見出し画像

非郷土について調べよう


最近「翔んで埼玉2」を映画館で見ました。相澤です。
あの映画にインスパイアされて、今回は「非郷土紹介」を指定校と思います。


突然ですが皆さん。
受験期なので勉強をしたほうが良いような気がするけれど、したくない。
そんなとき、あなたならどうする?

え?大人しく勉強する?

馬!鹿!野!郎!
お前らは自分の心にさえ正直に生きられないんですか。呆れたものです、ほんと。最近の若いのはこれだから困る。実に嘆かわしい。

勉強すべきだけどしたくない、、、そういう時は、勉強っぽいけどなんの役にも立たない事をすれば良いんです。
読書がその一つです。普段は漫画しか読まない私みたいな人間は、活字だけで構成されたモノを読むだけでなんだか頭が良くなったような錯覚に陥ります。
それと同様に、一見勉強っぽいけどなんの役にも立たない情報を脳内にブチ込んで勉強に対する義務感を麻痺させていこうと思います。

と、言うわけで今回は、「非・郷土の見どころ」について調べていきます。


Q、なんで非郷土なの?
A、郷土が微妙だから。

私の郷土は、、、岡山県倉敷市です。
名前くらいは聞いたことあるんじゃないですか?
そこなんです。「名前くらいは聞いたことある」という風に、微妙に知名度があるんですね。
しかも、倉敷市には美観地区という趣ある歴史的建造物が残っている地区があります。その美観地区ブランドが微妙に効いてるんですよ。
美観地区以外なんもないんですが、美観地区はあるんです。
その美観地区のブランド力だけで全国市町村魅力度ランキングではなぜか30位という好成績を出しています。

↑港区より上とか面白いですね。皆さん美観地区にあらぬ希望を抱いているようです。実に滑稽。

美観地区とかいうそのまんまな歴史的名所がある、ということは郷土の歴史を調べろと言われているようなものです。
事実、私も小学生の時、郷土の偉人「大原孫三郎」について色々と調べさせられ、郷土愛を刷り込まれました。


大原孫三郎氏
簡単に言うと倉敷にめちゃくちゃ貢献したお金持ちです。
めちゃ貢献してくれました。


そんな歴史がありそうな場所を調べて、、、何が面白いっていうんでしょうか!!
神戸とか大阪だったらいいですよ?だって大都会ですもん、どこをとっても自慢できるだろうと思います。でも倉敷の郷土について自慢げに話しても、真の都会人たちからは鼻で笑われるだけ。
かといってクソ田舎と自虐するには知名度がありすぎる。真のクソ田舎の人たちから「お前が田舎みたいな顔してんじゃねぇよ死ね!」と石を投げつけられます。

つまり、中途半端で微妙なんですよ。倉敷市は。
岡山だってそうです。参考として岡山から見た中四国の県に対する評価を見てみましょ。


作者の主観によるところが大きいです。


ご覧のように、両サイドに兵庫こうべと広島があるので、挟まれた岡山はまるでオセロのように「なんちゃって都会県」のフリをしているのです。
「もちろん、広島県に勝てないことなど重々承知。でも、それ以外の中四国の県には勝ってる。」
そう思いこんでいる岡山県民は多いです。実際は大した差はないです。


郷土をディスっていたら随分と前置きが長くなってしまいました。
本題へいきましょう。

早速、今回調べる「非郷土」を選定していこうと思います。
方法は簡単、運任せです。
私は人生のあらゆる選択を乱数生成アプリで行っています。
今回は「市区町村ランダムメーカー」なるものを利用していこうと思います。

でれれれれれれれれ、でん。


鹿児島県垂水市、、、聞いたことのない地名が出てきました。いいですね。

では、垂水市について調べていきましょう。

注意:勢い余って悪口を言うかも知れません。垂水市出身の方などは不快になる可能性がありますので、以下は自己責任で読んで下さい。
また、情報の確度は著しく低いです。信じないほうが良いです。全文フェイクニュースくらいの気持ちで読んで下さい。


とりまウィキで調べていきます。


どうやら日本有数の火山である桜島と地続きになっているみたいです。
が、残念。
なぜだかわかりませんが、桜島町は地続きでもなんでもない鹿児島市の領域となっています。桜島があれば観光名所としての役割も果たし、何かとニュースで取り上げられる機会も増えるでしょうから全国に名が知れ渡ったことでしょうに。誠に遺憾極まりない。




