見出し画像

芸名を持ってますか?

こんにちは南仙台の父です。
今回は芸名についてのお話です。
皆さんは普段の生活や趣味や仕事で、芸名みたいな本名とは異なる名前
を持っていますか?
中には女性で、源氏名を持ってますという方もいるかもしれません。
(そこのオッサンのあなた、鼻の下が伸びきってます。通い過ぎ!)
私も本業以外の副業や趣味の中で芸名というか、本名以外の名前を持っ
ています。
芸名というと、芸能人がパッと頭に浮かんでくるかもしれませんね。
趣味の世界だと、音楽や美術、俳句や川柳、まあ色々なジャンルでこう
した本名以外の名前を持って活動されている方も多いんじゃないかと思
います。
私もここで使っている「南仙台の父」は芸名の一つで、占い師としての
活動で使っている名前です。(一応、職業としてやってます。)
また、バンド活動を中心に音楽では、「南仙ジジイ」として活動をして
おります。(半分、職業で半分趣味になりますが。)
この両方と本名を使い分けて日々生きております。
よく、そんなことして何が面白いのって訊かれることがあります。
別に面白いんじゃなくて、使い分けていないと色々と困る事情があって
やっている場合もあります。
昔聞いた笑い話で、女性の多い職場で「今度〇〇ちゃんが別の店に移る
ことになってさあ・・・。」といった会話を男性社員がした時に、数名
の女性社員がびっくりして話した男性社員の方を一斉に見たという話を
某企業の社員から聞いたことがありました。
きっと、こうした方々は昼と夜で別の名前を使い分けていらっしゃった
のではないでしょうか。

私の場合は二つの芸名?のうち、一つは仕事上の関係で使い始めた経緯
があります。
音楽関係で使っている「南仙ジジイ」の方ですね。
これは「みなせんじじい」と発音します。(下を上に巻く必要なし。)
これはどうしてもライブに出る場合にメンバー紹介がライブの最中やフ
ライヤー・セットリストで紹介されるので、仕事上でこういう活動をや
ってることが明るみになってしまうと、状況的によろしくない場合を想
定して使っておりました。
ライブも由緒正しいものであればいいですが、ちょっとアングラっぽい
感じのものや、お金をいただけるようなバイトに近いような出演なども
あり、場合によってはプロの前座とかもやらないといけない場合なども
ありました。(そういえば仙台に来てからはやってねえな・・・。)
そうすると、「あなたこの間△△△でギター弾いてませんでした?」と
か言われても、「何かの見間違えじゃございませんか? ドッケンベル
ガーかもしれませんよ。」などと言い訳ができます。
普段着ないような衣装だったり、カツラを装着してたり、メイクしてた
りすると特に効果的な技といわれておりました。
(注 私はカツラもメイクもしませんでしたが、グラサンかけるとか、
そういったことはかつてありましたっけ・・・。)
特に、取引先や営業先だったり、近所の人だったり、税務署の人だった
り、まああまりバレるとよろしくない方々対策として効果的な技といっ
て差し支えありません。(税務申告はちゃんとやってますよ!)
今でも、ビッグバンドでお世話になってますけど、こちらでも当然こと
ながら「南仙ジジイ」で通しています。
(注 他の方々は概ね本名で通してますが・・・。)
何よりも一番恥ずかしいのは、ライブとかイベントとかで本名を連呼さ
れるのが恥ずかしいからでもあります。
政治家を目指す方なら、1分間にどれだけ名前が連呼されるかによって
勝敗が決まるでしょうが、バンド活動の場合は本名が知れたところで、
別に何のメリットもありぁしませんから・・・。
それだったら恥ずかしついでに、「南仙ジジイ」と叫ばれた方がいいで
すし、それでライブが盛り上がった方が楽しいじゃありませんか。
そういうことで、どんなジャンルであろうが、場所であろうが、私はい
つでも「南仙ジジイ」で通しております。
ジャズのユニットでも「南仙ジジイ」で通してましたので・・・。
でも、クラシックだとそうはいかないですよね・・・。
「南仙ジジイのピアノコンチェルトの夕べ」とかでリサイタル開催され
ても怪しいだけで何の説得力もあったもんじゃありませんからね。
(私、一応クラシックの嗜みもありますので、何なら試してみましょう
かねえ・・・。)

もう一つの芸名?である「南仙台の父」方はちょっと色々な紆余曲折が
あって使い始めた名前でした。
もともと、占い師の仕事をやる上で、ネーミングも大事になってきます
が、どう考えても還暦の爺さんがスピリチュアルをイメージさせるよう
な名前でやっても合わないし、なんか小難しい感じの熟語で名前を付け
ても、イキがったヤンキーの「夜露死苦」みたいな感じになっちゃうし
、そういうことで元々「南仙ジジイ」という芸名もある中で、関連した
ブランドイメージと商品コンセプトの方がよろしいのでは、という安易
な考え方の下、誕生したのが「南仙台の父」でした。
別に「南仙台の爺」でも良かったんですけど、なんかしっくりこないと
いうか、土着の妖怪みたいな感じに聞こえちゃうし、永年町内会長のあ
だ名みたいにも聞こえちゃう感じがイヤで、「南仙台の父」を選択した
しだいです。
「新宿の母」のパクリだろって言われそうですけど、別にそういう意味
ではなく、たまたま似っちゃっただけでしょうね・・・。
(これ以上突っ込まないでください。これ以上は弁護士を通してからに
してください!)

まあ紆余曲折して誕生した二つの芸名?です。
ただ、二つも芸名を持っている人って意外に少ないんじゃないでしょう
かねえ。
お店掛け持ちしている女性だったら、源氏名を複数持ってる方もいるか
もしれませんが、源氏名を間違えちゃったりとかしないんでしょうかね
と余計な心配してしまいます。
こうなってくると自分の立ち位置がどこにあって、何が自分なのかよく
わからなくなってくることも度々あります。
「ここは誰?、私は何処?」そういった感じです。
たまに間違って芸名を取り違えて紹介されることもあり、バンド活動で
「南仙台の父」ってやられたらかなり凹みますよ。
皆さんも趣味の世界とか、人に迷惑をかけないような自分だけの世界で
、本名(本当の)自分とは違った人生なんか、ちょっと楽しんでみては
いかがでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?