シャスタのエネルギーを感じる旅

前回、ご紹介しましたアセンド・ラピス社にとっても最初の本である板野肯三先生の「地球人のための超植物入門」の最後の方に「カスケードの杉林ーシャスタ山の精霊が住む森」という章(第27章)があります。

板野先生が国際会議でポートランドに行ったときに、予定を変更してカスケード山脈の一番南にあるシャスタ山まで足を延ばしたという話です。このときシャスタ山の中腹に生えていた12本の杉の精霊と話したエピソードが、板野先生の別の本に書かれていますが、それはディープすぎるので、この本では省いて、あっさりと書かれています。

板野さんのエッセイを読んで、杉の精霊との会話もさることながら、シャスタ山そのものの神秘性に興味を持ち、もっと知りたいという念いが湧き上がってきましたので、いろいろ情報収集してみました。その成果を皆さんと分かち合いたいと思います。

最初のお勧めは、高原操-文、中尾好孝-写真の「パワースポット シャスタ山の歩き方」という本です。この本はある意味でシャスタ山にアクセスするためのガイドブックではあるのですが、プロの写真家の中尾好孝氏が撮った写真の何とも言えない美しさの前に言葉を失います。写真自体からスピリチュアルなメッセージが伝わってくる本は希少だと思います。

中尾氏もあとがきの中で『シャスタ山とその周辺のパワースポットの撮影を終えて、強く印象に残ったことは「目に見えないエネルギーは確かに存在する」ということでした』と述べられています。

2004年7月に発行されたこの本は残念ながら既に絶版になっており、私は図書館で借りて読みました。

次に紹介したいのは、酒井秀雄著「シャスタ 光の旅 世界七大聖山を行く」という本です。題名にもなっている世界七大聖山とは、この本によればシャスタ山(アメリカ)、富士山(日本)、マチュピチュ(ペルー)、シナイ山(エジプト)、エベレスト(ネパール)、キリマンジャロ(アフリカ)、セドナ(アメリカ)となっています。

酒井さんらの要望に応えて、米国在住歴30年余りの鈴木美保子さんが2017年8月に5泊6日のツアーを企画しました。前年参加の3名プラス3名(+鈴木さん)の7名の多士済々の同志が集ったマジカルツアーとなりました。その中には山の精霊や動物、石からメッセージを受け取れる女性も交じっていました。

詳細は本文に譲りたいですが、このツアー参加者の花咲てるみさんも「願いを叶える聖地紀行~7人の魂友(たまとも)」という本を出されていますので、併せてご参照ください。

シャスタのエネルギーに触れていると、本来の自分の素直な姿を感じ取ることができ、自然に心が開かれるという体験が数多く報告されています。


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