ある転職先の話 初日
その会社には社長いわく 雑用をこなす あっちゃん(敦子さん) 営業事務の玲ちゃん(玲子さん) そして経理の私、優ちゃん(優子) の女性3人
男性は営業に2人・設計に2人 社長をいれて8人体制でした。 女性はみんな「チャン」呼び 「彼氏おる?」「優ちゃんかわいいな」などなど、この会社に限らず何でもアリの社会でした。
まず教えられたのは電話受け ニヤニヤしながら社長が 「優ちゃんやってみて」 私「?」 フツーに「はい○○会社です」 社長「アカン!アカン!玲ちゃんシッカリうちのやり方教えとき」と高笑いしながら去っていきました。 玲子さん 「あのね○○会社ですは言わないで。まず、ハイだけ言って」 私「?」 玲子さん「かけてきた人が○○会社ですか?って聞いたら はいそうです」 私「?」 それと相手の名前は大きな声で復唱する事!居留守使う場合もあるから、すぐにいますってつながないでね!
それで面接の電話の時 やたら 「あ、面接希望の方!あ、とらばーゆ見られて!ハイ!」と、多分敦子さんが 超てんぱって復唱されてたな〜と思いだしました。必死で周り見回して復唱してたのか・・フフ
あとから聞きましたが敦子さんは、この会社が初就職先で会社とはこーゆーモノなのか・・と思ってしまうチョット世間知らずで真面目な天然のいい人でした。
このあたりで、さすがの私もようやく変な会社と思いましたが、せっかく入った会社なので、色々な疑問は置いといて仕事をサクサク覚えていきました。
玲子さんは 世間の酸いも甘いも見てきたわ・・的なかっこいい落ち着きのある27歳 敦子さんは優しい天然23歳 おもしろがりの私19歳 男性陣も個性豊か。 すべりだし「?」はたくさんありましたが、まあまあ順調な船出でした。
続く
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