七彩ファーム探訪記1

画像1 羽衣国際大学人間生活学部食物栄養学科金岡ゼミです。2023年4月20日に羽曳野市の七彩ファームさんを訪問し、農業への思い、取組みについてインタビューさせていただきました。学生たちは卒業研究として、地産地消の課題、食の循環、収穫物の活用について学んでいきます。収穫体験とその収穫物を活用した献立作りをします。七彩ファームさんは、一般の方々が利用する八百屋さんに出荷しています。販売された作物が家庭で美味しく食べていただけるよう取組みます。次回は河内一寸そら豆の収穫体験を支、学生たちが考えてきた献立を調理します。
画像2 七彩ファーム代表の川崎さんに学生たちがインタビューさせていただきました。この日に向けて学生たちは、質問内容の抽出、確認に取り組みました。「農業を始めようと思ったきっかけ」「野菜を作るにあたってのこだわり」「コロナ禍での物価高騰もあるなかで、工夫をしたことは」「大阪府4Hクラブ連絡協議会(大阪府内の若手農家が集まった農業青年組織)での主な取組みは」など20近くの質問に、川崎さんが丁寧に回答してくださいました。」
画像3 訪問時にカブトムシを養殖している業者さんから肥料の納入がありました。カブトムシの糞です。カブトムシは幼虫は腐葉土や朽ち木を、成虫はクヌギやナラの樹液を餌とするそうです。そしてカブトムシの糞は作物の肥料として利用されます。養殖業者さんにとっては糞を廃棄すると費用が掛かりますが、こうして農家で有効利用してもらうことで経費削減ができます。まさにこれは食の循環!学生たちも座学で学んだことを、体感できました。
画像4 七彩ファームの河内一寸そら豆。沖縄出身の学生が「そら豆を食べたことがないです。お店でも売られているのを見たことがないです。」と言っていました。代表の川崎さんは「鹿児島県がそら豆の産地なので、沖縄でもありそうよ」とおっしゃっていました。
画像5 河内一寸そら豆!もうすでに立派な実がついています。次回はこれを収穫し、献立開発をします。どんなメニューが出てくるか?作りやすく美味しかったメニューはレシピにして、消費者に届けます。
画像6 代表の川崎さんから説明を聞く学生たち!「ダンゴムシが苦手!」「カエルがいる!」と大騒ぎ。河内一寸そら豆の収穫は5月半ばまで。自然のサイクルに合わせて作業を進めます。次回は収穫をしますので、服装の注意点もお話しいただきました。

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