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時折最高 008:Magma - Hhai (Retrospektiw III 1980 10周年記念コンサートライブ)

フランスの超絶音楽集団、Magma。1969年に野心的なジャズ・ロックグループとしてスタートしましたが、当初より極めて独自の路線を歩んでいました。最も有名なのは、自分たちの音楽に適した言葉として「コバイア語」なるものを創作し、惑星コバイアから地球に避難してきたコバイア星人の物語を紡いでいったことでしょう。

・・・ところで、試しに検索してみたら、コバイア語の歌詞もありました(笑)。

さて、そんな彼らがデビュー10周年記念コンサートを開催し、過去在籍したメンバーを集めて演奏した時のライブです。

このHhaiという曲は録音や映像が結構残っているレパートリーなのですが、このライブでの演奏が特に密度が濃く素晴らしいです。特にDidier Lockwood – violinとBernard Paganotti – bass。ヴァイオリンとキーボードの掛け合いソロパートも凄いですが、ベースが笑っちゃうくらい凄い。人間業か?!、と思わず耳を疑います。

そしてこの曲でメインボーカルを担当しているのがバンドリーダーでドラムスのChristian Vanderです。深い声で朗々と歌い上げる部分と、怪鳥の雄叫びのようなシャウト。他のライブテイクと較べてもとりわけ素晴らしい。

エキセントリックなファンクとしても聴けますし、風変わりなフュージョンに聞こえるかも知れません。多分音から聴いたらプログレバンドの一種に分類されているとは思えないのではないでしょうか。

濃密な13分です。
何度聴いても隙がない。
この曲の決定版だと思っています。


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