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15期 たぶんちば

お疲れ様です!忘れたころにやってくる、藤江です。

まさか、自分の下駄っぱーずとして最後の活動が作文だとは思ってなかったけど、これが僕の早稲田祭だという気概で書いていきたいと思います。
と意気込んだはいいものの、書くことが全く見つかりません。はんちゃんに「お前引退ブログ書くことあるの?」とバカにされ、「あるわけね―じゃん、あはは」と情けなく失笑していたことが思い出されます。正直、いざとなったら何か伝えたいことが浮かぶだろうと思っていたけれど、全く出てきません。残念!!なので、なんとなく下駄での思い出を振り返えっていきたいと思います。

目次
① 振り返り作文
② 各期へのメッセージ

① 振り返り作文

~下駄人生の始まりは油〇主先輩(故)~
 みなさんはなぜ下駄っぱーずに入りましたか?
僕の同期だと、やはり19の隈前や、20のお披露目動画をみていたり、元々大学入学時からパフォサーに入りたかったりとちゃんとした動機があった人が多いと思います。ところが大学一年生の僕はパフォサーのパの字も知らず、大学のサークルなんて飲みサーか登山サークルしかないと思っていました。そんな僕が、下駄っぱーずに入るきっかけとなったのがその時バ先が同じだった高校の先輩で、14期の油〇主さん。バイト中、彼に「俺のサークルの新歓こない?」と誘われ、何サークルかもよくわからないまま、新歓ズームに参加。当時の油〇坊主さんの下駄の説明は、「下駄を履いて色んな町のお祭りで踊るサークル」でした。別に間違ってないけどさ。そんな曖昧な解釈のまま、呑気に超テンプレ入会メールを出し、下駄の沼に足を踏み入れます。もしもあの時の説明会ズームをちゃんと聞き、週3で練習があることや衣装費が4万円もすることを知っていたら、多分下駄には入っていないし、その二年後、留学先の寮で深夜2時にとこ祭の無音配信を楽しみに観ていることはないと思います。ちなみに、バイトもサークルも油坊主さんに誘われるがままに入ったのですが、20単独公演前日に一緒に坊主にしようと迫られたときはさすがに断りました。僕が人生であれ程自分の選択に確信を持ったことはありません。

~人生で「留学どこ行くの」って聞かれた回数なら負けない~
 さて、そんなサークル入って一ヶ月後には消えている未来も見えていた大一9月の僕ですが、なんとやめるどころか下駄にどっぷりの生活を送り始めます。もちろん純粋にサークルが楽しかったことあるのですが、この時期僕は学部にほぼ友達がいませんでした(まあ今も)。なので、大一秋の頃は楽しく学館で授業を受けて、練習に行ってという日々を送っていました。そんなこんなで13期が引退し2代になった時期、同期が担当代として頑張り始めます。そんな、同期の仲間たちがサークルでやりたいことや憧れに向かっている中、僕は特にやりたいことがあるわけでもなく、かといって下駄から離れるわけでもなく、貢献度でいうとギリギリマイナス位のところで頑張っていました。ただ、21下駄っぱーずで本当に何もしてないわけじゃなくて、一応担当と振り師をやらせていただいたんだけど、この2つに関しては貢献度でいうとマイナス100くらいなので、僕から伝えられることは正直ありません。強いていうなら、下駄で何かの仕事をする時は、覚悟を持ってやりましょうということです。時に、下駄での仕事は、「みんながやりたいと思っているものを、責任を持ってやらせていただくこと」になるので、普通のお仕事以上に大切で大変なこともあります。担当や振り師はその最たる例かなと思います。なので、やるならちゃんと向き合いましょう。過去の自分を叱りたいです。へいこ、はんな、ぜす。ごめんなさい、許して。まあそんな感じで大学2年生もほぼ全て下駄で過ごしていたら、知らない間に予定していた留学もなくなっていました。ちなみに、元々留学するはずだった大学はカナダの田舎町で、年間の最高温度差が80℃の年もあったという地獄環境にあるとこでした。行かなくて本当に良かった。

~一生モラトリアムがいい~
 14期が引退し、冬が明けると、まあ大変。今までになかったほど下駄が忙しくなります。別に下駄が忙しくなっただけで、実際自分が何かしたわけではないんですけど。それでも4月ぐらいから、練習に、遊びに大盛り上がりで22全体の仲も同期の仲も一気に縮まりました。そして、このあたりから、留学に行くのが少し嫌になり始めます。ただ、現実的に今更行かない選択肢はないし、そもそも早稲田に入ったのだっていい大学留学するためだしとかを無駄に悩んだりしていました。そして、単独公演を無事に終え、夏休み。22始まるまでの僕の計画では、留学行く前の夏はサークルはそこそこにして、日本を巡ったり、鈍った英語を取り戻したりする期間にしようと考えていたのですが、いつの間にか下駄っぱーずで過ごす毎日が楽しくて抜け出せなくなっていました。そして、そんな全くプラン通りではない2022年の夏は、2年間いけなかった遠征に2個も行けて、満足のいく振りも作れて本当に最高の期間になりました。それで僕の下駄人生は終わりになるのだけど、唯一の後悔というとやっぱり引退まで残れなかったことですかね。同期も後輩もわせ祭に向けて楽しそうに頑張っている様子を見ると、寂しくて、時々羨ましいとかも思ってしまいます。それでも、今までの下駄でもらった思い出が色褪せるわけではないし、そういう気持ちも大事にして今後の人生を自分らしく生きていきたいと思います。とりあえず、寮の友達何人かにとこ祭を見せたので、下駄っぱーずの世界進出もすぐそこ。

