ヌーベルズの多彩な魔法・罠たち🍳
少し前にヌーベルズのモンスターを紹介する記事を書きました。
今回はその続きとして、魔法・罠カード編です。
この記事からでも大丈夫です。
Nouvellez Auberge 「A Table」
ヌーベルズのリソース補充となるフィールド魔法です。
(1)の効果は効果発動時にデッキ・墓地からレシピカードをサーチする効果です。
通常であればデッキからサーチすることが多いと思います。
いろんな効果でレシピサーチすることができるのであまりレシピがないということはありませんが、ここぞというときに持って来れると安心です。
儀式魔法が足りているときは料理長自慢のレシピで妨害を構えるのが良いですね。
(2)の効果は手札の儀式モンスターをデッキに戻して1ドローする効果です。
上級ヌーベルズモンスターやハングリーバーガーはデッキから呼んできた方が得なので、戻しておいた方が良いですね。
儀式召喚のコストにしてもいいですが、墓地に落ちたヌーベルズを回収するには時間や手間がかかるので可能であればデッキで待機しておいてほしいです。
(3)の効果は墓地のレシピを1枚と、もう1枚をデッキボトムへ戻して1枚ドローする効果です。
レシピは使いまわしますので、戻せるタイミングで戻しておきたいところです。
儀式召喚やヌーベルズの効果で毎ターン何かしらのカードは墓地に行くのでほとんど毎ターン使用できるはずです。
ヌーベルズはデッキからも儀式召喚できるのでモンスターを戻すことが多いかと思います。
あまり見たことはありませんが、墓穴の指名者でヌーベルズを除外されるのを事前にケアする意味もある……かも?
エンドフェイズの効果なので即時使用はできませんが、手札誘発が来てくれると妨害が増えて嬉しいです。
増殖するG? レストランに虫は御法度でしょうが!
読み方は『ヌーベルズオーベルジュ ア・ターブル』です。
このレストランの名前がA Tableなのでしょう。
出店したいときに手札に来ないともっぱらの噂です。
ブエリヤベースの5枚捲る効果で手札に来てくれたら嬉しいカードです。
Concours de Cuisine~菓冷なる料理対決~
(1)の効果は手札・デッキ・EXデッキからヌーベルズペンデュラムモンスターと聖菓使ペンデュラムモンスターを1体選んでお互いのフィールドに特殊召喚する効果。
2024年5月現在、対象となっているカードは〈ポワソニエル・ド・ヌーベルズ〉と〈聖菓使クーベル〉の2種だけです。
通常は自分のフィールドにポワソニエル、相手のフィールドにクーベルを攻撃表示で特殊召喚することになると思います。
ポワソニエルの召喚時効果で儀式の用意を整えつつ、ヌーベルズの餌食になる攻撃表示モンスターを相手の場に置いておくことができます。
ポワソニエルの効果を使い終わっている場合はクーベルをこちらに置くことも可能です。
クーベルはレベル5なので良いリリース要因になります。
あまり使うことはないと思いますが、そういう例も知っておくと展開に幅が出ますね。
(2)は墓地の自身を除外し、フィールドのモンスターの打点を上げる効果です。
ですが、ヌーベルズでは打点上昇よりはモンスターを対象にする効果の方が重視されます。
相手が攻撃もしてこない、効果の対象にもしてこない場合、ヌーベルズはできることがなくなってしまいます。
そんなときは自分のカードの効果で対象にとり、自発的に展開しましょう。
バグリエルの打点を上げつつ、ポワレティスやフォアグラシャの効果を発動してバラムニエルを出すなんてのも良いですし、ブエリヤベースを対象にしてブエリヤベースをポワレティスあたりにするのもOKです。
効果を使用したターンには融合・シンクロ・エクシーズ・リンク素材に縛りが付きますが、ヌーベルズデッキではあまり問題になりません。
もしかするとドラグマが使いにくくなるかもしれませんが。
Voici la Carte~メニューはこちら~
(1)の効果はデッキからヌーベルズモンスター2枚を相手に見せ、相手に選ばせる効果。
選ばれたモンスターを自分の手札に加え、残りはデッキに戻します。
その後、効果で手札に加えたモンスターが獣戦士族であれば魚料理のレシピを、戦士族だった場合は肉料理のレシピを手札に加えることができます。
私は儀式召喚が容易なブエリヤベースやコンフィラスあたりを選ぶことが多いです。
どちらにしてもレシピサーチは確定しているので、儀式召喚後のレシピの効果を適用したい場合以外はどちらでも良い場面がほとんどです。
あるいは儀式召喚コストの確保のために中型モンスターを選ぶことも可能性としてはありそうですかね?
