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エッセイのようなもの「越生町虚空蔵尊さくら公園」




私は、カメラ散歩で、隣町の越生町にある虚空蔵尊という仏閣に、御参りに行っていました。

突然、2007年建立という
虚空蔵尊さくら公園という
目印が建っているのを見つけました。

早速、中に入って見たのですが、桜も小さな苗木で、花も僅かしか咲きません。

「えっ、これがさくら公園?」

その後、毎年、桜の時期に訪れました。
年々桜の木が大きくなり、段々と桜の花が咲き始めたのですね。

この時、越生町の観光に対するひたむきな努力に驚きました。
その日限りの思いつきではなく、20年先を見越した計画だったのですね。

今では、桜の木もかなり成長し、開花も多く見られます。


ここのさくら公園の特徴は、
早咲きから、遅咲きの品種を
とりまぜて、植えています。

ソメイヨシノの群落が、豪華絢爛に咲き始め、一瞬のうちに散るのに対して、ここは
長く楽しめます。

しかし、その分、地味です。


早咲の桜が咲き始めました。

一見、多くの桜の花と見えますが、咲いているところだけ撮影しているので、全体的に見ると、ほんの一部です。


今では、このさくら公園は
地味な観光地として知られています。




         おしまい


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