仙骨嚢腫と分かるまでPart 4

旅行先で痛みが発症。
一泊二日の旅行だし大丈夫かと思っていたがそんなに甘いものではなかった。

行った日の夜からじわじわと痛みは来た。
ホテルとはいえ、畳敷きの和風な部屋だった。温泉に入り足も入念にマッサージ。
そこまでは良かった。しかし時間が経つにつれ痛みは増す一方。
鎮痛剤もないし困ったぞ…と思っていた時にロキソプロフェンテープ(湿布)を持って来ていたことを思い出し、藁をもつかむ気持ちで太ももの辺りに貼ってみる。
するとしばらくして効いてきたのか、いつの間にか寝てしまっていた。

翌朝も湿布の効果か少し良かったのでホテルの朝食を食べて出発。しかしまた痛みはぶり返し始めた。
冷静になって何が良くなかったか考える。
まずは車に長時間座っていたこと、そして致命的だったのは畳敷きの部屋だったのでお姉さん座りをしていた。(後から知ったがこれが1番悪いらしい)
その日の予定はほとんどキャンセル。お土産だけ買い、昨日のうちに調べておいた下肢静脈瘤(まだ下肢静脈瘤だと思ってたから)の専門医を目指して中央道をひたすら走った。
受付時間ギリギリに飛び込み、下肢静脈瘤では名医と言われるその先生に診てもらえることに。
そして早速、診察。
『下肢静脈瘤というのはこうやって診察するのか…前の整形外科みたいに足を見ただけで下肢静脈瘤ですね〜とは大違いだ…さすが名医』などと思っていたらあっという間に終わり、医師のひとこと…
『下肢静脈瘤ではないですね、これはヘルニアか脊椎管狭窄症だと思います。すぐにここを予約して行ってください』

えー!下肢静脈瘤じゃないの⁈腰?腰なんて全然痛くないんだけど…と心の中で思い、次は先生が超オススメのヘルニアの専門医を紹介してもらった。
明日もやっているようなので明日行ってみよう…とまた振り出しに戻ってやり直しのような状況になってしまった…。

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