公文の推薦図書B全部読んでいる途中②

16おかえし 村山桂子 織茂恭子・絵
読んだ記憶がないのにオチを覚えていた。ほぼホラーなのだが。何もかも元通りになった後でも、善意だけが残ったのだ。きっとそう。用意されている各家のごはんが美味しそうなのだな。



18アレクサンダとぜんまいねずみ レオニ 谷川俊太郎・訳
レオニの話はほとんど読んだが、何が言いたいのかよう分からん。ブツッと終わる話も多い。虚無でストレスがないとも言える。


19ホネホネたんけんたい
これはディルドでは?というちんちんの骨たち。
人間にはちんちんの骨がないのだが、もしもあったら火葬の際に「喉仏」のごとく残すのではなかろうかと思った。


20半日村
まあ、「何事もはじめてみないと辿りつかない」という事実は大事。だが私は「村を出る思い切りがあればもっと楽に生きられたべよ」とかいうひねくれた読書感想文を書く小学生でありたい。



22どうぶつのあしがたずかん
絵本そのものの内容よりも、どうやってこれを作ったかという裏事情に興味。



23りんごかもしれない
科学的な視点、とか言い出して読むと面白く無くなる本。


24番ねずみのヤカちゃん
「番ねずみ」のゴロが悪過ぎてソワソワってする。原題は『LOUD MOUSE』らしい。ヤカちゃんのヤカは「やかましい」の「やか」である。やかましいセリフは大きな文字で書かれているので叫ぶように読んでみよう。



26ねこのタクシー 南部和也 さとうあや・絵
長かった。怪我をしたご主人のために働きに出る猫。
乗客がねこに対して割とドライでよい。


27100万回生きたねこ
愛することがどうだの話なのだが。

恐怖をパワーで克服するこちらの方が好き。エッセイを読んでみても、作者は本来戦闘的なひとなのだろう。


31おしいれのぼうけん
二人とも社会的に出世しそう。


32ジェインのもうふ
子どもの視点で描かれていてよい。もうふも成仏したことであろう。


34オコジョのすむ谷 増田戻樹
オコジョを撮るための一冬かけたドキュメンタリー本。野生動物を餌付けしているが、果たしてこれはアウトでは。


35ふしぎなかぎばあさん 手島悠介 岡本颯子・絵
時代遅れ。残念。親世代の本かな。昔の絵本や漫画にありがちだけど、「主人公のテストの点が悪い」とこから始まるのが無理。



36二ちょうめのおばけやしき
家出をするワクワク感。コンロの着火のコツとか、今はもうピンと来なかろう。


38ゆめくい小人 エンデ
おそらく子どもを眠らせるための本なのだが、余計眠れなくなりそう。なんせ小人がめちゃくちゃ怖い。ハンターハンターに出てきそう。


49さんねん峠

ちなみに、私が読んだのは「さんねん峠」以外も収録されているもので、とにかくケチな金持ちが死ぬ話が多かった。罰のために死骸や糞尿が空から降ってきたりするので汚くて嫌だった。「海の水はなぜ辛い」を科学的な話だと思って読みたがって困った。塩を出す石臼が海の底でゴロゴロしてるからというのは有名なオチだし、教養として知っておいた方がいいのかしら。だが、「ほんとは?」と聞かれても困る。


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