【LAKILAKI WASABI】女性キャラクター

こんにちは。
ここ最近、割り箸が上手に割れません。
キモラです。

今日女性キャラクターをなんとなくシーン順で追っていきます。


赤鬼狂女

新キャラ・赤鬼狂女
「狂女」は「キョウジョ」と読むのか「クルイメ」と読むのかわかりませんが、「狂女」は戦前の文豪の誰かが作った造語のようです。
本をほとんど読まないのでネットで軽く調べただけなのですが、戦前の小説ではそこそこモテる男がメンヘラと不倫する話が多いようで、いざ別れるとなって不倫相手が発狂して面倒臭くなると「なんとあはれな狂女だろう」とか言い出すパターンがよくあるみたいです。
戦前も令和もクズの言うことは同じですね。

なぜ「狂女」という名前が付けられたかという点ですが、「カレーポリス」が警察ではないのに「ヤクザ」の対照で「ポリス」と名付けられたように、男性のみで構成された「狂徒」の対照で「狂女」があてがわれたと思われます。
武力行使やアジトを焼き払うなど、まあまあ狂ってはいるのですが、商店街は赤鬼狂女によって救われましたから、ありがたいと思ってる人はそこそこいると思います。

画像7


フィクションの世界でよくあるのは、女性のみで構成された組織ってだいたい「身寄りのない訳ありな人々」の集まりだったりしますが、赤鬼狂女もそうなのかもしれません。
銃や爆弾ではなく、弓や長刀、太刀、日本刀など、扱うのにある程度の腕力が必要な武器をわざわざ選んでいて、ブーツやピンヒールなどの戦いに不向きな靴でもこれだけ戦えるのは、日頃から訓練をしているということで、いつもどこかの集団と戦ってるのかもしれないですね。
もっと言うと、「果たし状」を送りつけて抗争をしかけているので、自分を守るための戦いではなく、自分から敵を作って殲滅しにいくスタイルであることがわかります。
着物やアクセサリーは「赤であればなんでもいい」ような感じで、それぞれお洒落を自由に楽しんでいるようにも見えますよね。
冒頭の女子高生(制服→人に決められた服を着る、山葵狂徒に抵抗できない)とは対照的なのがわかります。赤の3人娘

MV内で最初に登場するのは、サラリーマンが連れ去られるのを物陰から見ているところです。
このシーンは2通り考えられるのですが
①山葵カプセルの存在を知っていて山葵狂徒を偵察していた
②普通にサラリーマン拉致事件に遭遇し、本当は助けたかったけどその時3人しかいなかったし丸腰だったから物陰から見ていることしかできなかった


①であれば、山葵カプセルを奪って何をする気だったのか?また、それは黒狐の指示によるものなのか?

②であれば、黒狐がプードルを貸し出す条件として山葵カプセルの奪取を提示した可能性が高く、主従関係なのか・対等な交渉が出来る関係なのかなど、黒狐との関係性が気になります。

なんかグランマ

着物の詳細がインスタで明かされたりしたら、また新しい発見があるのかもしれないですが、MVに映ってる限りでは着物に家紋は見つけられませんでした。
それにしてもなんかグランマをめっちゃ厳つくしたみたいなお面ですよね。

果たし状サインアップ_作り

果たし状にはサインとキスマーク、紋のようなものが入っていました。
また、狂女たちが持っている旗に紋らしきものが書いてありそうなのがあるのですが、旗が靡いていたりほとんど紋が隠れたりしていて全部をしっかり見ることができません。
狂女に関しては、静止して全景が映ってるところがなかなかないので、結構インスタ待ちな部分が多いです。

マスク取れる

LLWで一番驚いたのはこのシーンです。
ラキラキの必殺技を受けたリーダーのお面が真っ二つに割れて、中の人の顔が見えてしまいます。
顔を隠している人のお面がとれるのは初めてのことです。
「こんなことあるのか」と驚きました。笑
その直後、敗走して黒狐のところに向かうシーンは真っ二つになったはずのお面がきれいにくっついてるんですが、これはもう「侍がラストで刀を持ってない」的な、「YOGA MONKでヨガ会参加者の靴がない」的な、そういう矛盾カットだと思ってます。

敗走

ラキラキに敗れたあと黒狐の元へ向かいます。
黒狐との関係は従属なのか、対等に交渉できる関係なのかで、「何をしに黒狐の元へ向かったか」が変わってきます。

【従属だった場合】
赤鬼狂女→敗北のご報告・謝罪
黒狐→どうしても山葵カプセルが欲しいからプードルを貸した

【対等だった場合】
赤鬼狂女→敗北したから力を借りにきた

黒狐→プードルを貸す条件として山葵カプセルの入手を提示


到着するなり黒狐はすぐプードルに鉢巻を巻くので、黒狐と赤鬼狂女がどんな会話をしたかは全くわからない上、LLWのMVだけを見るとどちらでも成立してしまいます。
逆に、「結構前から黒狐とは協力関係にあって、それなりに信頼関係を築けている」と言えます。

ライオンキング

個人的にこのライオンキングみたいなシーンめちゃめちゃ好きです。
尺がどうしても曲合わせになるので短くなるのはしかたないのですが、本当はもう少しこの画を引っ張ってほしかったですね…!

