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露出って好きですか?


お衣装ライターきむらです!



ヨーロッパ製一点物社交ダンスドレス衣装用生地資材を扱う会社、(株)アウトレットドレスJJで働いております。

SNSでは【お衣装ライター】として自社商品を用い、そのデザインや仕様、資材などを解説&ご紹介したり!

他のパフォーマー様を交えた企画等も行っております!


自己紹介noteです☟



露出ってお好きですか?


まずお答えします!
私は好きです!

でもこれはやたらめったら、どこでも誰の前でも肌を出したい、ということではもちろんありません笑。

私は【お衣装ライター】ですので。
お衣装を着る場面で。
華やかに装う場面において、の露出が好きです!

そういった場で普段より肌を出す装いをすることが好きですし、そんな装いをしている方を見るのも好きです。


皆様はいかがでしょうか?


苦手、って方はいらっしゃるかもですが。
嫌いっていう方はいないのでは?と思うのですが・・・。


華やかに装う場での露出


私は最初にお伝えしてしておりますように、社交ダンスの衣装をメインで扱っております。


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社交ダンス衣装は上写真のように、露出がほとんどないものから、すっけすけで大胆な露出のものまで、様々なデザインがあります。


また社交ダンスのパーティなどでは自分が踊る発表の場面で上写真のような装飾の入ったドレスを着て、それまでと発表後にはイヴニングドレスやパーティードレスを着ることも多いです。

この二つの違いは微妙なのですが・・・ざっくり言いますと。

裾をあえて引きずるようなものがイヴニングドレス、結婚式に参列するような物がパーティドレスでしょうか。またご自身は踊らず、お友達や習っている先生の発表を見に行く、という風習もあります。その場合もイヴニングかパーティドレスか、お着物を着る方もいらっしゃいます。


そのような装飾キラキラ、ではないドレスでも露出のあるものをお召しになる方は多いです。


それは華やかに装う場、であるから良いのです!

その格好で電車に乗って来る方、スーパーに行く方、はおそらくいらっしゃらないかと思います。(いたらごめんなさい・・・笑!お車で来る方ならいらっしゃるかも!)


結婚式でベアトップドレスだからといって、デコルテ出しすぎ、なんていう方はあまりいらっしゃらないのでは?と思いますし。

新体操でレオタードだからといって、あの格好なんなの!?肌出しすぎ!!ともならないですし。

水商売の方のドレスだって・・・

ということですよね。


華やかに装う場であるからこそ、美しい露出は良いとされているのです。

二の腕、デコルテ、胸元、背中、腹、太もも・・・


日常ではそこまで出さないでしょ?という部分もあえて見せる。
または体のシルエットを思い切り出す。

”人間本来の美しさ”を見せることが露出である、と私は考えています。


露出=ドレスアップ?


ヨーロッパ製一点物社交ダンスドレスをとことん解説する、お衣装超解説という企画にて。度々お伝えしているのですが。


いつもよりも肌を出すこと=ドレスアップになる!

肌を出しているってそれだけで特別感がありますよね。
つまり特別な装いに見える、ということです!

いつもと異なる装いをする、とは。
いつもは着ないような色を着る!でも良いですが。

日常では出さない二の腕を、背中を、脚を・・・出してみる!それがより特別感に繋がります。

我々衣装屋は無理に露出を進めることはありませんが、可能な範囲では。いつもよりは少し肌を出す装いを提案することが多くあります。


とはいえお苦手な方へ


とはいえお苦手な方いらっしゃいますよね・・・


「絶対二の腕は出したくない!」「背中は肉が付いているから無理!」などなど。お悩みは人それぞれ。自分のお体に悩みがなく自信満々な方は本当に少ないです。

メリハリを持たせてあげることが大事なので!
全身を覆えば気になるお体は隠せるか、といったらそういうわけではありません。隠した分布地が増え、余計にお体が大きく見えてしまう、なんてこともありますからね!

