BB17
遺伝子をもっともっと掘り下げたら悲しくなるけど、やって終わらせよう。生物の教科書にも載っていたような話しになるが、静止と卵子が出会って遺伝子が融合して受精卵が出来る。その時の太陽系などの天体の配置によって融合の仕方が変化して固有の遺伝子が出来る。それが個人の資質に関わり。個性が生じて人格になる。親から受け継いだ遺伝子を持って生まれ、親に育てられてヒトという一個の個体が居ると言うことはその個体に個体のやった事の責任を負わせるのはどう言う事なのか。この世に出現させた親の責任とするならば、その親の親という風に遡っていくと最初の生命体まで遡ってしまう。
ルカ-LUCA (Last Universal Common Ancestor) という最初の共通祖先の生命体がある。最初は細胞分裂して増殖して増えたんだろう。しかし、全く同じ細胞が分裂して増える訳だから全く同じ細胞の生命体ばかりになる。その細胞が環境の変化に対応できない場合、同じ細胞は全滅してしまう。だから紫外線などが当たったら遺伝子影響を与えて変異を起こす。それで遺伝子に多様性を持たせることになり、違う細胞になり別々の個性を持つことになり、全滅を免れる個体が出てくる。そうやって多様性を持つことによりいろんな環境に適応して生存域を広げていった。
話しを戻して遺伝子の多様性がヒトで発展してなんちゃらあってヒトの人格のバリエーションも出来たとする。その人格が仮に悪人だとする。これは性善説性悪説の問題なんだが、日本国では性善説の考え方が主流でそれと対比させるために悪人を持ち出した。つまり生まれながらに悪人は悪人なのかということ。小さなことから考えると交通ルールを守らないヒトが居る。それは子どもの頃はルールを知らないから誰かが教えないと知らない。となると親がルールを守らないことになる。子どもは自分の欲求に正直だから何も教えないとルールを守らないだろう。それを叱る親と叱らない親が居る。叱らない親に育てられると、子どもは自分の欲求のママが正常と認識するようになる。自分は選ばれた偉い人間だと錯覚するようになると、周りのヒトに命令して自分の考えを押し通すようになって横暴さがどんどん大きくなる。そのうち小さな犯罪行為をするようになるとどんどん大きくなるだろう。自分の欲求は絶対という考えは変わりないだろう。犯罪行為をしても狡猾に隠蔽するだろう。悪人のできあがり。20240707記