見出し画像

バンド練習でよくある風景

こんにちは南仙台の父です。
今回は音楽ネタ、それもバンドネタでいきたいと思います。
大音量を出しても迷惑にならないように練習するためには、防音施設があ
って機材も揃って、更にレコーディングなんかもできたら良いという感じ
のいわゆる”スタジオ”というものが必要です。
ライブやオーディション、レコーディングなんかを控えている場合には、
それはもう頻繁にスタジオ入りが必要で、場所によってはかなりお金がか
かる場合もあれば、公共施設の中にあって比較的安価な場所もあり、楽器
屋さんや機材レンタル会社がスタジオを持っている場合もあります。
そうした場所を時間貸しで借りるわけですが、まったり少人数からそれこ
そオーケストラが入っちゃうクラスのスタジオまで様々あります。
今お世話になっているグループはセミビッグバンド(ビッグバンドは15~
20名程度が定員)なので10名強が入る大きさが必要で、更にドラムやギタ
ー・ベース、ピアノもあるので、電源やPAなども完備されたスタジオが必
要になります。(写真の場所はよくお世話になる某スタジオ)
ちょっと高めのスタジオだと、グランドピアノがど~んと置いてあったり
、ギターアンプがMarshall+Twin Reberb だったり、本格的なPA卓に大型
ステレオモニターだったり、そういったゴージャスなスタジオもあったり
します。
最近は地方でもそれなりのスタジオがあったりしますが、屋外ライブや学
校のイベント(学園祭・文化祭)の時期近くはどこも予約でいっぱいにな
って、かなり前から予約入れないと取れない状況になるのが常です。
今回はそんなバンド練習でよくある風景について語ってみたいと思います。

①文化祭の前になると女子高生が増える
 増えるのは女子高生だけではありませんが、仙台ではなぜか女子の多い
 高校の近くにスタジオが点在しています。
 文化祭の前になると制服を着た女子高生がバンドにも現れ、こうした女
 子高生と出会うと必ず「お疲れ様で~す。」と声をかけてもらえます。
 まあ、これを楽しみにしているオジサンたちも多いんですが、たぶん音
 楽という空気を共有した感じもあって、汚ったないオジサン達にも声を
 かけていただけるんだろうと思います。
 演ってる音楽はまったく違いますが、アニソンとか演ってたりすると、
 「〇〇〇演ってるんですね。」とか言ってもらえます。
 以前、アニソンバンドに混ざっていた時は、涼宮ハルヒのGod knowsを
 演ってたりしたので、そういう時はかなり高い評価を女子高生からいた
 だけておりました。(私はギターなので、あの難しいイントロの部分を
 弾いておりました。)
 こうした普段は接することもないような方々とも、触れ合うことができ
 るのもバンド練習ならではの風景かもしてません。

②ロックバンドはアコースティック系のグループに嫌われる
 これは本当に何度も嫌がらせというか、程度の酷いイタズラをされたこ
 とがありました。(こ〇したろかリストに入ってるからな!)
 よくあるのが、Marshallが裏返って置かれている、ギターアンプの電源
 コードがバスドラの中に入っている、Marshallのヘッドとスピーカーを
 繋ぐケーブルが外れている、ハイハットがマイクスタンド一緒に隅の方
 に置かれている、こうしたことが度々ありました。
 同じロックバンド系だと、切れた弦が落ちているとか、アンプのツマミ
 がゼロに戻ってないとか、そうしたいわゆる「ヤリッパ」はありました。
 でも、どこかに隠しちゃうとか、ケーブル抜いちゃうとかはなかったの
 でした。
 アンプにしてもドラムにしても、スタジオの大事な備品だし、金額から
 見れば立派な固定資産ですからね。
 壊れたら修理するのも大変ですし、借りた我々もそうですけど、スタジ
 オからしてもいい迷惑なんですが・・・。
 練習前後で待合室兼ロビー兼休憩室のような場所があるスタジオなんか
 もありますが、こうした場所でハモの練習したがるのもアコースティッ
 ク系の人たちだったりします。💢
 そういうことも本当に多くて、私はアコースティック系の人たちを見る
 と、「またイタズラされてるんじゃねえのか?」と疑り深くなり、だん
 だんとトラウマ化しております。
 演ってる音楽自体が癒し系のはずなのに、やってることがハラスメント
 系ってどういうこと?

③スタジオの受付をやってる人が個性的な人が多い
 たいていはバイトでスタジオの受付をやっている人が多いですけど、多
 くは学生さんやバンド活動しながらのセミプロの人たちが多いようにも
 思います。
 一度見たのはスキンヘッドでグラサンのおっさんがいましたが、至って
 ちゃんとした人で一生懸命予約したアンプに入れ替えてくれてました。
 たいていは、自分もバンド活動している人が多いので、暇な時間はPCや
 スマホで音楽の動画を見てたり、ギター弾いてたり、いかにも曲作りの
 最中みたいな感じの人もいたりします。
 ずっと使っていたスタジオはアニメキャラみたいな若い女性が受付をや
 ってることが多く、いつも頭のてっぺんから声が出る、いわゆるアニメ
 声で喋ってました。
 ある時、受付してたら「そういえば、この前〇〇〇でライブに出てまし
 たよね?」って訊かれ、「はい、〇〇〇でライブしました。」って感じ
 の会話をしたことがあります。
 こんな地味なオッサンをよく覚えてるなと思いましたが、よ~く考える
 と地味なオッサンがトリオのユニットで、ワイナリー・ドックスのコピ
 ーとか演ってたら、そりゃインパクトあるわな。
 その時はES-335でMarshallをガンガン歪ませてましたから、相当なギャッ
 プ感があったと思います。
 そんな会話もスタジオならではのなせる業ではないでしょうか。

いよいよ来週がライブ本番になりました。
なかなかメンバーが揃って練習もできず、後は直前の通しリハくらいしか
練習もできず、本当に大丈夫なんかいなと心配になる今日この頃でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?