プードルに全てを託す赤鬼狂女たち。
文字通り「暗雲立ち込める」ような空が晴れ渡っていきます。

奇襲

狂女たちは奇襲をかけます。
あんなに足引きずってたのにこんなに走り回ってるし、このあと狂徒たちの方からも前に戦ったときはいなかった「助っ人外国人」が出てくるので、何日か経ってきちんと火矢も準備して…ということがわかりますね。

人違い

ロングコート着てる「ラキラキっぽい人」を追いかけてるシーンが一瞬入るのが個人的にはツボです。
こういう「監督のいたずら」は好きです。

なんかグランマ

左側の子は「ファっキューあはははは!」とか言うし、助っ人外国人出てきた時に右側の子が「マザーファッカー」言うし、口は相当悪いっぽいです。

手前のお風呂

助っ人外国人たちが出てくるときにちょっとびびって引いてるのが可愛いです。

ぷードル無双

ここから先はもう1人(?)の女性キャラクター(?)、プードルのターンです。
美人揃いの赤鬼狂女にも容赦なかったラキラキを、パンツ一丁にしたプードルは今作最強の美女です。
銀太くん編で強めに説明しちゃったのですがプードルの力は2つあります。
神風鉢巻の力→貫通タックル
プードル本体の力→幻覚

黒狐は過去作品の流れを汲むと、「山葵狂徒がどうなろうと、山葵カプセルの入手ができればそれでいい」という考え方だと予想することができます。


黒狐に「プラントを焼き払いたい理由」があるとしたら
「新しい山葵カプセルが作られたら困る」、ではないでしょうか。
黒狐は山葵カプセルがどのようにしてできたかを知っていて、あのプラントがあるとその気になればもう一個作れてしまうという不安があると考えると、最後に火をつけた理由がわかるのです。
また、反社組織を束ねる黒狐(黒狐は巨大な組織のリーダーだというのが私の仮説です。#10の動画を見て下さい→https://youtu.be/JOklep9BLLY)にとって、半グレの山葵狂徒は目の上のたんこぶ的な存在なので、潰してくれそうな人たちがいるなら利用しない手はありません。

しかし、先ほどの「赤鬼狂女と黒狐の関係性」次第で、ここで黒狐の思惑にも分岐があります。

【黒狐と赤鬼狂女に主従関係あり】
黒狐が赤鬼狂女に山葵狂徒の破壊と山葵カプセル奪取を命じるが、惜しくも敗走。負けて帰ってきた赤鬼狂女にプードルを貸す。
神風タックルでもラキラキを倒せないと見た黒狐は、ラキラキの命を諦めて(orわざと生かした?)、「プードルの幻覚で足止めをさせるからお前たちは火でもつけてなさい!」と命令。

【黒狐と赤鬼狂女が対等な業務提携の状態】
赤鬼狂女が山葵狂徒と喧嘩して、負けたので黒狐を頼ってきた。
「え?山葵狂徒と戦ってるの?いい方法があるから、山葵カプセル入手してくれないかなあ」と、プードルを貸す条件として山葵カプセルを盗むことを提示
ラキラキにはこの鉢巻のパワーでも敵わないでしょうから、幻覚を使いましょう。あんたたちはラキラキがその場に出てきたらこの子を置いて出ていくんですよ。たいへんなことになりますからね。この子は1人でも大丈夫です。」と助言する。

その後、赤鬼狂女はラキラキが不在の時を狙って奇襲をしかけるわけです。
結果、黒狐は山葵カプセルが手に入り、山葵狂徒は壊滅し、赤鬼狂女は無傷で戻ってくるというパーフェクトゲームで勝利を納めるわけです。

ラキラキのことは諦めたのかわざと生かしたのかわかりませんが、ラキラキ1人では山葵狂徒をあの規模で再起させることは不可能です

それから侍もそうですが、敵もそこそこ戦闘には長けているのにもかかわらず、主人公との戦いを最終的には避けてます。
ヤクザが戦闘を避けた侍と、黒狐が赤鬼狂女に戦闘を避けさせたラキラキが今後一緒に戦うなんて、クライマックスはやべえことになりそうです。
終盤は毎月泣きながら考察してると思います。

いつもより長くなってしまいましたが、今日のところはこの辺にします。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
またよろしくお願いいたします。

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