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【ダービー】各トライアル有力馬①(青葉賞・京都新聞杯・プリンシパルステークス)

〈 青葉賞 〉 シュガークン/武豊騎手

グレード制度が導入された1984年以降、
・ 青葉賞出走馬
(0-8-7)
⬇️
・ 青葉賞勝ち馬
(0-7-3-28)複勝率:26%
・ 青葉賞2着以下
(0-1-4)

このように青葉賞出走馬で好走した10頭/15頭が青葉賞1着馬。
2着以下馬は3着以内とも限りませんので、1着馬に注目します。

簡単な項目で青葉賞1着馬の好走馬(0-7-3)すべてが満たしているポイントは、
① 青葉賞で着差0.1秒差以上(0-7-3-21)
  青葉賞で着差0.0秒差(0-0-0-7)
② 青葉賞で上がり3F3位以内(0-7-3-22)
  青葉賞で上がり3F4位以下(0-0-0-6)
③ 過去に3勝以上している馬(0-7-3-20)
  過去に3勝以上してない馬(0-0-0-8)
これらをすべてクリアしている馬は(0-7-3-13)複勝率:43%
すべてをクリアしている馬が出走すれば3回に1回は好走しています。

上記3項目以外に大きなポイントはふたつ。
① 馬体重490kg以上(0-6-1-6)複勝率:53%
  馬体重490kg未満(0-1-2-22)複勝率:12%
② 新馬戦勝ち馬(0-5-1-9)複勝率:40%
  新馬戦2着以下(0-2-2-19)複勝率:17%
⬇️
上記3項目 + 馬体重490kg以上(0-5-1-4)複勝率:60%

上記3項目 + 新馬戦勝ち馬(0-6-3-5)複勝率:64%

そして今年のシュガークンは…
・ 青葉賞で着差0.0秒差(0-0-0-7) ❌
・ 青葉賞で上がり3F4位以下(0-0-0-6) ❌
・ 過去に3勝以上している馬(0-7-3-20) ⭕
・ 馬体重490kg以上(0-6-1-6) ⭕
  (前走時馬体重502kg)
・ 新馬戦2着以下(0-2-2-19) ❌


正直なところ劣勢ではありますが、馬体重は一発で相当絞り込める良い項目ですので、ここをクリアしている(現時点では490kgを超えているであろう想定)だけで軸には据えなくとも、買った方が良い馬であると思います。



〈 京都新聞杯 〉 ジューンテイク/騎手未定

グレード制度が導入された1984年以降、
・ 京都新聞杯出走馬
(3-4-2)
⬇️
・ 京都新聞杯勝ち馬
(2-4-1-22)複勝率:24%
・ 京都新聞杯2着以下
(1-0-1)

このように京都新聞杯出走馬で好走した10頭/12頭が京都新聞杯1着馬。
2着以下馬は少ないので、1着馬に注目します。

簡単な項目で京都新聞杯1着馬の好走馬(2-4-1)すべてが満たしているポイントは、
① 京都新聞杯で5番人気以内(2-4-1-15)
  京都新聞杯で6番人気以下(0-0-0-7)
② 過去に3勝以上している馬(2-4-1-13)
  過去に3勝以上してない馬(0-0-0-9)
これらをすべてクリアしている馬は(2-4-1-10)複勝率:41%
すべてをクリアしている馬が出走すれば約3回に1回は好走しています。

上記2項目以外に大きなポイントはみっつ。
① 馬番7番から内(2-4-0-7)複勝率:46%
  馬番8番から外(0-0-1-15)複勝率:6%
② 京都新聞杯で着差0.1秒差以上(2-3-1-13)複勝率:31%
  京都新聞杯で着差0.0秒差(0-1-0-9)複勝率:10%
③ 京都新聞杯で上がり3F2位以内(2-3-1-15)複勝率:28%
  京都新聞杯で上がり3F3位以下(0-1-0-7)複勝率:12%
⬇️
上記2項目 + 馬番7番から内(2-4-0-4)複勝率:60%

上記2項目 + 京都新聞杯で着差0.1秒差以上(2-3-1-6)複勝率:50%

上記2項目 + 京都新聞杯で上がり3F2位以内(2-3-1-7)複勝率:46%

そして今年のジューンテイクは…
・ 京都新聞杯で6番人気以下(0-0-0-7) ❌
・ 過去に3勝以上している馬(2-4-1-13) ⭕
・ 馬番7番から内(2-4-0-7) ❔
・ 京都新聞杯で着差0.1秒差以上(2-3-1-13) ⭕
・ 京都新聞杯で上がり3F2位以内(2-3-1-15) ⭕

現時点で馬番はわかりませんが、ジューンテイクはやや優勢です。
最たる傾向の馬番を満たす場合は軸には据えなくとも、買った方が良いと思います。



〈 プリンシパルステークス 〉 ダノンエアズロック/騎手未定

プリンシパルステークスが創設された1996年以降、
・ プリンシパルステークス出走馬
(0-1-4)
⬇️
・ プリンシパルステークスで連対
(0-1-4-34)複勝率:12%
・ プリンシパルステークスで3着以下
(0-0-0)

このようにプリンシパルステークス出走馬で好走した5頭/5頭がプリンシパルステークス連対馬。
3着以下馬はいませんので、連対馬に注目します。

簡単な項目でプリンシパルステークス連対馬の好走馬(0-1-4)すべてが満たしているポイントは、
① プリンシパルステークスで7番人気以内(0-1-4-29)
  プリンシパルステークスで8番人気以下(0-0-0-5)
② プリンシパルステークスで着差0.3秒差未満(0-1-4-31)
  プリンシパルステークスで着差0.3秒差以上(0-0-0-3)
③ プリンシパルステークスで4角5番手以内(0-1-4-20)
  プリンシパルステークスで4角6番手以下(0-0-0-14)
④ 過去に2勝以上している馬(0-1-4-30)
  過去に2勝以上してない馬(0-0-0-4)
これらをすべてクリアしている馬は(0-1-4-15)複勝率:25%
すべてをクリアしている馬が出走すれば約4回に1回は好走しています。

上記4項目以外に大きなポイントはひとつ。
① 過去に重賞で連対経験がある馬(0-1-3-7)複勝率:36%
  過去に重賞で連対経験がない馬(0-0-1-27)複勝率:3%
⬇️
上記4項目 + 過去に重賞で連対経験がある馬(0-1-3-2)複勝率:66%

そして今年のダノンエアズロックは…
・ プリンシパルステークスで7番人気以内(0-1-4-29) ⭕
・ プリンシパルステークスで着差0.3秒差未満(0-1-4-31) ⭕
・ プリンシパルステークスで4角5番手以内(0-1-4-20) ⭕
・ 過去に2勝以上している馬(0-1-4-30) ⭕
・ 過去に重賞で連対経験がない馬(0-0-1-27) ❌

ダノンエアズロックはやや優勢のように思えますが、そもそもプリンシパルステークスがある程度絞り込んでも期待できない点、最後の「過去に重賞で連対経験がない馬」は非常に厳しい一撃に感じます。
人気を見ながらになりますが、ヒモに一考といったところでしょうか。



【ダービー】各トライアル有力馬①(青葉賞・京都新聞杯・プリンシパルステークス)は以上です。


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