機械設計用の3次元CADとは(2)
今回は、3次元CADのメリットとデメリットについてです。
裏を返せば、2次元CADのデメリットとメリットにもなります。
1.メリット
部品図作成が楽:組立図と部品図のリンクが取れている
干渉チェックが楽:自動干渉チェック機能が備わっている
重量計算:材料情報を入力すると自動で計算
視覚的で直感で構造を把握できる
構造把握に頭を使わなくて良い
組立可能性確認が楽
改造が早く完了できる
顧客説明が楽(逆にいろいろ指摘がある場合もある)
スペースがない場合の設計が可能(特に改造の場合)
電気屋とのコミュニケーションが取りやすい
DRで指摘を受けやすい
部品表がほぼ自動で作成可能
様々な方向からのレビューが可能
2.デメリット
高性能PCが必要
CADソフトが高価
大規模のアセンブリには不適かも?:PC性能が必要
芸術的な部品にならないよう注意が必要:どんな部品も作成できる
3.2次元CADのメリット・デメリット
大方、2次元CADのメリットは、3次元CADのデメリットの否定
2次元CADのデメリットは、3次元CADのメリットの否定
であります。
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