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OpenAI o1 を使ってパズルを書く

せやからな、GPT-4 がめっちゃ苦戦するけど、うちらの新しいモデル o1 プレビューやったらええ感じにできる、そんなプロンプトについて話したいんや。
プロンプトは簡単なんやけどな。「リスがコアラとサッカーするっちゅう6行の詩を書いてくれ」っちゅうもんや。ほんでもって、こんな条件もつけんねん。
2行目の最後の言葉は「い」で終わる
3行目の2番目の言葉は「う」で始まる
5行目の最後から2番目の言葉は「ユーカリ」
最後の行は全部2音節の言葉やないとアカン
まず GPT-4 でやってみるさかい。GPT-4 の答えは、いくつかの条件は満たしとるけど、全部はクリアできてへんのがわかるで。GPT-4 にとって難しいんは、一発で正解せなアカンっちゅうとこやねん。条件を確認して詩を修正するっちゅうことができへんのや。
ほんじゃ、同じ詩を o1 プレビューでやってみよか。GPT-4 と違うとこは、o1 プレビューは最終的な答えを出す前に考え始めるんや。モデルの思考プロセスの要約も見れるんやで。
まず見てみい、韻を踏む言葉をいろいろ考えとるのがわかるやろ。それから「い」で終わる言葉を確認しとる。「アリバイ」みたいな言葉を考えとるんや。言葉の語尾を分析して、「スキー」みたいな言葉も考えとるわ。
フレーズをまとめ始めたけど、ピッタリ合うてへんと思うたみたいやな。2番目の言葉が「う」で始まるフレーズを考えとるわ。6行目の2音節ルールに合わせて言葉を調整しとるんや。いろんな2音節の言葉の組み合わせを考えとるなぁ。
詩が全部の条件に合うてるかどうかチェックしとるわ。サッカーの要素を分析しながら詩を仕上げていっとるんやな。
ほんじゃ、できあがった詩を見てみよか。
2行目の最後の言葉「サファリ」は「い」で終わっとるな。
3行目の2番目の言葉「unleash(解き放つ)」は「う」で始まっとる。
5行目の最後から2番目の言葉は「ユーカリ」やし。
最後の行「Under moonlight, creature scatter(月明かりの下、生き物たちは散る)」は、確かに全部2音節の言葉やな。
これが、モデルが最終的な答えを出す前に候補を考えて推論できるから、より質の高い回答ができる例やね。

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