それでも娘は味方

先日のこと、久しぶりに主人と衝突しました。というのも主人は大切なことを言いません。本当に言わなければ伝わらないことをすっ飛ばしてその先のことを言います。それではこちらは意味が分かりません。それで聞き返したら「何度も言わせるな」やら「理解力がない」やら言いたい放題、なので聞くのを止める時があります。

今回は言われてなくて気をきかせて私が先回りしてやったことを「言わなかった」と難癖をつけられました。私がやるなら自分がやらなくてすんだのに言わなかったから主人も同じことをしてしまった、と。先にいっておくと、主人はテレビを見ていてやる気ゼロだったので私がやっておいたのです。それに、車を運転していたので娘に電話をとってもらったため、ちゃんと伝わらなかったのもあります。でも、それもママは運転中とちゃんと言ってくれてます。それなのに私が悪いの一点張り。

今までもよくありました。考え方が違うからか上手くかみ合いません。私もそのたび勉強して事を大きくしない方法をあみだしてきました。

今回はまた違う展開がおとずれたのです。

娘「パパ、言い過ぎだよ!ママ、大丈夫?」

娘が私にとんできて抱きしめてくれるのです。パパに背中を向けて顔だけパパに向いて。

それでも主人も引けません。まだ続けて文句を言ってきます。私もそんな言われるようなことをしていない、なので反論します。でも娘は私から離れることなく頭をなでてくれています。

自分が小さい人間に思えて情けなくもなり、黙ることにしました。主人は勝ったと思ったかもしれません。でも、私は負けて勝ちました。

「最強の味方はこんな私にでも味方してくれた」からです。

これからもおそらく衝突を繰り返すことだと思います。だんだんと主人の扱いも分かってきたつもりでしたが、まだまだでした。世の優しいご主人をもつ奥様をうらやましく思ってもうちはどうしようもありません。なので諦めてうまーく立ち振舞おうと思う今日この頃です。なにせ私には娘という味方がいてくれるのですから。


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