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3年ぶりのthe GazettE

人生で一番最初に夢中になったヴィジュアル系バンド the GazettE のライブに行ってきた。
15年以上前から好きで日常的に聴いている 。今回は3年ぶりの参戦。

会場について

場所は「ホクト文化ホール 中ホール」
JR長野駅東口より徒歩約10分。まずは駐車場に停められているツアートラック(メンバー直筆サイン入り)を見に行く。


建物内に入るとサーモグラフィーカメラとモニターで検温、手指消毒も忘れずに。大勢の人が集まるロビーは少々熱がこもっていた。



先行物販

先行物販開始時は100人くらいが並んでいるように見えた。お目当ての麗さんデザインのBEAR KEY RINGをゲット。癒し要員。

(一応ルキさんファンなんですけどね)

HERESY LIMITEDアイテムなのでスマホでHERESYマイページからデジタル会員証を表示させてスタッフさんに見せて購入することができる。

人気アイテムは早々にソールドアウトしてしまうのだが、Twitterで販売状況をリアルタイム発信してくれるのが優しい。



開場から入場まで

開場前に並んでいるのは30人ほどだった。スマチケを利用するのが初めてだった私は問題なく入場できることを早く確認したくて開場前に並ぶ事にした。

開場時間が近づくとスタッフさんがお客さんにスマチケの準備をするように案内する。スマホアプリでスマチケを表示させて「入場画面へ進む」を押しておくのだ。
入場時スタッフさんに画面を見せてからお客さん自身でチケットをもぎる操作を行う。(2本指でスライドするのだが分からず少しだけもたついた)
その後手指消毒をしてテーブルに積まれたチラシから一枚を拾い、物販前を通って指定の座席に着く。

前方寄りの座席をとれたこともあってステージとのかなり距離はとても近く感じた。左右の座席との間隔も広くはない。


開演

開演アナウンスを合図にお客さんが座席の前に立ち上がる。そして大きな拍手からのBGMに乗せての手拍子、暗転。スモークが焚かれたステージに続々と登場するメンバーを割れんばかりの拍手で迎える。

最新アルバム『MASS』のリード曲「BLINDING HOPE」から幕を開けた。

本編は『MASS』を主体に、2018リリースアルバム『NINTH』から「GUSH」「裏切る舌」「ABHOR GOD」、2011リリースアルバム『TOXIC」から「THE SUICIDE CIRCUS」、2012リリースアルバム『DIVISION』から「DRIPPING INSANITY」、2015リリースシングル「UGLY」を含む全16曲。

オーディエンスを熱狂させるライブパフォーマンス、照明やレーザーで引き立てられる曲の世界観に惹きつけられる。花道は使えなくなっているものの、上手下手センター各所でメンバーが入れ替わり立ち替わり動いてくれるターンが多くあった。煽られる度メンバーの気持ちに応えようとする力が全身に漲った。

中盤「THE SUICIDE CIRCUS」は曲頭と最後にルキさんがマイクコードを片手に持って縦に回してステージを歩いていたのだが、最後の暗転直後にゴツッとマイクをぶつける鈍い音が聴こえた。それも含めて演出なのか分からなかったのだがライブ後Twitterで足にぶつけたと言っていたのを見て申し訳ないが笑ってしまった。

「ABHOR GOD」わっしょいのところでルキさんが上手で笑っていったのも可愛かった。

アンコールはライブど定番曲「赤いワンピース」「Filth in the beauty」「LINDA〜candydive pinky heaven〜」、そして個人的に思い入れの深いシングルCP曲「Psychedelic Heroine」嬉しかった!!
ラストは2011年リリースアルバム『TOXIC』より多幸感溢れる「TOMORROW NEVER DIES」!


セットリスト

1 BLINDING HOPE
2 ROLLIN’
3 GUSH

4 HOLD
5 裏切る舌
6 NOX
7 THE SUICIDE CIRCUS

8 DRIPPING INSANITY
9 濁
10 THE PALE
11 MOMENT

12 BARBARIAN
13 FRENZY
14 UGLY
15 ABHOR GOD
16 LAST SONG

-En-

1 赤いワンピース
2 Psychedelic Heroine
3 Filth in the beauty
4 LINDA〜candydive pinky heaven〜
5 TOMORROW NEVER DIES


MC


【ルキさんMC】

「オーイェー長野ー!」

(会場が明るくなりルキさんが喋り出すと拍手がピタリと鳴り止む)

「…およ?」

(再び拍手喝采)

「…(口をつぐんだまま客席の様子を眺める)」

(より一層大きくなる拍手)

「(笑)…俺が黙ると拍手大きくなるのね。分かった、先生黙ります!」

「長野久しぶりだね!今はまだ声出せないけど、だんだんとこの業界も動き出してきて、皆も拍手とかで繋いでくれて、またこうして来ることができました。みんなの力が必要です」

「このツアー初めて来た人っている? (ぱらぱらとお客さんの手があがる)…あっ、そんないないんだね(笑) じゃあ説明しなくてもいっか!皆分かってるよね?違うのは"いつもよりちょっとライブが楽しい"ってことくらい。」

「ライブは暴れる、楽しむ、…幸せになる。それだけ」

「全力でこい長野!!!!!」


【戒くんMC】

「ここの会場、覚えてるよ。物理的に一番みんなとの距離が近い!それだけ熱気もすごく伝わってくる。長野、このままいこうか?」

「(マイクレス)かかってこい!!!!!」


おわりに

MCでもがっつり心を鷲掴みにしてくるあの感じ、ああやっぱ好きだなーと実感。

貴方たちのおかげで数多のヴィジュアル系バンドに出会い、思いのほか人生楽しめてます。良い意味で変わらずに在り続けてくれるその姿を間近にしながら感慨深い気持ちになった。

これからも私にとって特別な存在。


「また来るよ」の言葉が嬉しい。私もまた行きます。


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