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ヴィーナス・プロジェクト: ゼロから文明を再設計する計画の内側

5,799 文字

世界中からお金がなくなって、物資が不足せえへんようになって、資源を巡る争いもなくなる...そんな世界を想像してみてや。ありえへんって思うかもしれへんけど、ジャック・フレスコはまさにそんな世界を思い描いてたんや。RBEっちゅう資源ベースの経済システムを考えたんやね。これは、オートメーションで人間の労働が要らんようになった後の社会にフィットする社会経済構造なんや。
これはオートメーションの発展で避けられへん結果やと思うで。2023年1月には、2700人以上のAI研究者が、トラックの運転からベストセラー本の執筆まで、2100年までには全ての仕事が自動化されるって予測しとったんや。でもな、GPTの成長を見てみると、GPT-2からGPT-3になるのに2年もかからへんかったんやで。これが50年から80年かかるって予測されとったのにな。
せやから、2100年よりもずっと早く、ロボットによる完全な仕事の自動化が実現すると思うわ。人間の労働が自動化されるにつれて、今の社会経済システムは完全に変わらなあかんようになる。人間がどうやって本当の情熱や人生の意味を見つけ直せるかについて、わたしもいろいろ言いたいことあるねんけどな。テクノロジーが意味のない仕事を全部やってくれる時代になったらな。
でも今日は、1970年代にジャック・フレスコが考え出した資源ベース経済について話そか。そして、それが実現可能かどうかについても考えてみよ。ポスト労働経済の新しい文明のために、十分に強固な候補になり得るんかな。わたしが資源ベース経済とヴィーナス・プロジェクトでのジャック・フレスコの仕事を勉強してみたら、理想的にはほぼ完璧な経済システムに見えるんや。
でもな、ほんまにできるんかな?理想主義的すぎへんか?今日の動画でそれを探ってみよか。初めましてやな。わたしはジュリー・マッコイ言うて、Bradwell AIの社長やねん。これはインターネットで信頼と収益を得たい真剣な起業家のための、オールインワンの成長エンジンなんや。
Branwell IIに行って、7日間の無料トライアルを始めてみてや。ウェブサイトや信頼性、存在感を構築するのに、どう役立つか見てみてな。ちょっとEwin Racingにも触れとかなあかんな。めっちゃええ椅子を送ってくれたんや。今座っとるのがそれやねん。ゲーミングチェアを作っとるんやけど、頑丈で、こぼれても大丈夫で、人間工学的で快適なんや。Ewin racingチームには感謝しとるで。
組み立てるのも簡単やったし、今はオフィスにあるわ。さて、話を戻そか。資源ベース経済の深いとこまで掘り下げていこ。まずは、みんなが聞いたことあるやろUBI(ユニバーサル・ベーシック・インカム)とUHI(ユニバーサル・ハイ・インカム)と比べてみよか。
ユニバーサル・インカムは基本的なニーズを満たして貧困を減らすのが目的や。全ての市民に無条件で一定額のお金を配るんや。このトピックについては、わたしのチャンネルでも探ってきたんやけどな。複雑な手続きが必要で条件付きの福祉プログラムと比べたら、ユニバーサル・ベーシック・インカムの方がポスト労働社会にはええアプローチかもしれへんな。既にストレスの多い人にとって、さらにストレスになるような条件をつけるんやなくてな。
ただ、問題点もあるんや。人間はまだ意味を見出すために働く必要があるんやけど、ただ請求書を払うためだけに嫌いな仕事をする必要はないはずやねん。これは壊れたパラダイムで、産業革命から来とるもんやな。
人類は昔からこんなふうに機能してたわけやないんや。昔は土地を耕して、農業をして、外で一日を過ごしとったんや。時代は大きく変わってきて、また変わろうとしとるんや。ユニバーサル・ハイ・インカムは、ベーシック・インカムとは違って、高い生活水準を提供する考え方や。これはイーロン・マスクが提案したもので、基本的な生活水準やなくて、みんなに豊かな生活水準を提供する考え方や。ロボット工学のおかげで、経済と人類に豊かさを再分配する手段ができるからな。
