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【私が着物の先生になったワケ③】

「着付け教室に行くと、着物を買わされる」ということについて

 はぁ、この回になってしまいました💦💦。

 自分の着物人生を語る上で、避けては通れない「闇」部分なのですが、正直筆が重いです(筆じゃないけど)🤣。

 「着付け教室に行くと、着物を買わされるんじゃないか」という不安って誰しもがあると思います。ここに関しては「ビジネス」として、そして「呉服業界」というものの特殊性を考えると、そうなっていった経緯は明らかです。

 私は「今の呉服業界を変えたい!」みたいな志があるわけでもありませんし、「呉服業界の在り方」に対して意見を述べたいとも思ってはいません。

が、これによって傷ついた人が数多くいるであろうことは、容易に察しがつきます。

 このテーマで書いたら、「こういう嫌な思いをした」といった経験談がズラっと並んでしまうようでそれを想像しただけで、非常に嫌な気持ちになります。なので、そのような経験談は書かないでいただけたら嬉しいです。勝手なお願いですみません。

〇「勉強会」「展示会」といわれる営業


 インターネットが普及して、ネットやSNSが発達し、それを使える人口が圧倒的に増えた今と、昔では明らかに状況が違うので、昔のような被害は減っているのではないかと推測しています。どうなんだろう?

 着付けを習うという時間の他に、着付け教室で多く行われているのが、この「勉強会」とか「展示会」という形態のものでした。
今でもあると思うけどいわゆる「たくさんの人に囲まれて、買いますと言うまで帰れない」みたいなことはなくなっているかと思います(とはいっても、心理的圧はかなりのものなので、よほど自分を強く持っていないとキツイとは思います)。

 じゃあ、そもそも、なんでこういった「勉強会」や「展示会」があるのか。

経営やビジネス面ではなく、あくまで「講師目線」でいうと
着物はモノを見て説明しないとわからない
から、です。

 これは「買わされる云々」といった話とは別に、着物は奥深いものなので「生地」「織り」「染め」「どうやって作られているか」「どういう生地だと着心地がどうか」といったことを説明するのに、画像や口で説明したところでわからないのです。

これらについては今日は主旨と違うので省きます~(笑)。(大事なことなんですけどね)

 とにかく、そういった「勉強会」「展示会」といったものに行くと、着物のことについていろいろと教えてもらえるので、楽しいのは楽しいのです。それぞれの展示会で「今回は〇〇紬です」とか「〇〇織りについてです」といったテーマがあって学べるので、純粋に学ぶという意味では楽しかったです💕。

が、、、💦

〇販売会という流れ


タダでいろいろな高価な着物を触れさせてもらえて、教えてもらえて、それで終わりなわけがなく・・・。
そこからの販売会という流れはある意味仕方がない部分でした。

 私はお金の知識とマインドがとても弱かったので(これはお恥ずかしいですが、今お金の勉強をゼロからしていてどれだけ弱かったか痛感しています)、生徒時代本当に苦痛でした。

 持っている着物を着たいと思って通っているのに、この着物はダメ、と否定され、こういう着物がいいと勧められることにもすごく抵抗がありました。

 前回の先生になる条件、覚えていますでしょうか。
①コミュニケーションがとれること
②マインドの強さ
③着物を買うこと

そうです。私は生徒時代③の「着物を買うこと」に対する抵抗心がとてもあり、先生にもさんざん訴え(今思うと、先生はとても困られ辛かったこととお察しいたします)、そういう意味では問題生徒だったのだと察します。

ここから、「着物沼」(着物の沼・・・多分着付け講師の人でこれにはまっていない人はあまりいないのではないかと思う)にはまっていくのです。。。

そこは次回に。。。

う~、次回はめっちゃ「闇部分」の話です😱。けど、読んでいる人はおもしろいかもしれません😅(私は勇気がいるが)。

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