本屋さんの話。
本屋さんの新刊コーナーに、大好きな作家さんの本が複数出ている時が、とても心躍るのです。
あれも食べたいけどこれも食べたい、あぁどうしよう。という気持ちで手に取り、中の書体や背表紙や帯をじっくりと観察する。触り心地を確かめる時もある。めくる感覚を何度も確かめる。
パラパラとめくる時に見える言葉やフレーズが、私の心を更にドキドキさせる。
そうしているうちに、あっという間に10分20分と経っているのだから、好きなものを見つめている時の時間の短さに驚く。
大好きな本を見つけた時の気持ちを持って、世界を見つめられたら。
一瞬でおばあちゃんになっているかもしれない。なんてことを思った。
それは幸せなこと。
その瞬間、満ち足りていればこそ。
2015年、冬の本屋さんにて
頂いたサポートは、木村仁美(Chami)の日々の活動・制作にまつわる費用。都内までの交通費や、生きるためのあれこれ…として大切に使わせて頂きます！涙 いつも、いつも、応援ありがとうございます。