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どうなりたいか

恋人と喧嘩をした
お互い思うところはあって、いろんな出来事が重なって、結果起こってしまったんだけれど、
それはもう一言で言ってしまえば思いやりの欠如だったんだろうなぁと結論になった


「気付いたならやってよ」
「仕事で忙しかったんだよ」
「なんでそういう言い方しかできないの?」


一度距離を置いて、冷静になって、
温かいコーヒーを淹れて、振り返る

きっと思いやりがあれば、
あんな言い方も出来ないし、
心無い対応をすることもなかった


ゲ 

ぼーと頭の中で考えてたせいで
コーヒーの粉の分量を間違えた

苦さが一層沁みる



「聞いてくださいよ、、、
バレンタイン当日に彼氏泣かせちゃいました、喧嘩しちゃって」


自分の中でも整理するために、
私は困った時にいつもだれかに話を聞いてもらうようにする
その過程で、また第三者の目線が入ることで
さらに反省に繋がる

「思いやりだね、思いやりが足りてないよ、それは貴方もね」
「思いやりはね、見返りを求めちゃ駄目なんだよ、親が子供にする様な、そんな無償の愛のことなんだよ」
「お互いに、お互いが知らないところで事情があって、そんな中でどう接するかだよ」
「言葉ってすごく重いんだよ、
一度伝えてしまうと、ごめんで取り返しがつかないの、だから口に出す前に一度飲み込むんだよ、これは伝えていいことなのかな、相手はどう思うかな、って」


5歳年上の先輩の言葉が突き刺さる

本当に何も言葉が出なかった
出ないかわりに
「ぐっ…」と変な音が口から漏れた


「どうなっていきたいか」


ふと、友達のストーリーで見かけた
Kemioさんの人間関係論を思い出した
そこで彼は人間関係に悩んだとき、
どうなっていきたいか、を境界線として自分の行動を決めるんだそうだ


どうなっていきたいのか、彼と


私たちは毎日、人として生きていくのに精一杯で、そんな中で自分が日々関わる人全員に毎秒優しく思いやりを持ったことが出来るかなんて難しいわけで、そんなことをしていたらきっと疲れ切って疲れ切って、自分のことは蔑ろにしちゃう様な未来が待っていて、


だからこそ今後もそばに居たいと思う人には最低限、渡せる限りの思いやりを注ぐべきだよな、と、そう思うのだ

ふう

よし!話すぞ!

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