UBIやUHIとRBEの違いは、前の二つはまだ貨幣システムの中で動いとるってことや。資源ベース経済の考え方は、収入そのものをなくしてしまうんや。これはかなりラジカルやな。ジャック・フレスコの資源ベース経済の考え方は、社会の仕組みを完全に作り変えるもんなんや。
単に収入を分配するんやなくて、それにはいくつか短所もあるんやけどな。資源ベース経済のええとこは、みんなを資源を大切にする考え方にさせることやと思うわ。ただ基本的なレベルや高いレベルの収入を配るだけやと、意味を探す動機づけがなくなってしまうかもしれへんからな。
資源ベース経済はお金を配るんやなくて、直接資源を分配することに焦点を当てとるんや。資源ベース経済の考え方が広まらんかった理由は、システム全体を変える必要があるからやと思うわ。UBIやUHIは今ある経済の枠組みの中で機能するけど、RBEの考え方は根本的に新しいシステムなんや。
資源ベース経済の考え方が、持続可能性と地球の管理に焦点を当てとるところがめっちゃ好きやわ。UBIやUHIだけやとこういうことは扱われへんからな。持続可能性を育むには、他の政策も一緒に実施せなあかんのや。地球から収穫して、与えられたものの管理人になるっていう考え方やな。
でも、大きな疑問はあるんや。AGIの時代に資源ベース経済は実際に機能するんかな?RBEの元々のビジョンを持っとったジャック・フレスコは1916年に生まれて、101歳まで生きたんや。アメリカの未来学者で、工業デザイナーで、社会工学者として知られとったんや。
彼は人生を捧げて、社会がどう機能するかを再考したんや。大恐慌が彼の世界観に大きな影響を与えて、資源ベース経済の考えにつながったんや。彼は二つのことが理解できへんかったんや。アメリカには豊富な資源があるのに、大恐慌時代には広範囲の貧困と苦しみがあったことをな。
そこで彼は経済システムの基本を疑い始めたんや。なんでアメリカには資源が豊富にあるのに、みんながこんなに苦しんで、極度の貧困や酷い生活環境にあるんやろか。彼には理解できへんかったんや。1975年にフレスコはヴィーナス・プロジェクトを設立したんや。これは文明を再設計する彼のアイデアを進めるための組織やった。
ヴィーナス・プロジェクトの中で、彼は資源ベース経済の考えを育てて広めたんや。ヴィーナス・プロジェクトは、フロリダ州中南部の手つかずのような21エーカーの土地にあるんや。ジャック・フレスコがそこで考えたアイデアの一つに、ドーム型の家があるんや。これは最小限の材料で済むし、作るのも簡単で、最大の強度と安定性を持つ形やねん。
コンクリートで作るから、森を切り倒す必要もないんや。断熱性があって、防音で、嵐にも耐えられる。このドームの設計はかなり賢いもんやったな。彼の「未来を設計する」って本を読んでみたんやけど、ジャック・フレスコには文明を再建するためのすごいアイデアがあったと思うわ。
彼は豊かさと感情的な安全性のある環境を作り出すことで、多くのネガティブなパターンを根絶できると信じとったんや。これは、貧困が問題であり、人々に貧困から抜け出すための条件付きの資源を与えることが、実際には人々を貧困から抜け出させるのに役立たへんっていう研究結果と一致しとるんや。アメリカだけでも80以上ある福祉プログラムを見ても、条件がすごく厳しいもんな。
それじゃあ、人々を貧困から抜け出させるのに本当に役立たへんのや。自由も、励ましも、自分自身への信念も、本当に良い生活を作るのに必要なサポートも与えられへんのやから。ジョシュのアイデアを一言で言うと、世界中の資源、つまり地球上の天然資源をお金やなくて、地球上の全ての人々の共通の遺産にしようってことやった。
彼は、国の本当の富は現金の供給量やなくて、開発された資源と潜在的な資源、そしてより人間らしい社会のために、みんなで協力して不足をなくすことを共通の目標にして働く人々やと信じとったんや。彼のアイデアはこうや。もし人々が無人島に金やダイヤモンドを持って漂着しても、きれいな水も魚も食べるものもなかったら、どうやって生き延びるんやろか?
