ギター弾きの呟き　ハイウェイスター

こんにちは南仙台の父です。
今回はギター弾きの呟きの番外編です。
私には困っていることがあります。
皆さん、日産自動車（以下、ニッサン）の「ハイウェイスター」はご存じ
でしょうか。
実は、私はニッサンのハイウェイスター（ミニバンなどのカスタマイズ）
を見ると笑いが止まらなくなるという悩みがあります。
先日も近所を車で運転していた時、自車の前をセレナが走っており、見事
なハイウェイスターのエンブレムを見た時、笑いが止まらなくなってしま
い、事故を起こしても困るので息子に運転を代わって貰いました。
当然ですが、息子には激しく馬鹿にされたことは言うまでもありません。
さて、私がなぜこんな悩みを抱えてしまったのかをお話しましょう。
（ニッサンファンの皆さん、ハイウェイスターに乗っている皆さん、ほん
とにごめんなさい。　悪気はありません。　ただ正直なだけです。）

どうしてこんなことになっちゃったかと言えば以下のロジックが私の頭の
中で成立しているからです。

①ニッサンの車を見る　⇒　この時点では笑いは起きない
②車にハイウェイスターのエンブレムがある　⇒　まだ耐えられる
③頭の中でディープ・パープルのハイウェイスターが鳴る　⇒　危ない
④頭の中で王様の高速道路の星が鳴る　⇒　精神が崩壊する

上記のような形で笑いが生じてしまいます。
④の時点では鼻水を垂らしての爆笑状態になっています。
もう、こうなったら誰も止められません・・・。

さて、なぜこんなことになっちゃうかは以下の文章をご覧ください。

日本語直訳ロック・高速道路の星　by　王様

ディープ・パープルのハイウェイスターは有名な曲ですので、多くの方が
知っていると思います。
題名や誰の曲かは知らなくても、イントロを聴けば聞いたことがあると思
う聞き覚え感があるはずです。（原曲はYoutubeで聴いてみましょう。）
私も教科書としてこの曲は当然のことながらコピーもしました。
ただ、ボーカルだけは頭に入っていませんし、増してや英語ですから何を
言っているのかも含めて全く興味がありませんでした。
そんな中で登場したのが「王様」でした。
この人は・・・、細かい説明は省くとして、洋楽を日本語に直訳して演奏
・歌うということで一世を風靡した人です。
今でも活動していて、たまにライブなどもやっているそうですが。
その中で特にインパクトがあったのが、ハイウェイスターでした。
（これもYoutubeでぜひ聴いてみてください。）
最初にこれを聴いた時点ではイントロだけなら単なるコピーにしか聴こえ
ませんが、いきなり歌に入った時点で大爆笑となります。
う～む最高！ までは何とか聞き流せると思います。（私もそうです。）
タイヤも太いし全部ある までも 何とか聞き流せるかもしれません。
愛してる くらいからは笑いが漏れ始め、大丈夫抱いてやる の時点ではも
う笑いが止められなくなります。
そうです、先ほどのロジックの④の段階では、大丈夫抱いてやる まで曲
が達していることになります。（まあ、イントロの時点で笑ってますが。）

最近はバンドの練習とかで、流れでディープ・パープルの曲を弾くことは
しばしばありますが、ハイウェイスターは本当に困ります。
私もイントロだけであれば何とか堪えられるのですが、そこからはボーカ
ルの有無に関わらず、王様のボーカルが頭の中で響き渡ってしまいますの
で、1コーラス終わった時点で私の精神も崩壊していきます。
ほんと止めてください、無理です。

こんな感じでギター弾きという流れで王様に辿りつきますが、王様は元々
がギタリストなのでギターは当然そこそこ弾ける訳ですが、王様の悪いと
ころは基本的にどの曲もイントロからギターソロまで原曲通りという点が
始末の悪いところでしょう。
そんなことされたら、ディープ・パープルの曲なんて弾けないですよ。
王様はこれ以外にも様々なバンドや曲を扱っていますが、ハイウェイスタ
ーは内容があまりにも出来が良過ぎるがために、非常に罪作りな仕上がり
になっています。（ぜひ、Yotubeで聴いてみてください。）
もう、ハイウェイスターは1曲を通して弾けない体（頭）になってしまい
ました。
それ以降は反射的にハイウェイスターと言えばディープ・パープル、更に
王様の高速道路の星まで直結しています。
（首都高抜けたら、そのまま東名みたいな感じ。）
どうして、ニッサンは「ハイウェイスター」なんてネーミング使っちゃっ
たんでしょうね？
他にも色々あっただろうにと思います。
個人的には「やっちゃえニッサン」じゃなくて、「やっちゃったニッサン」
の間違いじゃないかと思っています。