盤の沢山 2022/10/9

この日は、家族で、どこかの山に行く予定であったが、都合が合わず、一旦白紙になった。しかし、天気が良い事から、嫁さんと行く事になり、先週買ったガイドブックを開き、盤の沢山に向かう。
水場のある登山口は、水汲みの人が次から次へと来て、賑わっていた。散策路を歩きながら、登山口へ。南区なので、熊に怯えながら歩く。
登山道は、歩き易い道であったが、次第に急になり、落ち葉の下に隠れている岩に滑り、歩きづらくなる。嫁さんの膝が心配。
林道を二つ横切りコルへ向かう。道は、真っ直ぐつけられており、木々につかまり登る感じだ。下りが心配される。幸い気温が低くて虫がいないため、気が楽。

真新しい看板

コルに出る。北峯に向かう道も、開かれたようだ。ここから、稜線へ向け、また、ひと登りが始まる。誰もいない山。ガイドブックに乗ったことから、賑わっているかと思ったが、賑やかなのは、水場だけだった。
見晴らしは良くないが、稜線の切れ間から、札幌市内を見渡せる事ができた。

天気最高

次の目標の山々をみながら、登り続ける。
稜線に出ると歩きやすくなるが、道幅が狭くなり、足を踏み外すと、下まで落ちないか心配にぬる。三角点に到着。見晴らしの良い最高点までは、直線500メートル。せっかくだから向かう。

三角点地点

さらに登り下りを重ねて、ようやく、最高点まで、到着した。ここまで、およそ2時間。急な登りに時間が喰われた感じだ。

登頂

見晴らしは良く、札幌岳が正面に見える。次はこの山かな。誰もいない頂上で、おやつをたべ、景色を堪能する。
さて、下りが心配。嫁さんの膝は大丈夫そうだが、急な下りで、滑らないか、滑り落ちないか?それに巻き込まれないか?杖を長くして、歩き出すが、何度も奇声をあげ、その都度振り返る。下から登って来る方が、三組。みんな、重役登山なんだ。
三度転んでコルに着く。三度で良かったと、安堵する。灌木の中を歩きようやく下山する。一人で歩いたら、気にならない山だが、連れが一緒の場合は、時間配分や、ペースに気をつけないと、遅れる事がわかった山だった。