富は生存には関係ないもんになるんや。でもな、世界中のお金が突然なくなっても、まだ表土があって、食べ物を植えて育てるのに必要な資源があって、そういうことをする方法を知っとったら、何があっても生き延びられるんや。お金の代わりに資源に基づく経済なら、全ての人々の生活を向上させることができるんや。
彼は、地球には豊富な天然資源があって、それを賢く管理するだけで、お金を通じてこれらの資源を配給するよりも、みんなのためにずっと良い生活水準を達成できると信じとったんや。これはラジカルなアイデアで、さっきも言うたように、完全なパラダイムシフトやな。だって、長い間、資源や生産性、結果を収入と結びつけて機能してきたからな。
資源ベース経済の中で一番好きなアイデアの一つは、ジャックの教育に対するビジョンやったな。彼は、学生の成績は能力に基づいて評価されるべきやって提案したんや。そして、彼らの研究結果は人類のために世界の社会構造に直接適用できるはずやって。
資源ベース経済の核心は、お金やクレジット、物々交換、どんな形の借金や奉仕なしに、全ての商品やサービスが利用可能なシステムなんや。でも、どうやって機能するんやろか?お金の代わりに、このシステムは必要性と利用可能性に基づいて直接資源を分配するんや。
ジャック・フレスコのビジョンでは、高度なテクノロジーやAIまでもが使われて、これらの資源を分配したり適切に管理したりするんや。これは面白いアイデアやな。だって、AGIは人間よりもずっと優れた数学的思考ができて、その知能レベルのおかげで、資源の管理人にもなれる可能性があるからな。資源ベース経済は全体的なアプローチなんや。
産業革命が生産性に基づいとったのとは違って、この経済は人類と環境の幸福を考慮するんや。地球を再生してるんか?持続可能な実践を実施してるんか?そして、資源ベース経済の核心に、ジャックは革新を置いたんや。彼の考えでは、それがこの文明の全ての進歩の主要な原動力やったし、今もそうなんや。
せやけど、うまくいくんかな?資源ベース経済にはいくつか穴を突きたいところがあるんや。まず一つ目は、所有よりもアクセスを重視するっていう考え方や。これは資源ベース経済の核心的な部分なんやけどな。このシステムでは、人々は必要な全ての商品やサービスにアクセスできるけど、それらを所有することはないかもしれへんのや。わたしは、個人と自由意志を育てへんイデオロギーは、完全な独裁制と奴隷を生み出す方法やと思うわ。
そこに大きな危険があるんや。でもな、人類がもう奉仕のために働く必要がなくなるから、これでもまだうまくいく可能性はあるんや。仕事の自動化が進むと、わたしらはこれまで持っとった全ての信念を取り払わなあかんと思うわ。
政党やラベルを超えて、完全な自動化の時代に何が機能するんかを考えなあかんのや。せやけど、同時にAGIの開発に成功した一つの政党や一つの国、一つの国家が世界の独裁者になるのは避けたいよな。これは避けなあかん問題やな。それを避けるには、みんなが力を合わせて、複数の場所からAGIを調整していくしかないんや。
一つの独裁制になったら、めっちゃヤバイことになる可能性があるからな。だからわたしは希望があると思うんや。まだ国や国々、信念を調整する時間はあると思うわ。でもそれは複数の方向からやらなあかんし、これらのアイデアについて一緒に考えていかなあかんのや。もしそうできて、資源ベース経済の原則のいくつかを一緒に考えていったら、例えば、地球をどう見るかって考え方がめっちゃ好きやねん。
ジャック・フレスコには、各都市の周りに有機農園を作るっていうアイデアがあってな。それで、家に住んでる人みんなが外に出て、その農園を耕して、土いじりができるんや。これってすごくセラピー効果があるんやで。新鮮な野菜を収穫して、それが健康にもめっちゃええんや。資源ベース経済では、ジャックが考えた教育改革のアイデアが本当に必要やと思うわ。
今の教育システムはめちゃくちゃ壊れとるんや。若い人たちが自分の情熱を見つけるのを助けられへんし、むしろ彼らの夢や情熱を殺してしまうことが多いんや。でもな、今の経済から資源ベース経済への全体的な移行については疑問があるんや。
国を資本やお金で動かすんやなくて、資源で動かすようにできるんかな?その橋渡しはめっちゃ大変で、その前に崩壊が起こる可能性が高いから、世界規模で資源ベース経済を成功裏に実施するのは、すごく難しい選択になると思うわ。でもな、予想外の全ての手作業の完全自動化がポイントになるんや。
そのパラダイムシフトのおかげで、資源みたいな非常に非合理的な経済の原動力にもまだ希望があると思うんや。だって、仕事がなくなった時に人類に何が機能するのか、あらゆる手段を尽くして探らなあかんからな。人生の意味にどう戻るんか?情熱をどう再発見するんか?資源主導の経済は、それを助けてくれる道やと信じとるわ。
この概念の中にあるアイデアの一つに、より多くの余暇時間っていうのがあって、わたしはこれが好きなんや。機械がより多くの労働を引き受けるようになったら、人間はただ存在するためのより多くの時間を持つべきやと思うんや。今の時代にはそれが足りへんのや。わたしには小さな子供がおるけど、野菜を切って1時間かけて料理するよりも、子供たちとパズルを組み立てる方がずっとええわ。
キッチンにヒューマノイドロボットができて、それがやってくれるのを待ち遠しいわ。資源ベース経済についてどう思う?ユートピアなんかな?良すぎて本当にあり得へんのかな?それとも、これから来る時代には実現可能なもんなんやろか?コメント欄で教えてな。そこでええディスカッションができると思うわ。
いつも通り、次のラビットホールで会おな。

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