ハリー・ポッターと呪いの子(おすすめ席など)

ネタバレは多少含みます。

【1】おすすめ席は?
【2】舞台脚本はあらかじめ読むべきか?
【3】ハリー・ポッターシリーズを知らなくても楽しめるか?


【1】おすすめ席は?
以下の公式サイトに掲載されている座席表をもとにすると、おすすめ席は以下のとおり。

▼座席表
https://tickets.tbs.co.jp/harrypotteronstage/HPCC_seatmap.html

(1)9と4分の3番線シート(1階席I列14〜27番)
特別仕様のチケットと非売品グッズ付きのプレミアムシート。特別仕様の紙チケットには、日付と座席がスタンプされている。「非売品グッズ」は特別表紙のパンフレット(中身はグッズ売り場で買えるものと同じ)。プレミアムシートに2000円のパンフ付きだなんて、かなりお得なのでチケット争奪戦に臨む価値は十分ある。

近くでほどよく全体を見渡せるので、魔法に驚き、魅了され、ぞわっとし、ぞくっとしてまさにハリー・ポッターの世界を”体感”した気分が味わえること間違いなし。

(2)1階席各列中央ブロックの右端(27or28番)
真横で体感できる演出があるため、“右端”であることがポイント。”ぞくっと”すること間違いなし。中央ブロックの方が舞台は観やすいと思うが、そういう意味では、少し斜めでもよいなら1階席各列29番(右ブロックの左端)でも◯。

ちなみに1階後方が観えづらいか?と言われると、実際に中央ブロックのW列で観たことがあるが、殊更観づらいとは思わなかった。

(3)2階席A列14〜28番
2階席なので演者は当然少し遠くなるが全体を見渡せるし、舞台を飛び出たフライング演出があるため、2階最前列ならではの醍醐味がある。

こちらも中央の方が観やすいとは思うが、そういう意味では、少し斜めでもよいなら2階A列7〜13,30〜36でも◯。ただ、フライングの範囲を考えると、最前のA列であっても両端すぎるよりは、中央寄りのB列の方が良いかもしれない。


【2】舞台脚本はあらかじめ読むべきか?

読んだ状態で臨んだ身だが、読んでいなくても話にはついていけると思う。ハリー・ポッターシリーズの不死鳥の騎士団(5作目)以降の映画は原作未読の人たちは、よく物語についていけるなと思ったものだが、呪いの子は話がそこまで複雑ではないので書籍を読んでいなくても問題ないと思う。

当初2016年に発売されたものを読んでいたのだが、それとは少しだけ内容が違うようだった(東京脚本版は別途発売)が、魔法が舞台化されるとこうなるのかという驚きの連続。


【3】ハリー・ポッターシリーズを知らなくても楽しめるか?
正直いうとシリーズを「全く知らない」人は、話についてくるのが難しいかもしれない。もちろん知らなくても楽しめる魔法の演出はたくさんあるが、やはりシリーズ最終作から”19年後の世界”であり、それまでの物語を前提にして展開する。

映画も映画で内容が複雑ので、映画のみ観たという人の中にはピンときていない部分がある人もいるかもしれないが、舞台ではところどころ登場人物たちが解説っぽいことを話してくれるので、映画を観ていれば十分◎。

もし映画を観なおしてから臨むのであれば、
・炎のゴブレット(4作目)
・死の秘宝 Part2(8作目)
を優先的に観なおすことをおすすめする。
余裕があれば、
・秘密の部屋(2作目)
・不死鳥の騎士団(5作目)
も観ると◎(もちろん通しで観るに越したことはない)。

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