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中小企業診断士 二次試験 事例二 一次試験から見えるもの

端的に話すと、ブランド理論は出ますね。

【一次試験問題と回答】
令和二 経営
第34問 問題文
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
企業は、ブランド・エクイティを創出し、維持し、強化するために、自社ブランドの市場状況と製品状況を考慮しながらブランド戦略を展開している。自社ブランドの市場状況と製品状況によって、当該ブランドが採るべき戦略を検討する際の戦略枠組みである。自社の既存ブランドが、既存市場において、新たなブランド名を付すことによって再出発を図るというCに該当する戦略として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。ここでいう市場とは、ニーズや用途を意味する。

回答は以下のとおり。

ライン拡張ーブランド強化
〇ブランド拡張ーブランド変更
マルチブランドーブランドリポジション
新ブランドーブランド開発

【ブランドの知識整理】
ブランドは製品戦略の一部であり、マーケティング戦略の一部のことです。
ブランドにより、B社の競争優位を示し、大企業の競争を回避します。
ブランドは3つ。
❶製品ブランドープライベートブランドでアンブレラ効果や従業員のモチベーション向上につながります
❷企業ブランドーナショナルブランドでコミュニケーションの効率性に繋がります。
❸地域ブランドー地域アイデンティティの確立に繋がり、地域の活性化や少子高齢化の解消に繋がります。

【気になる事】
ブランドのパッケージが一次試験で出てますね。
結論、パッケージは形状の工夫でブランド認知や感覚価値を高めます。

令和二 経営 第36問
パッケージ・デザインに関する記述として、最も適切なものはどれか。

回答
パッケージにおける便宜価値は、開けやすい、使いやすい、持ちやすい、捨て やすいといったパッケージの改良によって高めることができる一方、感覚価値 は、パッケージ・デザインに対する情緒面の感覚が中身にまで移るような感覚転 移の効果を生じさせることによって高めることができる。

事例二でパッケージが出たら、資源で抜き出したいですね。
間違いなく、B社の強みに直結しますから。そして、点数に直結します。

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