見出し画像

2023年デイリー杯2歳S振り返り



ブログ記事はこちら!

事前予想

本命◎ジャンタルマンタル

結果・・・
当たり(/・ω・)/ 回収率406%

メモ

✅稍重での開催で直線内は少し荒れた状態
✅直線真ん中あたりが最も伸びる傾向あり
✅大外を回すと届かないやや先行有利な馬場
✅前半3F 35.0
✅後半3F 35.0
✅後半5F 59.5
✅勝ち時計は例年と同程度のレベル
✅ミドルペースになったことで外からの差しも届いた

前日の雨の影響で稍重馬場での開催。

レースではメイショウサチダケが逃げてテイエムチュラランがそれに続く形となりました。前走1400m以下を使った馬たちが前に行ったことでペースとしては前半3F 35.0のこの馬場にしては少し早めの流れとなりました。

直線を向いたところで内からジャンタルマンタルが抜け出し、直線最も伸びやすい真ん中あたりからエンヤラヴフェイスが伸びてきました。そして最後に大外からナムラフッカーが差すという結果。

結果的には35.0-35.0のミドルペースとなったことで差しも届いたとみることができます。

また、馬場状態やペースから考えるとスピードよりもパワーが重要となったレースとみており、今回上位に来た馬は1800m以上でも走れるようなパワー型の馬と考えてよいのではないかと思います。

よって、今回力を発揮できなかった牝馬は次走以降見直せるのではないかと考えます。

馬場状態

11/11(土)7:00
クッション値:8.9(標準)
含水率(芝ゴール前):12.6%
含水率(芝4コーナー):12.4%
使用コース: Bコース
(Aコースから直線部4メートル、曲線部3メートル外に内柵を設置)
芝の状態:正面直線内側に部分的な傷みがある。その他の箇所は概ね良好な状態。

レースラップ

過去5年(2015-2019年)の平均ラップと2023年デイリー杯2歳Sのラップ比較

レースレベル

デイリー杯2歳S 過去5年(2016-2019年, 2023年)

今回は過去の勝ち時計や上りの数字と比較することで簡易的にレースレベルを判定したいと思います。

まず前提となる今年の芝レースの時計の出方について。
この週の馬場は、前日に雨が降ったことで先週よりは時計がかかる傾向がありました。しかし、同日の他の芝レースを見る限りでは例年の良馬場と同等の時計は出ており、2019年以前と比較するとやや早めの時計水準が見込まれる馬場だったと考えます。

以上を踏まえた上で過去比較を行うと、今年は時計的なレベルは高くないレースだったとみます。

ペースはミドルペースだったことで上り3Fの数字は遅めに出ているのは納得できるのですが、後半4F, 5Fで見た際の数字も例年より遅めなのが気になります。

勝ち馬ジャンタルマンタルは0.3秒の着差をつけているのでここでは抜けた存在だったと考えますが、レースレベル自体は高くなかったことを頭に入れておこうと思います。

ピックアップ馬

1着 ジャンタルマンタル

スタートよく3番手につけて、直線では内から余裕をもって抜け出すことができており、今回のメンバーでは着順通り一番強い競馬だったとみます。初戦と同じように前目で競馬して抜け出す形となったので、今後も内枠で強く狙うのがよいかもしれません。脚質的に瞬発力というよりは34秒台以上の上りでしぶとく差し粘る競馬が現状のベストでしょう。初戦は優秀な全体時計で強い勝ち方を見せており、京都コースのような坂は苦にしないタイプかなと思います。個人的にはマイルよりは年末の2000mに出てきたら狙いたいです。

2着 エンヤラヴフェイス

今回はこれまでの競馬と異なり、中段から差す競馬で好走することができました。ポジションや通ったコースには恵まれましたが、このメンバーでも通用する能力を持っていたことを証明してくれました。もともとこの馬は初戦の中京マイル戦で後半5F 58.0のペースで勝利している素質馬です。(同条件の新馬戦でこの数字より早いペースで勝ったのはセリフォスしかいません。)前走のように早い上りを求められるレースでは厳しそうですが、スタミナもある程度問われる持続戦では今後も強さを発揮してくれるのではないでしょうか。

3着 ナムラフッカー

道中は最後方に位置しており、直線で大外から差しての3着。今回はペースと他の馬の失速に助けられての3着とみるのが妥当ですが、この馬の能力自体は戦前の人気以上に評価すべきだと思います。特に前走の紫菊賞は時計・メンバーレベルどちらも高い一戦で、そこでも3着にきているのは能力がある証です。(余談になりますが紫菊賞の勝ち馬ジュンゴールドは現状世代トップクラスと考えているほどの馬です。)今回とは逆に瞬発力を求められるマイル戦では凡走する可能性が高いため、今後1800m以上のレースで穴になるのであれば強く狙えるタイミングが来るかもしれないので要注目です。

次走注目馬

8着 クリーンエア

今回は牝馬2頭(フルレゾン、カンティアーモ)が人気になっており、それらの馬も見直すことは可能だと思いますが、今後の人気的な妙味を考えてこの馬をピックアップしました。過去2走は素晴らしい瞬発力を見せて好走しており、適性レンジは軽い芝で33秒台の上りが求められる瞬発力戦にあるとみることができます。つまり、今回は全く適性外のレースであり、凡走は度外視でよいとみます。レース内容を振り返ると、道中・直線どちらも馬場が荒れた最内を進んでいたことも裏付けとなり得ます。ただし、馬主ゴドルフィンの馬なので早熟の可能性も考慮しておく必要はありそうです。

独り言

馬券的には本命のジャンタルマンタルが勝利してくれて嬉しい限りです!

新馬戦の内容が非常によかったことを信頼したのがよかったですね!

鞍上の鮫島騎手もかなり期待している素質馬なので今後G1をとることができるのか、注目していきたいと思います!

Twitterもやってます~!
よかったらこちらもフォローしていただけると喜びます(*^-^*)

https://twitter.com/odds_keiba01


最後まで読んでいただきありがとうございました!
少しでも面白いと思っていただけたら一番下にあるハートマークの「スキ」ボタンを押していただけると喜びます!今後のモチベーションにつながるので是非よろしくお願いします m(__)m


おず




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?