② 各期へのメッセージ

To17期
 お久しぶりです。17期は全員と仲良くなれたわけじゃないけど、実は期としてとっても大好きでした。こんなこというのはおこがましいかもだけど、15期に少し似ていていうところもあって、それでいてやっぱりみんなとても踊りが上手くて、向上心もあって、すごい代になりそうだなと思います。あまりアドバイスはできないですが、もし周りの熱に追いつけない、技術がついていかないと感じる人がいても、その人はそれでもサークルから離れたり、距離をとったりしなくてもいいと思います。僕の知っている下駄っぱーずは、どんな人でも受け入れてくれて本当に温かい団体です。ただ楽しみの為だけにサークルに行くことは悪いことじゃないです。そういう環境に感謝して、あと2年間頑張って心から楽しんでください。今後、17期がどんな風に成長していくのかとても楽しみ!

To16期
 お久しぶりです。まず、こんな先輩と仲良くしてくれて本当にありがとう。正直、先輩らしいことはほとんどできてないし、助けられてばかりの一年半でしたが、16期が後輩でいてくれて本当に良かったと思っています。16期女子には、本当に迷惑をお掛けしました。女子は特にどっちが先輩かわからなくなっていたけど、毎日みんなに甘やかされて幸せでした。もらったうちわ部屋に飾っています。男子は人数が少ないし、15期男子が数は多いくせにあんな感じだったからやりにくいこともあったかもしれません。ごめんね。それでも、みんなそれぞれやりたいことや憧れがはっきりしていて、それに向かって頑張っていて、22には欠かせない存在になっていたと思います。今度は、かっこいい3男になってね。16期はみんな大人で優しくて、だから自分も15期も今の姿でいれたんじゃないかな。本当にありがとう。次の23も絶対うまくいくと思います。頑張ってね、心から応援しています。説得力皆無だけど。帰ってきたら遊ぼうね。就活頑張ろね。

To15期
  お久しぶりです。意外と隠しているつもりだけど、僕も15期が大好きです。みんなが同期でいてくれて本当に良かったと思ってる。自分はこのサークル人生で、なにか大きなことを達成したわけじゃないし、なにか大きく貢献できたわけじゃないです。正直踊りもお仕事もみんな程本気で取り組めたことはないし、暇だから故にセブン前にはいつもいてみんなの授業や仕事の邪魔ばかりしてけど、それでも、15期はいつも僕と正面から接してくれて、いちサークルメンバーとして、大切にしてくれた。こんなにフラフラしたやつでも、楽しく、お気楽に下駄人生を歩めたのはみんなの優しさがあったからでした。
 15期女子は本当にあほだと思います。こんなどうしようもない男たちをかわいがって、どんなに仕事ができなくても見捨てずに最後まで愛してくれました。最初は、変な奴だと思われていたかもしれないけど、一緒に過ごしていくにつれて、なぜだかどんどん仲良くなっていって。15期女子は本当に素直でまじめであんまり世の中の事とか知らなくて、下駄のことが大好きで、そんな15期女子が大好きです。
 そして、15期男子、誰一人似通ったやつがいないのになんだかんだ仲良くなって、このメンバーが同期男子で本当に良かったと思います。全員同じポンコツだと思っていたけど、みんな踊りだったり、担当だったり、お仕事だった、それぞれ才能があって、僕別に誰かに憧れたりすることとかないんですけど、全員本当に尊敬できる奴らでした。君たちがいたから、ずっと続けてこれました。
 でっかいおっきい渉外部長ぱち、ええなあイベ部員吉田、熱くて速い渉外部員りんちゃん、まだ追加徴収払ってません会計部長あべ、本当の会計部長青島、ほんとに練習部長?木暮、ありがとうごめんなさい広報部長御三家、帰ったら飲もうね!
 最後に、一緒に引退できなかったのは悲しいけど、悔やんでもしょうがないので、後はわせ祭で死にゆくみんなの姿を目に焼き付けようと思います。まだまだ色々思い出とか書きたいけど、寂しくなるので今後の話をします。僕は大学で本当に仲良くなれたのは下駄民しかいません。そして、これから、大学出てみんな違う道を進んでしまう。けれど、下駄っぱーずでの思い出はこれから色々な時に僕を助けてくれるだろうし、下駄民との繋がりは本当に大切にしていたいです。なので、引退しても会ってください。これからもよろしくお願いします。

 書き終わったら本当に下駄ですることなくなると思うと長くなってしまいました。最後まで読んでくれた人ありがとう!下駄っぱーずにいれて幸せでした!

ふじえ@オリックス優勝おめでとう、村上は早くメジャーへ

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