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あなたの心の中にあるコンフリクト(論争・衝突・摩擦)の正体

コンフリクトはよくビジネスの世界で使われている言葉で、
企業の組織内で起こる部門間の衝突や
上司部下の間で起こる立場の誓いから起こる摩擦などを指します。

実は、このコンフリクトはあなたの心の中にもあります。
ほぼ全員心の中のコンフリクト=葛藤はあると言えるでしょう。
まれに、聖人君主の様な方なら心の中の葛藤はないかもしれませんが、
あの釈迦でさえ煩悩は消えなかったのですから、
ない人はいないと言えるかもしれません。

今回は、私RIHTO流の考察を自分のメモ代わりに書いてみます。

コンフリクトはなぜ起こるのか?

ビジネスの世界で言われている要因としては次の3つです。
条件の対立=立場、目標、コストの違いなど
認知の対立=共通の目的に対する価値観や解釈の違いなど
感情の対立=優越感に対する劣等感、愛情に対する無関心など

この要因を見ていて、何か気づきませんか?
この要因からコンフリクトが起こるとしたら、
当事者が『損をしている等の満たされない感覚』から
きているのではないでしょうか。

満足していれば、どんな違いがあってもコンフリクトは起こりません。

この満たされない感覚は、
不公平感や劣等感、無力感、無価値観など
様々な重い波動エネルギーの感情を生み出します。

何故満たされない感覚になるのか

不足感、満たされない感覚を解消するには、
『足るを知る』ことです。

今この瞬間、十分に必要なものが足りていると知る事です。
今この瞬間、あなたは何も困っていないと氣づくことです。

これって、いろいろ反発したくなりますよね。
きっと『現実問題として支払いに困っている。』や
『大切な人と心が離れてきているような気がして心配だ。』
という方もいるでしょう。

その場合は、先ず落ち着いて下さい。

この記事を読んでいる瞬間、
あなたはその問題に直面している真っ最中かどうかを
考えてみて欲しいです。
もし、今この瞬間に
『支払いの手続き中だ』
『大切な人から別れ話をされている』
という方は、きっとこの記事を読んでいないと思うんですね。
この記事を読んでいる場合ではないですから。

不足感を感じているのは、
大抵はこの先起こるであろう未来の事に対して感じている事です。

先を予測して足りなくなるのであれば、
それに対して何かしら方法を考えればよいです。

ビジネスでもプライベートでも、
これは共通しています。

そして、対応方法を考えているその瞬間は、
何も不足していない『足りている』状態であるということを知っていれば、
不足感を感じる時間は少なくなります。

不足感の要因はなにか

人は『ない』と思うから求めるのであって、
その不足感は『不安』がからきてると思います。

何故『不安』が湧いてくるのか?
それは、仏教の教えによると『無明の闇』が根源であると言われています。

『無明の闇』とは、暗い心を意味しており、
この『暗い』とは『よくわからない』ということです。

よくわからないから不安になる
ということですね。

であれば、一番簡単な対処方法は『知る事』ですね。

何を知るのか?
それは
『足るを知る事』です。

スピリチュアルの観点からお伝えすると、
あなた自身は、
この人生を生きるために必要なものは全て持ってきています。
その人生の中で拾う予定のモノを含めて全て持っています。

そういう意味で『ありのままで良い』と言えるのです。

『そうはいっても、自分は社会的地位や才能があるわけではない』
という意見も出てくるかもしれませんね。

そこで考えてみて頂きたいのが、
あなたにとって『社会的地位や才能』等は、
人生の目的でしょうか?

目的を達成するために、
材料として持っていると良い場合はるかもしれませんが、
持ってないから目的を達成できないとは限らないのでは
ないでしょうか。

一般常識として、
富や名声、才能や美貌などを持っているか、
学歴はこれぐらいはあると良い
などの基準を言われる場合もあるかもしれませんが、
それがあることであなたが満足すると言えるのでしょうか。

一般常識は、標準化された基準ではあるかもしれませんが、
あなたが満足する生き方はその標準化された基準通りでしょうか。

標準化された基準があるということは、
その基準より上であれば『優れている』『得である』という
印象を持つかもしれませんね。

その基準を上回る為に何かを求め、
手に入れようとしたり、
持っているふりをしたりして
優越感を感じることに快感を覚える事はあります。
確かに、優越感は気持ちのいいものではありますが、
長続きしないものですね。
上には上がいますし。

結局のところ、
基準を設けることで何かを手に入れようとする
『所有』の概念が生まれるんです。

基準以上を目指して、
自分は人より劣っていないことを証明するために、
物や地位、名誉、友人、住環境、宝飾品等々を所有しようとする。

この場合何を知ったらよいでしょうか?

それは、
あなた自身の事です。

本当にあなたが望んでいる事を知る事です。

もし、お金に困っていてどうしようもなくなってしまったら、
『破産』という選択肢もあります。

『破産』という制度を使うことに抵抗を感じるかたもいると思いますが、
この制度を活用せずに苦しみ続け、
最悪の場合は自ら命を絶ってしまう人もいます。

その一方で、どうやったら借り入れできるのか謎なくらい
多額の借金をしていても堂々と日常を楽しんでおり、
債権者もあきらめてしまうようなツワモノもいるようです。

この場合、知るべきことは『破産』という制度の目的です。

『破産』は救済の為にあります。
例え、事業で失敗しても『破産』手続することで、
一部就くことのできない職業があったり、
一定期間クレジットカードを作ることができなくなることはありますが、
やり直すことができます。

それでも、周りの目が気になって勇気が出ないこともあるでしょう。

そうして気になるのは、
他人の価値観で自分の人生を生きている状態と言えます。

一般常識も他人の価値観です。

冒頭でお伝えしたコンフリクトの要因が、
あなたの心の内側と外側にある状態です。

条件の対立=立場、目標、コストの違いなど
認知の対立=共通の目的に対する価値観や解釈の違いなど
感情の対立=優越感に対する劣等感、愛情に対する無関心など

所有の概念を手放し、
足るを知り、
無明の闇を晴らしていく事で
コンフリクトは解消されていくでしょう。

一般的な基準より、
自分の基準を知り優先させることができれば、
心の葛藤も減り楽な生き方になっていきます。

最後まで読んで下さりありがとうございます。

魅力覚醒アーティスト
RIHITO

公式サイト atelier Lichit Blume
http://lichitblume.xyz/

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