GDPの神話:AI時代にはLVTの方がええんちゃう?
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せやな、せやな。昔っからGDP、つまりは国内総生産いうもんがな、国の経済力を測るのに一番ようつこてきたんや。せやけど、ルトガー・ブレグマンいう経済学者の「理想の実現」って本読んでもたら、この指標がどないにアカンかってことについて、もっと話し合わなあかんのちゃうかって思うてもたんや。
GDPいうのはな、人々の苦しみが増えれば増えるほど上がってまうような指標やって言うたらどない思う? 1800年代にヘンリー・ジョージいうアメリカの作家で政治経済学者が提案した「土地価値税」いうアイデアの方が、GDPよりええんちゃうか?
なあ、こないな話せえへんか? ワイはジュリア・マッコイいうもんやけど、2021年に100人規模のライティング会社売って、今はブランウェルの社長としてAIの仕事してんねん。毎月5000万語以上の高品質なブランディングコンテンツをAIで作ってるんや。人間やのうてな。
2020年代に入って、クリエイティブな仕事がAIの影響を受けた最初の分野の一つやったんや。ワイはそれを研究して、探求して、YouTubeでAIの世界に潜り込んでいった真実を伝えてるんや。
せやから、GDPの話しよか。ルトガー・ブレグマンの本読んで、ようわかったわ。この指標がどないにアカンかってな。GDPが社会の幸福度を正確に測れるいう考え方自体が、今の時代の一番広まった神話の一つやと彼は言うてんねん。
彼はこない言うてんで。「GDPから見たら理想の市民いうのは、癌持ちでギャンブル中毒の離婚中の人間で、プロザック飲みまくってブラックフライデーで暴れ回るような奴なんや」って。つまりな、GDPいうのは、ある一定期間に国や国々が生産したり提供したりした最終財やサービスの市場価値を金額で表したもんなんや。
GDPいうんは、単にオレンジ一杯とか穀物何トンとかいう話やのうて、生産されて提供された全ての最終財やサービスの市場価値なんや。ルトガー・ブレグマンが「理想の実現」で指摘したんは、GDPが必要やけど無給の仕事を完全に無視してまうことなんや。
例えば、家事も育児もして、料理も掃除もする専業主婦がおるやろ。もしそんな仕事全部雇うたら何十万ドルもかかるんやけど、GDPはそんな人の価値を全然測れへんのや。GDPが測るんは、その人が社会にもたらす金銭的な利益だけやからな。
そやから、ギャンブル中毒で薬漬けで長引く離婚してる奴がGDPを上げるには理想的な市民なんや。だって、そいつが生み出す商品やサービスの金額、めっちゃ高いやろ?
せやけど、それって健康の基準なんか? うちらの国の測りたいもんなんか? ワイはそうは思わへんで。むしろ、ほんまの社会の幸福とは正反対やないか。
せやから、19世紀の経済学者ヘンリー・ジョージが提案した土地価値税(LVT)いうアイデアについて話そか。ヘンリー・ジョージは基本的に課税に反対やってん。1879年に「進歩と貧困」いう本書いて、ほとんどの税金は生産的な行動を阻害するって言うてたんや。税金が高けりゃ高いほど、成長せえへんし、むしろ逆効果やって。
彼は、自然のままの土地の価値に基づいた単純で均一な税金をつくるべきやと考えてたんや。つまり、土地価値税や。土地、特にまだ何もせえへん状態の土地の価値に基づいた単一の税金やな。
彼の考えでは、土地そのものの価値は、自然の状態のままの価値と、そこに建物建てたりして改良した価値から来るんや。例えば、建物建てたらその分価値上がるやろ。でも、まだ何もせえへん土地の価値は誰のもんでもない自然の状態やから、その土地の価値にも、その土地の価値への課税にも、生産的な行動には影響せえへんって言うてたんや。
これって税金のシステムをつくるのに、生産性を下げへんようにする面白い方法やと思わへん?
せやけど、土地価値税にも問題はあるんやで。だって、土地を改良したらその分税金上がるんやったら、個人も企業も土地改良せえへんようになるかもしれへんやろ。
ヘンリー・ジョージは自由貿易の熱烈な支持者で、彼が見た中で一番マシな税金を主張してたんや。実際、ミルトン・フリードマンはジョージが亡くなってから1世紀近く経って、「私の意見では、一番マシな税金は土地の未改良価値への固定資産税や」って言うてたんや。
公共事業によって土地の価値が上がることで生まれる「経済的地代」が、公共収入の最も論理的な源泉やいう考え方は、かなり明確で分かりやすいように思えるな。
これが広く適用できるんかな? ワイは、自動化や全ての仕事がAI化されることで、どないに建物建てるかにも影響するいうことを考えると、ちょっと難しいんちゃうかって思うんやけどな。
ポスト労働社会でGDPの代わりになりそうなもんとしては、GPI(真の進歩指標)とか、HDI(人間開発指数)、基準となる社会進歩指数、それに幸福度を測る指標なんかがあるんやで。これらの方が、これからの時代やポスト労働社会には合ってるんちゃうかな。
GDPとかLVT(土地価値税)、それに他の国の経済力を測る方法について、みんなはどない思う? コメント欄で聞かせてほしいわ。ワイは、GDPそのものを見直して、特にこれからの時代には、社会の進歩を測る新しい方法を考えなあかんって思うんや。
AGI(汎用人工知能)の世界、そしてその先のASI(超人工知能)、つまり人間の能力をはるかに超えるほぼエイリアンみたいな知能の世界では、なおさらやと思うで。
コメント欄でみんなの意見聞けるの楽しみにしてるで。いつもの通り、もう何世紀も何十年も先やのうて、ほんの数年先にある未来を一緒に探るのは楽しいもんやな。
まだやったら、チャンネル登録よろしゅう頼むで。また次のAIの穴蔵でYouTubeで会おな!
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