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パトリッチアさんの言葉、そしてCD制作

今日の南牧村は予想最高気温マイナス2度、最低気温マイナス9度。お外はすこぶる寒く、強風が吹き荒れていますが、移住して1年半、この寒さや風の強さに怯えることはあっても、こんなところに移住して・・・なんて思ったことは一度もありません。最高に最高に素敵なところです!

さて、最近心に残ったこと。

Wdracの支援者であるルーマニアのパットリッチアさんは今年の活動レポートの最後にある言葉。(WdracRadioであきらさんが紹介してくれました)

「世界中でどんな大きな破壊があっても、また大きなポジティブなエネルギーがあって、平和と人類のために闘うことを厭わないつもりです。これは私たちの日常生活の単純な真実です。」

すごい言葉だな、て思いました。(特に最後の一文)

パトリッチアさんは、ドブラハタセンターを訪れるたくさんの避難民の方一人ずつに対して、丁寧に話を聞き、どんな支援が必要かを考え少しでも良い方向に、少しでも幸せな気持ちになられるようにと活動されています。きっと大変な苦労をされていると思いますが、今年の活動レポートを聞いていて、それが現実のものになっている、と感じました。(ぜひ、まだの方はWdracRadio12/9を聞いてください)

本当に素晴らしいですね。

パトリッチアさんには、昨年の言葉にも私はグッときました。
それは
We will be staying strong.
We're gonna find our way to help.
we won't stop We keep going
という言葉でした。

なんと力強い。
思わずこの言葉を入れた曲を書きたくて、ヒトデの話とセットにして 曲を書きました。
たくさんの人の力添えを得て、この曲を含めた合計9曲が、来年2月にCDになります。

レコーディングに携わってくれた人たちは、良い音楽を作りたい、ということだけでなく、今回のCDが一体どういうものなのかを真剣に考えてくれました。
オレグさんの曲ではキーウの空襲警報の音を入れるべきかどうかを、長い時間を費やしてそこにいる人全員で話し合いました。技術者の方も、その曲の担当でないミュージシャンの方も、議論に参加してくれました。とても素敵な時間でした。

私たちの想いがいっぱい詰まったアルバム。
皆さん、CDが出たらぜひ聴いて下さいね。

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