二の腕を絶対に出したくない方は、しっかりお袖付きのお衣装にして。その分デコルテをすっきりと出すデザインがおすすめです。

デコルテが苦手ならお背中ですね!

または長袖丈にせずに、七分丈袖にして手首を出すオフショルダーにして肩を出す、など。抜け感を作ることもおすすめです。


脚を出したくない方は、フレアスカートにして脚のシルエットは全て隠し、足首を出してみたら?

またはスリットからちらっと見せるならどうでしょう?


デコルテも二の腕も、お背中も脚も。
全て隠してしまうなんてもったいない!
メリハリを持たせてあげるだけでお体がぐんと、美しく見えるバランスがあるはずです。


華やかな場での露出が好き!とお伝えしましたが。
私も出したくない箇所はあります。
私は体の中心(お腹、腰回り、太もも)に余分な肉が付いている体型です。

直接私と会っている方はもしかしたら「え~」と思って下さるかもしれません。何故かというと、私は顔、首からデコルテ、手首足首に肉が付かない体型なので。洋服を着ているとわりと華奢に見える体なのです。

普段着ではボディラインを出す格好はしませんが、お衣装を着る場面では!

あえて腰回り、ヒップが強調されるものを着ることが多いです。私はその辺りにボリュームがあるので日常着ではなかなか出しづらいシルエットなのですが。(タイトスカートを着ると凄いことになります苦笑!スキニーデニムも履けません苦笑!)

華やかに装う場面ならばとても褒めてもらえるので嬉しいんです!
「良い腰回りしてる!セクシーね!」と言ってもらえます♪



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☝とんでもなく微妙な顔をしておりますが苦笑

このワンピースは全身ストレッチ生地でボディラインに沿うタイプ。スリットがしっかりと入っているので太ももがちらちらデザインです。

この写真でも私の腰回り~太ももまでまあまあなボリュームがあることが伝わるかと思います。

でもこういう場なら!思い切ってそのボリューム感を出してしまった方が映えるな♪と考えています。


露出している人=エロくて軽い人、ではない!


そう、そしてこれも重要と考えていること。

肌を出している格好をしている人=エロくて軽い人
=触って良い、下ネタを言って良いなどなど・・・

このお考えの方、まだまだいらっしゃいます。
本当に心の底から否定します!!!
そこを一緒にしてはダメなんです!!!

もちろん露出をしているので、「色っぽいな~」という目を向けられることはあると思いますし。性的な意味でも魅力的と感じてもらえるのは良いこととも考えます。

前述したように、私もセクシーね!と褒められるのはとても嬉しいです。

けれど上記のような安直な考えは本当にやめてもらいたいなと思っております。


私はお衣装座談会、という様々な種のパフォーマー様と衣装を持ち寄ってお話する会を企画しているのですが。


第一回はバーレスクダンサー様とサンバダンサー様。どちらも露出の高い恰好をするパフォーマー様。

特にバーレスクはお衣装を脱いでいく、というものなのでなおさら。

もちろんそれを「セクシ~!!」と思って見るのはとっても良いこと。でもその露出した肌を安易に触って良いと思うのは悪いこと。ということです。

サンバダンサー様も、「お尻ばっかり撮るのは辞めてほしいな」とおっしゃっていました。うん・・・そうですよね。


敬意を持って、その美しい、「人間本来の美しさ」を愛でて頂きたいなと思うのです。



これらはわりと普段から考えていることではあるのですが、しっかり文章にしてみたい!と思い綴りました。

普段とは異なる華やかな装いにおいて、露出とは大きな役割がありますが、同時に難しいものでもあります。


人に不快感を与える装い、下品な露出、は良くありませんが。
その方に合った、美しい露出を提案し、ドレスアップにつなげていくお手伝いが出来ればなと日々考えております。


皆さまのお考えてもお聞かせくださいませ。

本日もお読み頂きありがとうございました!
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お衣装ライター きむら
Twitter:KIMURA_JJ









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