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ガーシー帰国時の笑顔


最初にニュースで見た時に思ったのは、ガーシー嬉しそうだなぁでした。
日本に帰って来られて良かったねと思ってしまいました。
ピカチュウTシャツ着てるし、差し入れに少年ジャンプを要求ってアナウンサーが真面目に伝えるから笑っちゃいました。

もちろん詐欺やったり、夜な夜な芸能人に女の子をアテンドしたり、悪人の部類の人間だということは分かっていますよ。

ただYouTube結構観ていたので、情のあるというか情が濃すぎる悪人なんだろうと思っています。
最初の頃は特に、切羽詰まった表情で汗かいた顔をばーんと晒して感情的に怒り口調でまくしたてるのでかなり迫力と説得力がありましたね。
関西弁の悪口のキレが良すぎて面白かった。

初期の頃に暴露された俳優達に対しては、元々ガーシーとつるんでいた同類なんだから特に同情は感じなかったです。
悪人が悪人の暴露をしただけですから。
あとたまに俳優としての才能や顔は誉めてたからちょっとほっこりもしました。
情の濃い人は裏切ると怖いですね・・・。

それからなんだか色々登場人物が増えていき、有名ユーチューバーとコラボしたり、お金を貸してくれる人が出てきたり、本も出したり、権力者の暴露してBANされたり、国会議員になったり。
一連のストーリーはどんなテレビ番組よりもわくわくするドキュメンタリーでした。

それにしても国会議員は除名処分になって、実際たいした罪でもないのに国際指名手配に、異例の赤手配?(よく知らない)までして逮捕ってすごいですよね。
もっと凶悪犯にすることなのでは?
逆に国家権力に対する疑念が深まってしまいました。

何が良いってちゃんと顔を晒して、自らの悪事も晒して、捨て身でやったこと。
裏では悪いことしてるのに善人面して平気で人を責めるような人達よりはマシでしょう。
だから悪人で問題ありまくりの人なのに応援してくれる人が現れたんだと思う。
ただの悪人でしょと切り捨てることが出来ない魅力ある人でした。

一生帰国しないと言ってたけど、本当は生まれ育った日本に帰れないなんて嫌だったはず。
お母さんにも会いたかったはず。
YouTubeで日本に帰ったらあのお店のあれが食べたいとか話してたのも覚えてる。
帰国時の清々しいまでの笑顔を見てそう確信しました。

あらためて、帰ってこられて良かったね。
願わくは今後ガーシーを良い方向に導いてくれる人が周りに現れますように。









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