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株式会社イーストサイド、はじまります。

この度、株式会社イーストサイドを設立しました。

自身では2回目の起業になります。

僕たちは、「人生が豊かになる自然と人の暮らしを伝える」をミッションに、北海道の東、弟子屈町(てしかがちょう)を拠点に事業を行います。

厳しくも美しい自然の暮らし


弟子屈町は、北海道の東側(道東)にある人口7,000人ほどの町です。町の一部が阿寒摩周国立公園に含まれています。

僕が家族と住んでいる自宅も国立公園内にあります。

借家なのに温泉がついていたり、街灯が少ないので月や星の明るさに感動したりと自然を身近に感じる環境で暮らしています。(人よりも蝦夷鹿やキツネをみかける日も多い・・・)

そして、都市部だと困ることの多い子供の遊び場問題。自宅から屈斜路湖まで徒歩3分ほどなので、自宅の裏に巨大な湖が併設した遊び放題の庭があるイメージです。笑 

冬はマイナス20℃、夏は30℃近くにもなり、平均気温は年間通して5℃!

1月の屈斜路湖

先日もうっかり水道を凍結させてしまい、四季の変化に合わせて自然環境に適応した暮らしをしていかないと、冗談ではなく身の危険を感じる時があります。

そんな厳しくも美しい自然が残る弟子屈町。

弟子屈町の特徴はその圧倒的な自然だけでなく、僕たちよりもずっと長く住んでいるアイヌの暮らしからも多くを学ぶことがあります。

自然からの恵みを取り過ぎない考えだったり、自然と人の関わり方など、これからの自然と人の共生には欠かせない考え方です。

自然をただ消費して発信していくのではなく、日々僕たちが暮らしながら吸収した自然と人の関わり方、考え方などを事業を通して伝えていきたいです。

本社のある"まる山"(タプコプヌプリ)は、アイヌにとっての信仰の対象、砦、大事なことを決める場所 (会議場)でした。奥に見える湖が屈斜路湖

「何をするか?よりも誰とやるのか?どこでやるのか?」


22歳の時に大学の友人と合同会社Staylinkという会社を起業しました。

紆余曲折がありながらも今年で9期目になります。

その時からずっと大切にしている言葉は、「何をするのか?よりも誰とやるのか?」ということです。

会社を経営し続けていると、困難な状況が多々あります。

そのような状況でも、信頼できる仲間がいることが一番の支えになります。

そして、今強く感じていることは「何をするのか?よりも誰とやるのか?そしてどこでやるのか?」という特定の場所へのコミットメントがとても大切になってきているということです。

バーチャル空間、そして場所にとらわれない働き方が広まるにつれて、リアルな場所の価値は上がってくると思います。

記憶に残り続ける場をつくっていく


Staylink設立時からWAYAというゲストハウスを運営しています。

今のような国境を越えての交流が困難な状況でもWAYAという場を通じて生み出された繋がりが世界中にあります。

もちろんオンラインでの気軽さもありますが、対面で会って人間関係をつくっていきたいと、多くの人が感じてることではないでしょうか?

オンラインで話した時の思い出よりも、場所に紐づけられた体験の方が記憶として残りつづけると思います。

僕たちの運営する場を通じて、その土地に脈々と残り続ける自然と人の暮らしを記憶に残る体験として提供していきます。

また場の運営には、物理的な人の手が必要不可欠なものです。

一部の運営をデジタル化できたとしても(もちろんオペレーションで効率化できることはどんどんデジタル化していきます)、最終的な清掃業務、現場での管理業務などは物理的な人の手と目が必要です。

だからこそ、事業が拡大していくにつれて、その場所に住みながら事業に関わる人々の生活や環境も豊かになっていく必要があると思います。

具体的な事業内容に関しては、次回以降に書きたいと思いますが、4月からホテル、サウナ施設などの運営を始めます。

スピード感を持って道東エリアそして北海道全域に事業を展開していく予定です。

今夏オープン予定のホテル
設計 PAN- PROJECTS


4月から事業拡大予定です。弟子屈町での事業を一緒につくっていく仲間を募集しています。


少しでも興味ある方は、ぜひご連絡お待ちしてます!TwitterのDMも大歓迎です。

株式会社イーストサイド
代表取締役 木村高志

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