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英検1級は新卒就活に役立つのか?

こんにちは。
最近、就活もぼちぼち終わりが見えてきたので、英検1級が就活でどう役立ったかについて書いていこうと思います。ネットで検索してみると、それっぽいことは書いてあるけど、英検1級に過度な期待を抱かせようとする記事もちらほら見かけるので、私の経験を基に誇張なく書いていこうと思います。結論から言うと、採用担当者から興味を持っていただいて、面接の機会が得られるというのが、就活における英検1級取得の利点なのかなと感じました。英検1級持っているから就活無双できるぜ!内定楽勝!みたいなことは、一切感じませんでした。以下に、自身の感想も交えた就活の振り返りを記しておこうと思います。

NOTE: あくまでも個人的な経験で、就活市場全体の包括的な分析ではありません。

自分が応募していた企業系統

私は、主にIT系の企業、特にITエンジニアとしての配属が決まっている企業を応募していました。他には、総合コンサルや、英語教育、IT教育、人材系なども応募していました。私は、東京サマーフォーラムで就活を完結させていたに等しいので、一般的な選考フローと比べて、応募していた企業の偏りがあったと思います。

面接官に英検1級をどのようにアピールしていたか。

結論、英検1級をとったからといって、それだけでアピールできることはないと思います。ただ、英検1級を取得する過程の話だったり、何かを達成した経験として話す際に、「最終的に英検1級に合格しました」で締められるので、とても話しやすかったですね。アピールしていたポイントは、英語を学習する過程での継続力だったり、学習意欲だったり、友人と協力する経験だったり、英語講師として他の人を助けた話がメインでした。なので、英検1級取得=面接余裕とは、なりませんでしたね。話のベースにしやすい感はありましたけどね。残念。

英語面接で思ったこと。

結局、英語力のある人を求めている企業では、英語面接で候補者の英語力を試すので、英検1級を持っていても、英語面接がパスになることはありませんでした。普通に、企業によっては英語面接1時間とかあって、大変でした笑

加えて、英語を話せる人を求めている企業(外資系など)は、英語が話せて初めてスタートラインに立てる感じで、その企業での自分の差別化要因になっているようには感じませんでした。私は、純ジャパなので、ネイティブのように英語を話すバイリンガルの方に圧倒されていました笑

ただ、興味を持ってくれて、英語面接の場まで行かせていただける企業も中にはあるという点は、英検1級を取得すると良いことの一つではあるのかもしれません。

日系の企業だと、英語能力があるかどうかのチェックは全くされなかったです。なので、いくらでもブラフ張れるなぁーとは思いましたね。でも、そういった企業って、入った後英語力を生かす機会が皆無だったりするんですよね。なので、そこらへんは、トレードオフかなぁなんて思いました。

英検1級に加えてTOEICも取得したほうが良いか?

私は、現在TOEICのスコアを持っていませんが、まったくTOEICの必要性は感じませんでしたね。ただ、企業によってはある程度のTOEICスコアの取得を入社前の必須条件にしているところもあるので、企業によるといえるかもしれませんね。ただ、個人的に思うことしてはそもそも英語資格は英語力の証明のために使うものなので、英検でもTOEICでも何でもいいからとりあえず、CERFでいうところのC1ぐらいのスコアは取っておけばいいのではないかと思います。
参考資料:

文部科学省:各資格・検定試験とCEFRとの対照表

結局、英検1級は就活で役に立つのか?

結論、役には立ちました。話の締めを英検1級で締められるので、面接で「大学で力をいれたこと」などの話がしやすかったですね。ただ、費用対効果があるのかは疑問です。仮に英検1級取得のために500時間以上費やしていたとすると、他の資格のほうがよかったのかもしれません。まぁわからないですけど。

まとめ

今回は、英検1級が就活に役に立つのかという記事でした。あくまでも個人的な話なので、参考程度にしていただけると幸いです。


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