中々に面白そうです。

歴史についても見ていきましょう。


簡単に言うなら、島津家御一門の領地であった「垂水郷」「新城郷」そして薩摩藩直轄領であった「牛根郷」が現代になってがっちゃんこした結果「垂水市」が生まれたみたいです。
島津は関ケ原で敵中突破をやったバーサーカー集団として有名なあの島津ですね。



市議会議員も載ってました、一人だけ幕末の志士のハイブリットみたいな方がいますね。



駅、、、ないみたいです。
昔は垂水駅があったものの、36年前に廃線になったそう。よって主要な公共交通機関はバス。
う〜ん不便。これはなかなか厳しいですね。


おや、有名人一覧も載ってますね。


へぇ〜、東進つくった人が垂水出身らしいです。
なお、垂水市内に東進ハイスクールの予備校は無い模様。
(県立垂水高校で月一の衛生塾講座はあるみたいです)


ウィキからはこれ以上の情報が出てきそうにないので、垂水市公式サイトを覗いてみましょう。

↑垂水市公式HPです。


なんか土木技師と保健師の職員採用を行っているらしいですよ。
土木技師や保健師として働きたい!って人におすすめです。
令和5年度12月22までの受付らしいので急ぎましょう!!


スクロールしてみると思い切ってサイト内を検索するよう促されました。
(思い切ってって何ぞ?)
まぁ拒否するほどのものでもないので、思い切って観光名所でも検索してみましょうか。


6大観光名所なるものがあるらしいです。
見ていきましょうか。


以上六つの観光名所があるようです。
どこもなかなか面白そうですが、全部紹介するのは面倒なので、どれか一つを選んで紹介していきましょう。

選定方法は簡単、運任せです。
私は人生のあらゆる選択を乱数生成アプリで行っています。

でれれれれれれれれ、、、でん。


3ですね。
ということで垂水千本イチョウ園を見ていきましょ。


へぇ、1200本もイチョウがあるらしいです。
千手観音みたいに「千本」を名乗っている輩は嘘つきなことも往々にしてあるのですが、まじの千本イチョウらしいです。すごいね。

しかも中馬さんというご夫妻が40年掛けて個人で作り上げた園らしいです。すごいね。

市役所から4.7キロに位置していて、、、あ、でもバスが通ってないみたいですね。タクシーを利用すると片道2500円かかるらしいです。
只でさえ駅がないのに、公共交通機関によるアクセスがないのはきついですね。
中馬夫妻の私有地なんで仕方ないところもあるんでしょうが。
6大観光名所にナンバリングするならバス停作っても良いんじゃないですかね。

ぜひとも行ってみたいですね。

名所の紹介もしましたし、最後に垂水市公式マスコットキャラクターの紹介をして締めましょうかね。

「たるたる」です。


たるたるという安直なネーミング、そして、「たる」に「みず」という安直な外見をしていますが、なかなかに愛らしいです。
460作品の中をくぐり抜けた選ばれしマスコットという強者の一面もあります。
確率にすると約0.21%、、、千人でたるたるに喧嘩を挑んだら二人と右腕くらいしか生きて帰れないということです(違う)。
めちゃ強いですね。
また、ご当地マスコットキャラクターとして、身体が流体で構成された不定形生命体を選ぶというのはあまりない斬新な発想だと思いました。
公式サイトからたるたるの着ぐるみ使用許可申請などもできるのでたるたるとコラボしたい方がいれば是非。

おや、LINEスタンプもあるようですね。


はい。もちろん買います。




一番下のやつとか汎用性高そうですね。煽りに使える。


なかなか良いですね。
方言のスタンプもありますね。
勿論私は九州弁はほとんどわかりません。
ゾンビランドサガで「どやんす〜!?」だけは覚えました。

これからは友達にこのスタンプをなんの前触れもなく送り付けて垂水市のプロパガンダを図っていこうと思います。

さて、これだけ書けば皆さんにも垂水市の魅力が伝わったと思います。

おそらく、これを読んでいるひとの殆どは垂水と何ら関係のない人だと思います。私もそうです。

私がこんな血迷った真似をしなければ垂水のことなど一生知らずに生きていく人さえいたかも知れません。
しかし、ここまで読んだということは、皆様の大切な時間を少なくとも5分程度は垂水市の情報を受容することに使ったということです。
ここまで来たら、、、もう後戻りはできません。
もはやこの記事での垂水との出会いは最早運命、、、ですてにー、、、というほかないでしょう。
何を思ったかこの記事を読んでしまったのなら、鹿児島県垂水市に是非、足を運んでみてはいかがでしょう。

私も色々と落ち着いてまとまった時間が取れたら必ず垂水へ行こうと思います。スタンプ買っちゃったし。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?