できちゃう。反論が頭によぎる前にここでぴぴー。試合終了。なぜXを開いたんでしょう。といって明日も開くんかな、馬鹿みたい。

mtgに出る。人間関係は難しい。mtgの感想。考えすぎだ。寝る前の考え。みんなを好いて100%の人と上手に歩めはしない、いい人だらけedumottoのmtgも時々出たくなくなる。一人の活動をしようか考えるが、僕は人と活動したい。先輩だからだろうか。「先輩」と気にされている感じがして、正直に隔てなく話してと思うが、こう考えていることが自分が先輩であることを意識しているみたいだから、考えることも伝えることもやめる。寝るって天国。ベッドに横たわる。

眠たくないから音楽を聴く。一人暮らしはやって良かったと思ってる。自分と向き合う時間が途方もなく増えた。一人だから、自分と向き合う。堂々巡りな無駄時間が大半かもしれないが、成長できた。強くなれた。(異性同性関係なく)好きな人を何人か思い浮かべる。苦しみながら頑張ってるんだろなあ。一人暮らしをはじめて人を大切にしたいと心から思う人間になれた。今日も一日終わった。なにができただろうか。泣き叫びたい思いを胸にしまえた僕はまだ社会では正常な人間とされている部類かもしれない。ボウズ君は夜、前者にみえる。おやすみ。

おはよう。朝、アラーム無しに起きる。

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