柚子野亜里沙物語16「浅はかな」


わたくしは、関東観光大使浅草支部長の、柚子野亜里沙よ。
33歳、女盛りの美形なのよ。

金曜日は出社なので、お仕事だったの。
観光業界は日中が勝負なので、割と帰りが早いの。
午後5時には、お仕事オシマイ。


帰り道に、浅草ロックホテルの前を
通りかかった時、なんだか見たような
姿が、眼に飛び込んできたの。

「あっ、今日は休暇の新人副部長の浅波香ユリ!。しかも散歩社長と肩を寄せ合い、浅草ロックホテルから出てきたわ!。これは浮気ね!。」

亜里沙、目の前が真っ暗になったの。
気を持ち直して、スマホでパパラッチ
しちゃたわ。


次の日の土曜日は、二人ともお仕事なので、お仕事が終わったあとに、
浅波香ユリを呼び出して、近くの浅草小町公園で、ユリに証拠写真をつき出して、ユリに詰めよったの。


「ユリはしらないわよ!。散歩様が
ユリとイイ子イイ子したいとおっしゃるので、私も誘いに乗ったのよ!。」

「そんな浅はかな!。散歩社長は亜里沙のものよ!。愛してるの!。」

「議論で愛を語らないで!。」


このままでは、修羅場になるわ。
亜里沙は泣き泣きその場を離れ
散歩社長のスマホにラインしたの。

「今から、亜里沙のマンションに来て下さいな、お話があるの。」


マンションのドアをノックする音がして、カギがカチャリと鳴り、散歩社長が姿を見せたの。

「亜里沙、どうしたんだ、泣きべそ顔で?。」

亜里沙は無言で、スマホの証拠写真を
突き出したの。

散歩社長は、ドキッとして、

「いや、亜里沙、これはちょっとしたおつまみのサザエさんのつぼ焼きで、永遠の2号は亜里沙だけだよ。亜里沙、勘弁してくれ、お願いだ。」

ここで許さなければ女がすたる!

「許してあげるから、亜里沙をスリコギでスリスリして下さいませ。❤️」


散歩は亜里沙の身体を、後ろから前から、イイ子イイ子してくれたの。

亜里沙はいくどもいくども、喘いだわ。😍


亜里沙、シ・ア・ワ・セ。

ウッフ〜ん。❤️






  続くかも知れませんわ

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