チーコの壮絶人生④
ある日父が突然帰って来たのだ!
父は姉に母の様子を聞いた
もう、何日も帰って無いことを
すると父は怒り狂い
兄と姉に、こう言った!母さん殺す!
俺は刑務所に行くから、後は頼むと!
私達兄妹は、狭い家の隅で震えるしかなかった。
そして深夜、何も知らない母が帰って来た
父は母の髪の毛や、服を切り裂き、顔を殴ったりした、そして包丁を取り出した時、姉が父を止めた!、父は母を刺す事はなかったが
この時の記憶は何となく残っている
その時、私は保育園くらいだったと思う
こうして、新たな五人暮らしが始まった!
母は相変わらず、夜はキャバレー勤め
父は毎日パチンコに明け暮れていた
だから、夜は兄弟三人だけで過ごした
毎晩姉が私達の食事を作ってくれていた
コーンとキャベツの野菜炒めとカレー
ケチャップご飯、インスタントラーメン
こんな、感じの繰り返しだったが
美味しかった。
父も帰って来て、母も真面目になるかと
思いきや、家の近所に、賭博場があり
そこに、入りびたるようになる
母がやっていたのは花札の来い来いってやつ
母はそこで借金を重ねた
そして又借金取りに追われる事になる
次回に続く
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