私はうららチェックにこのカードを使うこともあります。
《儀式の下準備》や《宣告者の神巫》の効果を使いたいときに、先んじてメニューはこちらを打っておくと後から安心です。
メニューはこちらでもディヴァイナーでも下準備でも、いずれかの効果が使えればとりあえず展開はできそうなのでうららも怖くありません。
難点を挙げるとすれば、サーチ手段がないので運命力で引き当てるしかないのがややネックです。
Recette de Viande~肉料理のレシピ~
ヌーベルズ儀式モンスターの召喚に必要な儀式魔法カードです。
このカードの効果でコンフィラスを儀式召喚した場合、相手フィールドの守備表示モンスターを表側攻撃表示にします。
守備表示で粘ろうとしている相手のモンスターを無理やり叩き起こしてヌーベルズモンスターの効果でコストにするための準備をすることができます。
先行1ターン目ではあまり意味がないので、2ターン目以降に使う場面があればといったところです。
私はピン差しにしています。
Recette de Poisson~魚料理のレシピ~
肉料理のレシピと同じくヌーベルズ儀式モンスターの召喚に必要な儀式魔法です。
このカードの効果でブエリヤベースを儀式召喚した場合、デッキ・墓地から魚料理のレシピ以外のレシピ儀式魔法を手札に加えることができます。
ヌーベルズの展開はこのカードから始まることが多いです。
大体はとりあえずブエリヤベースを立てることになるので、肉料理のレシピを持ってきて余裕があればもう1儀式、でもいいですし、ブエリヤベース止まりでも悪くはないですね。
肉料理のレシピは1枚でしたが、魚料理のレシピは2枚入れています。
Recette de Specialite~料理長自慢のレシピ~
(1)の効果は自分フィールド上にヌーベルズが存在する場合、モンスターの効果・魔法・罠を無効にする効果です。
また、ヌーベルズモンスターの効果で特殊召喚されたヌーベルズがいるときは無効にしたカードを破壊することもできます。
ヌーベルズは対象に取らない除去にはめっぽう弱いのでいざという時には惜しまず使いましょう。
破壊効果は大体の場面で使うことができるのですが、無効にしたい効果が魔法や通常罠などの場合はほとんど意味がないのでおまけ程度に覚えておくと良いです。
相手モンスターに使うときは一緒に破壊するのはアリですね。
(2)の効果はハングリーバーガーが特殊召喚された場合に相手モンスターを全てリリースする効果です。
バグリエルの効果を使えば相手ターンにも発動でき、全体除去が可能です。
バグリエルの効果では攻撃表示モンスターしか除去できませんが、ここまで繋げられれば守備表示モンスターも一気に処理できます。
対象に取る効果ではないので対象耐性のあるモンスターにも強く、効果を受け付けないモンスターやリリースできないモンスター以外に強く出られます。
ハングリーバーガーを特殊召喚するのがロマンだけではなくなったのは嬉しいポイントですね。
遊戯王のゲームで近づくものを食べてしまうというフレーバーテキストがあったので、それを意識して考えられた効果かもしれません。
Recette de Personnel~賄いのレシピ~
(1)の効果は自分フィールドの儀式モンスターを対象にして発動し、ヌーベルズトークンを自分フィールドに特殊召喚する効果。
トークンを生成できることより、料理対決と同様にヌーベルズを対象に取れる効果のほうが多用されます。
罠カードですので相手ターンにヌーベルズの効果を能動的に使うことができるのがえらいですね。
ただし、対象にしたヌーベルズがコストになった場合はトークンのレベルは1になってしまうのには注意が必要です。
レベル3・4のヌーベルズを対象にして、ほかの余ったモンスターをモンスター効果のコストにするのがよさそうです。
(2)の効果はフィールドで表側になっている自身を墓地へ送って発動する効果。
儀式魔法と同じように使用できますが、リリースするレベルはぴったりでないといけないので、やや使いにくい場面もあります。
1枚くらい入れてもいいのですが、私は賄いは抜いています。
以上がヌーベルズサポートの魔法・罠カードです。
いずれも効果的なカードですが、激しくアドを取れるわけでもなく、サーチ手段もそれほど多くないので地味な印象です。
しかし、ある程度デッキに入れておかないと展開に困ることもあるのでバランスを考えたいところですね。
ヌーベルズはモンスター、魔法罠と基本的な汎用カードを入れるとあっという間に40枚になってしまうのであまり悩む余地はありませんが、そこら辺も決闘者の個性が出る部分かもしれません。
魔法・罠に限った話ではありませんが、クーベルに関連したカードなどもそのうち出てきてくれると嬉しいです。
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