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僕には”the times they are a-changin'”が聴こえる。

Appleの”think different”という有名なキャンペーン。 

ボブディラン
ピカソ
ダライ・ラマ
アインシュタイン
モハメドアリ
アンディウォーホール
エジソン
ジョンレノン&ヨーコ
(写真はウェブから拝借しました。。。) 

彼らのポートレートに “think different ”のコピーだけ。
そして彼らはapple信者でもなければapple製品のユーザーでもないはずだ。(すくなくとも公言はしてない)
でも、これを見るとAppleが思い浮かべるユーザー像が見えてくる。
そして、Appleという会社がどんなスピリットとアティチュードを持った会社なのかが見えてくる。
このポートレートの偉人たちは有名だ。パッと見て誰だかわかるくらいに。でも彼らも最初から有名ではなかった。最初から賞賛されていたわけではなかった。最初は否定され、酷評され、下手すると差別されていた。 

考えていることもバラバラだろう。 

でも、共通して言えるのは、世の中のカウンターとして存在し、それをし続けることによって、時代を、流れを、考え方を変えていった。 

一見、抗えなさそうな画一的な価値観も、実は誰かが決めたものだ。今の日本円(Yen)だって、150年しか歴史がない。

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

方丈記の序文は世の中の無常や刹那を象徴的に表現している。常に同じものなんかないのだ。

つまり、「同じに見えている」のは、実は自分がそういう視点で「見ているだけ」ってことだ。

制度やルールは固定されている。でも時代は変化している。
ここに考えるギャップがあるはずだ。

ボブディランは鴨長明が方丈記を書いた750年後にこのうたを歌った。

The Times They Are A-Changin'
邦題は ”時代は変わる”

生活は変わる。テクノロジーや社会の変化で。でも制度やルール、しきたりは昔のままだ。

そこのギャップや矛盾を感じて、アクションをしている人。
不透明な未来に明るい景色を描く人。
より良いコミュニティを作り、地域に安息の場を作ろうとする人。
自分の課題に粛々と取り組む人。

そんな人にALL YOURSの製品を身にまとって欲しいと思う。

僕らの服は「着ていることすら忘れてしまう」ことを目指した服だ。

今までのファッションは「着ていることを意識する服」
僕らの服は「着ている事すら忘れてしまう。」
そこには、カッコいいも悪いも存在しないんですよね。

服がカラダの一部になったような、自然に、そこにある感じ。

今まで僕らの製品について言われて一番嬉しかったのは
「朝起きて思わず手にとってしまう」
この一言。
それは生活に溶け込んだという事。
これが一番嬉しいんです。
かっこいいだとか悪いだとか、トレンドだとかストリート感だとか、全くそんな事意識していません。

引き算で生まれたアイディア。
矛盾と環境に適応して着ている事すら忘れてしまう。
持っているものが減る。持っていく荷物が少なくなる。
そんな体験を提供しています。

それが「インターネット時代のワークウェア」というコンセプトでもあるのです。

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