両親に告白①

借金については6月現在、私の家族(妻)は知りません。
ちなみに10年以上前にも競馬で250万で、借金を作った事がありその時は、白状してもう2度としないと言うことで許してもらいました。

借金額が膨れ上がり、精神的にも金銭的にも限界になった中、妻にとてもではないけど話せる勇気がなく、両親に助けをもとめに実家に帰りました。

私は両親とは離れた場所(新幹線を使わないと行けない)に住んでいますが、月に1回ある出張のタイミングの時に1日前泊を増やす嘘をつき実家に泊まることにしました。

両親には泊まらせてほしいという事だけを伝えていました。当日会社は午前中で休みをとり、そのまま実家に向かいました。新幹線に乗り東京駅に向かう間、だんだん、近づいてる景色を見ながら色んな事を考えていました。
私は汚い人間です。親に泣きついたらきっと助けてくれる(お金を初めから借りたつもり)ことを正直あてにしていました。どうしょうもなくダメな人間です。
ただ、心のどこかでもしかしたらお金を貸す条件が、妻に報告をする事ではないか、もしくはその場で妻に連絡をされるかもとも思いました。
本当に最悪な人間だと思います。
7対3くらいで妻には黙ってくれているのでは、ないかと、思っていました。

新幹線を下車しましたが、そこから在来線で、最寄りの駅までの、最短ルートを使うの躊躇いました。
運賃を安くしたいのもありましたが、あえて遠回りや快速でない各駅などを使っていつもの倍時間がかかるルートで帰りました。
おそらく早ければ夕方6時半位に到着できるのに、着いたの8時半くらいでした。
家についてからも門が、なかなか開けられません。
10分くらい家の前で固まってました。

意を決して家に入りました。
母親が優しい笑顔で出迎えてくれました。
子供が出来て、転勤の関係で今の離れたところに住んでからは、何に2回くらいしか顔を見せれてません。

通常であれば実家に帰ると親からはお風呂に入れば?と言われスーツ姿という事もあり、私もそうするのですが、今回の顛末をはじめに切り出そうと思っていたので、風呂に入るわけには行きません。
居間のいすに腰掛けてタイミングをはかりましたが、父親が向かいに座って、孫(私は子供が2人います)の状況を色々と聞いて来ました。
すごい微妙な受け答えをしていると、その間に母親がうどんを作って出してくれました。。

とてもご飯を食べている状況ではないのですが、いざ2人を前にすると借金の事が、喋れなくなりました。
下を向きながら黙ってうどんを食べました。
食べ終わった後も喋れる自信が全くなく、どうしようか困りました。
何をどうしようか分からなくなり、風呂に入ることにしました。
私が風呂から出る父親は1階でテレビを観て、母親は2階の、自室に行っていました。
この時22時くらい。
父親に先に告白する勇気がなく、意を決して母親な、部屋に向かいました。

母親に話がありますと声をかけて、借金をfxで作ったことを、報告しました。
母親は取り乱すそぶりもなく、淡々と私の話を聞いてくれました。
この時も私はつまらない嘘をつきました。
借金はクレジット含めると700万以上ありましたが、660万であること。また借入も銀行1社、サラ金5社ですが、銀行1社、サラ金1社と言いました。
なんとなく正直にそのまま言うと余計に怒られる、幻滅されると感じたからです。
そして借金の中身も競馬の方が多く散財していたにも、かかわらず前回が競馬でという事もあり、競馬とは言えずfxのみと伝えました。その上いっとき大きく勝てたからその反動で大きく負けた等、苦しい弁でした。嘘です。いっときもプラスになった事はありません。ただ、ひたすら負け続けました。

母親は全部を聞いたあと、深いため息を、ついたあと父親にも報告してほしいと私に伝えました。
1階におりて、父親を、含めて同じ話をしました。
父親の方がおおきくショックを受けていました。


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