おせっかいキーニャ#4

キーニャの恋愛事情へようこそ！

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前回、元彼のことを自分のことのように四六時中考えていたキーニャ。

さて、これからどうなっていくのでしょうか！
では、続きをどうぞ。

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とうとう支出に対して収入が限界を迎え始めた元彼は、家賃の安い場所へ引越しを考え始めました。

離れたくないキーニャはもちろん反対。
ですが、彼の現状を冷静に考えると、その方がいいのかもと思い直しました。

引っ越し先は、キーニャの家から電車で1時間半の場所。
往復1600円、行こうと思えば行ける距離でした。

1年間以上、何かあればすぐに会いに行っていたキーニャは、何か問題が発生してもすぐに会いに行くことのできない距離に不安でいっぱいでした😣

不安定な中距離恋愛の始まり

元彼の生活状況については、知らないことはないくらい、全てのことを把握していました。

家庭環境、経済状況、人間関係。

こんなことは言いたくないけれど、はっきりいって元彼は『だらしない生活』をしていました。

"彼の経済状況を改善するには"
"仕事での人間関係を良くするためには"

自分のことなんかとにかく後回しで、
仕事終わりに1時間以上かけて説得しに行ったりもしました。

"どうしたら伝わるのか''
"どうしたらわかってくれるのか"

でも、キーニャが必死に考えて、彼の気持ちを変えようと説得すればするほど、彼のプライドを傷つけ、やる気を失わせていることに当時のキーニャは気づきませんでした。

キーニャと出会った頃は、誰よりも仕事を楽しんで、上司やお客さんから可愛がられ、なにかと褒められることが多かった元彼。

本当は彼も、自分自身に絶望していたのかもしれません。

時間がたった今わかるのは、
本当の彼は自力でなんとかできる人だった。

キーニャの恋愛事情より